モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

小田急

並走を撮るのは運次第

鉄道写真の中で2本の列車が並走するシーンを撮るのはなかなか難易度が高い。OER3001さまも地元で小田急と京王の並走を狙い、だいぶ苦労されているようだ。時刻表では駅を2本の列車が同時刻に発車となっていても、実際には15秒単位の秒以下を切り捨てて表示してあるから、最大で45秒の差がある。秒まで同じだとしても実際には発車のタイミングが微妙にずれることがあるから、こればかりは技術よりもその時の運に左右されることが多い。

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6月12日、小田急の梅ヶ丘で構える。地下鉄千代田線に直通する急行は経堂から代々木上原まで緩行線を走る。

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その1分後、急行線を新宿行きの快速急行が通過。ここで急行と快速急行が並走するのは過去に何度か見ているが、その時はカメラを出していなかったりで、まだ決定的なシーンは撮れていない。今回は最初からそれを狙ったのだが、数回とも同じ結果だった。下北沢の発車時刻を調べてみると急行の方が1分早くなっているので、これが少し遅れてくれないと並走シーンは撮れないことになる。

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場所を変えようと思っていたらこんなのが来た。30000形(EXE)ももうデビューして30年になるんだ。

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次の場所は経堂。ここで千代田線直通急行は各停との緩急接続を取る。たまたまホームの中ほどから眺めていた時はほぼ同時進入だったので、これはいけそうとホームの端に移動して構えたのだが、それ以後は微妙にタイミングがずれてしまった。

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並走シーンは諦め、しばし電車を眺める。これは左がサハで右がデハ。デハは車輪を取り換えたばかりなのでサハの車輪のすり減り具合が目立つ。まだ取り換えの規定値には達していないのかも知れないが、早々に取り換えとなるだろう。小田急さんも案外渋いなぁ。

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5000形サハ5363(小田原寄りから3両目の3号車)の屋根上に乗っているのは架線検測の機器らしい。右となりのデハはパンタ付きだが、この位置からで摺り板の摩耗などの検測はできるのだろうか。

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ホームを変えたら同じようなのがもう1本現れた。車号は1番違いのサハ5364で、こちらは検測機器がない。2025年1月の竣工だからしばらくは準備工事のままなのだろう。

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帰り道は豪徳寺から世田谷線に寄ってみた。下高井戸寄りであじさいはほとんど見られず、松原の手前で僅かに咲いているのを強引に絡めてみた。

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下高井戸の手前。例年どおり舘葵(たちあおい)が咲いていたので、お決まりの構図で1枚撮っておく。

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これは別の日の撮影で、GSEカラーの高速バス。何度か見ているがいずれも目の前を通り過ぎるだけだった。運よく新宿駅南口でバスタに向かうのを見たので、バスタの4階まで追いかけた。

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その約6分後、実はこの頃、駅そばの禁断症状が出ていたので、南口改札内にあるそば一の暖簾をくぐった。見た目はまぁまぁだけど竹輪は明らかに粉っぽくなっている。

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家に帰ってから並走シーンを探してみた。これは2015年4月、京成電鉄特集の仕事で高砂には何度も足を運んだ。たまたまカメラを構えてすぐに撮れたのがこのカットで、少し雲が多いが列車は中川を渡る手前からほとんど同じ速度で頭を揃えたまま進入してきた。いわゆるビギナーズラックというやつで、このあと同じシーンを何度か狙っても、すべて微妙にタイミングが合わなかった。

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当時は京成本線経由の特急成田空港行きと北総経由のアクセス特急が同時発車だった。現行ダイヤでは特急の同時発車はなく、上りの本線と押上線の同時発車は1時間に数回ある。

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これは約1週間後、だいたいこんな感じでスピードも違っていた。

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その翌日、同方向ではないが、こんなシーンも撮れた。

最近の小田急は・・・

高校、大学の通学ルートだったので、小田急は私にとって一番馴染み深い私鉄といえる。アイボリーにブルー帯の塗色になったのはつい最近の気がするが、今や2色塗りで残る最後の形式となった8000形も廃車が進んでいる。お別れ運転で大騒ぎにならないうち、当たり前の状態を撮っておこうと思い、2日連続で喜多見のホーム端からカメラを構えた。

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6月14日、半端な時間ができたので定期巡回でもと乗ったところ、経堂の留置線にこんなのが止まっていた。「もころん」というのは小田急のユルキャラみたいなものらしい。前面は青くすればこちらの方がドラえもんに似ているかも。

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6月19日、もころん目当てではなく、喜多見でカメラを構える。お決まりの構図になるけど、午前中はここが一番撮りやすい。10連の1000形は7本在籍し、1092編成は最近検査明けで出場しているから車体も綺麗だ。

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昭和39年11月、8連運転が開始されたダイヤ改正初日に撮影。新宿に一番近くて開けた場所が喜多見の狛江寄りで、いかにも都下という雰囲気だった。

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3000形の10連。90番代5本は元6連、80番代7本は元8連からの改造になる。

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5000形の各停。まだ4000形より本数は少ないが、自社線内専用だからよく見かける。

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5000形の車内標記。もはやメーカーズプレートとはいい難いし、車号も重みに欠ける。廃車の時に切売りしても二束三文だろう。

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レンジファインダーのカメラだった頃は、こういうコマを量産していた。このカットは背後から下り列車が迫ってきて、ズームで引寄せずにそのままシャッターを切ったため。

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5000形のLED表示はタイミングが悪いと何も写らない。

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4000形は16本いるのだが、2時間弱で2本しか出会わなかった。JR~地下鉄線内で折返したり、北綾瀬で昼寝している編成もいるからだろう。

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東京地下鉄16000系、このLEDは1/1000秒くらいでもほとんど切れない優れものだ。

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EXEαの10連。やはり前面には列車名表示が欲しい。

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30分ほど待ってやっと8000形が来た。スマホ顔のデザインはこれが元祖だと思う。

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3000形10連の各停。あとで確認したら、8連の3000系が1枚も写っていなかった。意識して避けたわけではないのだが。今でも小田急ファンからはボロクソにいわれるけど、冷静に見ればそんなに悪い車両ではないと思う。

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JRのE233系2000番代も撮っておく。これはフロントガラスが綺麗な方だ。LEDは走査線が横方向に走るタイプ。

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8000は全て撮る。

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60000形はMSEでよかったかな。この貫通形前面はどうも好きになれない。

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8連で各停専用の2000形。前面の車号がクロームメッキなのでほとんど読めない。1000形と区別するためなのだろうけど。

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8000形が入れ食い状態になってきた。

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4000形、このLEDは縦に切れる。

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12時を回り、前面に陽が回らなくなってきた頃、やっとお目当てが現れた。数日前からネットに8000形+3000形の目撃情報があり、8000形の廃車が進んでいることから、しばらくはこういう併結編成が出現する可能性が多くなりそうだ。

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後追いもしっかり写す。3000形の6連は併結で急行運用に入らない限り、新宿~町田間に出てくることはない。

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併結編成の戻りをと撮ろうと梅ヶ丘で待構えていたら、別の編成が来た。3000形は4本しかいないワイドドア車ではないか。喜多見でもう少し待っていればよかったかな、というのは後の祭り。

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6月20日、懲りずにもう一度喜多見に出かける。ちょっと雲が多いが、まぁなんとか撮れる。16000系はトップナンバーが来た。

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併結編成は昨日と組合わせが変わっていなければ、3000形はワイドドア車のはず。

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1000形と3000形の併結。10連は1000形4連+8000形6連という組合わせも考えられる。

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EXEαの6連。この顔の方がMSEより安定感があると思う。

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上りホームに長玉を付けた同業者が現れたので、もしかしたらアレかと思ったら予感が的中した。

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5両ずつ色が反転しているから、後追いも撮る。

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そろそろ引き上げるかと思った頃、1000形の4+4が来た。1000形の4連は7本あり、2本は箱根登山線内で使用するが、小田急線内では4連単独の列車はなく、このような8連か3000形、8000形の6連との併結になる。今のところ1000形4連+8000形6連の目撃例はなく、かなりハードルは高そう。なお、8000形は4連の新宿寄り電連を撤去しているから、4+4の8連は組めない。

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2本だけ残るEXEの未更新編成。このままリニューアルされずに廃車となるのだろうか。

プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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