モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

零番三線式

JAM、終ったぁ

いつものことだが、終ってしまえば「あっ」という間の4日間。まだ車両の点検はしていないが、備忘録としてどんな車両が走ったのかを中心にまとめてみよう。

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EB10は内側の小エンドレスに常駐。純正のコンテナ車によるミニミニたから号が実現した。

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たから号仕様のヨも登場。テールマークが点灯する優れものだ。

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ョの並び。私の(左)はグリーン車の帯色なので、塗色は右の方が正しい。

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茶色で揃った特急編成。EB58はナニワ科学教材の製品と気付く人はまずいない。私がレストアしたやつだから安心して走らせられる。

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青大将色のED60と10系客車。ヤードの出入りは特に推進で入るのが難しく、脱線しないで入庫できるのは3回に一度くらい。

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真鍮製を誇示するED19とEB19。EBはモーター軸の油切れだったので車体を外して注油。ウォームホィールがすぐ緩むのは、止めネジの先端を少しヤスり、接触面積を増やすことで解決した。

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宮澤製電車の3連。敷地100坪以上のお屋敷に住むお坊ちゃまでなければ、こんな編成は実現できなかった。

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ミニたから号は18日になると推進入庫で脱線しやすくなり、機関車の位置を入換えた。機関車の連結器の首振りが足りず、Sカーブ(ヨとコムのあたり)では貨車が振られて車輪が一瞬浮き上がる。

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70系にクモユニを連結。だいぶ両毛線らしくなってきた。

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ラスト3時間を切り、小エンドレスの貨物列車も増結。

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EB10とED10の並びも撮っておく。このあと、EBが牽いていた貨車5両をミニたから号に増結。牽引機もEB、EDの重連として動画を撮ったのだが、静止画を撮り忘れた。

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16:45からは70系80系あるだけ連結の8連を走らせ、17時ちょうどの汽笛で運転終了となった。

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以下は反省点。今回はポイントを4個使ってヤードが4線になった。ポイントは右が1個、左が3個で、そのうちの1個はマシンの向きが違うから、並べ方に制約が出る。15日の設営では4個とも快調に動いていたのに、16日になったら2個が就労拒否となり、最終日まで復活しなかった。

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ヤードの2線にSカーブができてしまい、入線できる車両が限られてしまった。限られたスペースで有効長を確保するためとはいえ、最小限、1両分の直線を挟むという鉄則を忘れ、三線式だからなんとかなるだろうという考えが甘かった。さらに2本のエンドレスの電源を置く場所が接近したので2人並んで座れなくなり、結果的にほとんど私が電源の前に張りつくことになった。

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これは昨年のヤード。3線だったこともあるが、見た目もすっきりしている。三線式を扱った人ならわかるが、接続の爪の方向が決まっているから、そのままではSカーブは作れない。そのために両爪と爪なしのアダプターレールもあるが、Sカーブは作らないに越したことはない。このあたり、来年はもう少し知恵を働かそう。




JAMはあと1日

最大風速35m/sを覚悟せいと脅かされた台風も、幸いたいした被害もなく関東から離れていった。

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16日の朝9:20頃、東1ホールへの通路には例年とほぼ同様の行列ができていた。

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流石に来場者は少なめで、その分、内輪の撮影会で結構盛り上っていた。真鍮製のED19は所有者が最終日は欠席なので、18日には見られない。

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本日(17日)の開場10分前。

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16日いっぱい最後の仕上げをして17日に初登場となった70系。先頭のクハ77擬きは作者の出身地に由来していて、来年はクモユニ74擬きが加わるかも知れない。

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13:50頃の空。気温は何度か知らんけど、体感として5分もいれば干物になりそうだった。

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ほぼ同時刻、入場券を買う列が日光のいろは坂状態になっている。

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101系の4色並びも本日まで。明日(18日)は何が並ぶだろうか。

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純正?のコンテナ車も加わり、たから号は6両に増結。牽引機もEB、EDの重連となった。これは18日もリクエストがあれば運転される。
残り1日は惰性でなんとか乗り切れるだろう。


JAMレポート(その1、本編)

夏の恒例行事として定着したJAM(国際鉄道模型コンベンション)。昨年はコロナの病み上がりで本番は1日のみの参加でしたが、今年はフル出場です。

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17日(設営)の14:17。腰布を張り、茣蓙を敷いてベースを作り、レールをひととおりつなげたところ。まだ館内は冷房が入らないから暑い。

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外はこんな空で夕立は来そうもない。16時半頃に走行確認も終わって退出。大井町で前倒しの打ち上げを行う。

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18日は9:45から朝礼。さぁ、気合いを入れて3日間頑張るべぇ。

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大小のエンドレス各1本というレイアウトは変わらないが、今回はなんと自動ポイントが加わり、大エンドレスにはヤード3線と待避線ができた。

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これは天賞堂製のスイッチボックスで、ポイント切り換えに使っている。オーナーが埃だらけのをヤフオクで落札して整備した。電流計は後付けで、古いタイプを探したとのこと。

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意識したわけではないけど、2枚窓の顔ばかりが並んだ。

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できたてのED10も順調に走った。こうなるとボギーのコンテナ貨車があと数両は欲しい。

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ほぼ全景。レールの継ぎ目で電圧降下があり、一定のスピードを保つのがむずかしい。フィーダーの位置を少しずつ変え、なんとか手放し運転ができるくらいに調節した。

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20日の昼前、ぬか屋さんがコンテナ貨車を持ってご来場になり、ED10で牽引する。カラフルなコンテナは人目を引くから、時代考証がどうこうなんて野暮な追求はしない。

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展示車両もいつの間にか増えた。これでも氷山の一角で、箱から出されないまま大阪に戻った車両もかなりある。

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ちゃぶ台には金鳥蚊取りを置くはずだったが、忘れたので代わりにED60(EF58のショーティー)を置いた。

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たから号は牽引機を交代し、ED10は客車特急を牽く。

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となりのブースの多摩温泉電鉄のメンバーなどが三線式に興味を示し、この電車が一番人気だった。レストアを手がけた当人としてもちょっといい気分。

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最終日の閉場10分前からは湘南型の7連でフィナーレを飾る。いずれもK氏の製作。しかし、この頃になるとだいぶ客足も引き、注目度がいまいちだった。来年は一番来場者が多くなる2日目の午後一に走らせよう。

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17時で閉場したら早速撤収作業にかかる。よくもこんなに運んできたという荷物を車に積み込み終わったのが18時過ぎ。「ほんならお疲れさん、来年もよろしく」「無理せんで休憩しながら帰れよ」でお開きとなった。さぁ、来年に向けてセリアのコンテナを買い足しておかないと。
プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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