ややローカルですが、知る人ぞ知る、夏の恒例行事となっている運転会で、会場は白河市にある大統寺という臨済宗のお寺。長い付合いの模型仲間が住職と同級生だったとかというご縁で、20年くらい前から行われています。会場がお寺だから、参加することは修行になるのだとか。私は2019年に初参加、その後、コロナやら、JAMと日程がダブったりで、今年が2度目の参加となります。2019年は往路をOER3001さまの車に便乗させてもらいましたが、今回は18きっぷで在来線の乗り継ぎとしました。
赤羽7:26発の宇都宮行きに乗る予定だったが、余裕を見て高円寺を1本前の電車に乗ったおかげで、宇都宮線も1本早い列車(1522E)に乗れた。最後尾でクロスシートのクハE230-8041に乗る。浦和で進行方向右側、前向きの席を確保できた。栗橋を過ぎ、車内も空いてきたので、カミサンに作ってもらった握り飯を食べる。
8:42宇都宮着。乗継ぐ黒磯行き(641M)は9:12発だから少し時間がある。改札を出て本日(26日)開業の宇都宮ライトレールを見てこようかと思ったが、営業運転は15時すぎからで、ホームにも車両は見えない。近々、仕事かたがた乗りに来るつもりだから、今日は遠目に眺めるだけにする。
黒磯行きはホームに入っている。E131系の3連で先頭のクモハE131-613に席を確保する。8:59に宇都宮線の1524Eが到着し、乗継ぎ客がどどっと乗り込んできた。そのあとに日光線からの客も受け、定員いっぱいくらいの混み具合になる。途中のまとまった降車は那須塩原くらいで(といっても1両で10人以下)、10:04黒磯に到着。
E131系はローカル用ということで、ドア上の案内表示は1面しかない。しかも千鳥配置だから1両で4面、E233系なんかの2面×8箇所=16面に比べると1/4。1面=10万円くらいとしても1両で120万円のコストカットになる。
黒磯で改札の外に出る客はほんのわずか。ほとんどが新白河行きに乗り換えるため跨線橋に集中する。
以前、黒磯~新白河間はキハ110系の2連だったが、今はE531系の5連になっている。3連から5連に乗継ぐのだからそこそこ余裕はあるはずだ。それにしても土曜のこの時間にこの人数は尋常ではない。18きっぷ利用の割合はどのくらいなのだろうか。
線路脇の建物にこんな文字が残っていた。宇都宮運転所に統合される前のものなのか。
4131Mは黒磯10:22発~新白河10:45着。乗ったのは先頭でロングシートのクハE530-5005。クロスシートは上野寄りの3両なので、新白河での乗継ぎには位置的に不利になる。交直両用車使うのだったら宇都宮から直通させてくれないかな。
ここでも大部分が郡山行きに乗継ぐ。E721系の6連という大盤振る舞いなのは、この時期だけの対応なのかも知れない。
新白河で改札の外に出るのは初めて。右の銅像は松尾芭蕉だ。運転会の主宰者であるF氏の車に乗せてもらい、会場に向かう。
大統寺は4年前と変わらない佇まいだった。
本堂はすでにレールが敷かれている。複雑な電気配線はF氏しかわからない。「えぇと、ここを結ぶコードはどれだっけ」。2台のコントローラーが並んでいては使いにくいので、このあと、1台をポイント関係のコントロールボードの反対側に移した。
電源がつながりヤードへの入線テストをする。赤丸の所のポイントが通電不良でヤードの先に電気が回らない。先端レールとフログを結ぶレールボンドが切れかけていたので、これを私がハンダ付けして一件落着となった。
13時に開通式のテープカットを行う。住職の左が新白河駅長。公務を割いて(地域の行事だから公務か?)の来場だから、この時間を遅らせるわけにはいかない。
私が持込んだのはこの6両。ゴムタイヤを普通の車輪に取換えてから初めての運転になる。前日、自宅での試運転では特定の台車がカーブの継ぎ目で脱線した。原因はレールにありなのだが、車輪は1軸のゲージが0.2mm弱広めだったので交換しておいた。おかげで運転はいたって快調、その気になれば新幹線並みのスピードが出るが、最近の車両に合わせて控えめに走らせた。
これは16時頃で、みなさん運転より冷たくて泡の出る液体が恋しくなっている。外には5インチゲージが敷かれ、保線を兼ねた試運転を担当したが、写真は撮り忘れた。お客さんは運転席の前に座っているお子さん1人だけで、ちょっと拍子抜け。明日はもう少し賑わうことだろう。
運転会は17時で終了し、19時から懇親会となるので、泊まり組は一旦ホテルにチェックインする。新白河駅前の東京第一ホテル新白河で、部屋は7階。この時間になると東京よりだいぶ涼しい。
部屋は必要最小限の広さだが、窮屈感はない。スタンドが画面左手前も含めて3台あるのにどれも調光できず、常夜灯がないのは不便。冷蔵庫は運転状態になるとガラガラ音が響く。まぁ、そのため眠れないほどではなかったけど。
空調は右下のツマミで3段階にしか調節できない。今時こんなのありか。風呂場のシャワー切換えレバーも動作が不安定だった。
これも恒例だけど、NHKのテレビが取材に来て、26日のニュース645(18:45から)と翌朝のニュースで放映された。走行シーンは開通式前の試運転の時だったので、私のほかにOER3001さま、ぬか屋さま、たかべーさまなど東京組が総出演している。
赤羽7:26発の宇都宮行きに乗る予定だったが、余裕を見て高円寺を1本前の電車に乗ったおかげで、宇都宮線も1本早い列車(1522E)に乗れた。最後尾でクロスシートのクハE230-8041に乗る。浦和で進行方向右側、前向きの席を確保できた。栗橋を過ぎ、車内も空いてきたので、カミサンに作ってもらった握り飯を食べる。
8:42宇都宮着。乗継ぐ黒磯行き(641M)は9:12発だから少し時間がある。改札を出て本日(26日)開業の宇都宮ライトレールを見てこようかと思ったが、営業運転は15時すぎからで、ホームにも車両は見えない。近々、仕事かたがた乗りに来るつもりだから、今日は遠目に眺めるだけにする。
黒磯行きはホームに入っている。E131系の3連で先頭のクモハE131-613に席を確保する。8:59に宇都宮線の1524Eが到着し、乗継ぎ客がどどっと乗り込んできた。そのあとに日光線からの客も受け、定員いっぱいくらいの混み具合になる。途中のまとまった降車は那須塩原くらいで(といっても1両で10人以下)、10:04黒磯に到着。
E131系はローカル用ということで、ドア上の案内表示は1面しかない。しかも千鳥配置だから1両で4面、E233系なんかの2面×8箇所=16面に比べると1/4。1面=10万円くらいとしても1両で120万円のコストカットになる。
黒磯で改札の外に出る客はほんのわずか。ほとんどが新白河行きに乗り換えるため跨線橋に集中する。
以前、黒磯~新白河間はキハ110系の2連だったが、今はE531系の5連になっている。3連から5連に乗継ぐのだからそこそこ余裕はあるはずだ。それにしても土曜のこの時間にこの人数は尋常ではない。18きっぷ利用の割合はどのくらいなのだろうか。
線路脇の建物にこんな文字が残っていた。宇都宮運転所に統合される前のものなのか。
4131Mは黒磯10:22発~新白河10:45着。乗ったのは先頭でロングシートのクハE530-5005。クロスシートは上野寄りの3両なので、新白河での乗継ぎには位置的に不利になる。交直両用車使うのだったら宇都宮から直通させてくれないかな。
ここでも大部分が郡山行きに乗継ぐ。E721系の6連という大盤振る舞いなのは、この時期だけの対応なのかも知れない。
新白河で改札の外に出るのは初めて。右の銅像は松尾芭蕉だ。運転会の主宰者であるF氏の車に乗せてもらい、会場に向かう。
大統寺は4年前と変わらない佇まいだった。
本堂はすでにレールが敷かれている。複雑な電気配線はF氏しかわからない。「えぇと、ここを結ぶコードはどれだっけ」。2台のコントローラーが並んでいては使いにくいので、このあと、1台をポイント関係のコントロールボードの反対側に移した。
電源がつながりヤードへの入線テストをする。赤丸の所のポイントが通電不良でヤードの先に電気が回らない。先端レールとフログを結ぶレールボンドが切れかけていたので、これを私がハンダ付けして一件落着となった。
13時に開通式のテープカットを行う。住職の左が新白河駅長。公務を割いて(地域の行事だから公務か?)の来場だから、この時間を遅らせるわけにはいかない。
私が持込んだのはこの6両。ゴムタイヤを普通の車輪に取換えてから初めての運転になる。前日、自宅での試運転では特定の台車がカーブの継ぎ目で脱線した。原因はレールにありなのだが、車輪は1軸のゲージが0.2mm弱広めだったので交換しておいた。おかげで運転はいたって快調、その気になれば新幹線並みのスピードが出るが、最近の車両に合わせて控えめに走らせた。
これは16時頃で、みなさん運転より冷たくて泡の出る液体が恋しくなっている。外には5インチゲージが敷かれ、保線を兼ねた試運転を担当したが、写真は撮り忘れた。お客さんは運転席の前に座っているお子さん1人だけで、ちょっと拍子抜け。明日はもう少し賑わうことだろう。
運転会は17時で終了し、19時から懇親会となるので、泊まり組は一旦ホテルにチェックインする。新白河駅前の東京第一ホテル新白河で、部屋は7階。この時間になると東京よりだいぶ涼しい。
部屋は必要最小限の広さだが、窮屈感はない。スタンドが画面左手前も含めて3台あるのにどれも調光できず、常夜灯がないのは不便。冷蔵庫は運転状態になるとガラガラ音が響く。まぁ、そのため眠れないほどではなかったけど。
空調は右下のツマミで3段階にしか調節できない。今時こんなのありか。風呂場のシャワー切換えレバーも動作が不安定だった。
これも恒例だけど、NHKのテレビが取材に来て、26日のニュース645(18:45から)と翌朝のニュースで放映された。走行シーンは開通式前の試運転の時だったので、私のほかにOER3001さま、ぬか屋さま、たかべーさまなど東京組が総出演している。