すでに何人かのブログでも紹介されている写真展に行ってみた。

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取り上げられているのは草軽電気鉄道、九十九里鉄道、日本硫黄沼尻鉄道の3社で、撮影は広田尚敬さん。日本の鉄道写真家の最長老であることはいうまでもない。いずれも昭和30年代前半に撮影されたものだから、SLブームの頃の広田さんの作品とはだいぶ作風が違うように感じられる。今とは機材も違うし、東京から一番近い九十九里だって日帰りで用が足りる場所ではなかった。沼尻なんて殆ど知る人もなく、地の果てのような感覚だったはずだ。もし私が10年早く生まれていたら、草軽くらいは訪れていたかも知れない。まぁ、理屈は抜きにして鉄道写真という枠を越えた貴重な記録であることは間違いないし、シャッターを切らなければ写真は存在しないということを再確認した。

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会場は日本カメラ博物館JCⅡフォトサロン、地下鉄半蔵門線半蔵門の4番出口から数分の位置で入場無料、2月1日まで開催されている。

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帰り道は四ッ谷まで歩き、新宿から京王線経由で井の頭線に寄り道。明大前の吉祥寺方面ホームは腹ごしらえできる店もあるが、ホームが移転するとなくなってしまうのか。

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永福町で吉祥寺行きの後追いだが、目的はヘッドマークではない。自動運転対応工事を行い、車号が窓上に移されている。ちょっと見にくいが向かって右上、下1桁は隅のRに引っかかっている、もう少し左に寄せても問題はないと思うのだが。

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前面は非常扉の窓下が定位置なので、マークを付けると車号が隠れてしまう。京王に限らず、ホームドアの普及に伴って車号を窓上に移す例は多い。