銚子電鉄は全線のほぼ中間となる笠上黒生で交換を行い、2列車でほぼ1時間に2本の運転が基本だった。しかし、コロナ以降は朝夕の一部を除いて1列車の運用になり、1本見送れば次の列車まで1時間は待つことになるから、腹ごしらえをして、車庫にいる車両を撮影しても時間は十分余裕がある。
元京王のクハ3501-デハ3001は逆光ながらも編成写真が撮れる。ここに止まっているということは夕方になれば動くのだろう。
デハの台車は元東武鉄道の2000系が使用していたFS340。
クハのKH53Aは5000系が使用していたものを1067mm用に改軌している。
以前は切符を買えば車庫内も見学できたが、今は金土日曜のみになっている。ちょうど昼休み近くになり、近くにいた職員から「ちょっとだけなら入ってもいいよ」と許可をいただいたので、手早く撮影する。南海ではオールMだったが、600V降圧と合わせてMc-Tcに改造されている。
デキ3とデハ1002はどちらも車籍があるが、モハ1002はどう見ても走れる状態ではない。
デハ2002-クハ2502が外川から戻って来た。元南海車はこれからも撮れるけど、この形式の撮影はこれが最後になるだろう。
クハは伊予鉄でサハから改造され、5000系擬きのお面になった。幅が狭いしストレート断面なので、今ひとつ見栄えがしない。ここから銚子まで乗る人もいるようだ。
さらに20分ほど待ち、外川行きに乗り込む。下校の中学生や外人観光客で座席はほぼ埋まっていたが、運良く前寄りに1人分を確保できた。変電所を増強したようで、冷房がそこそこに効いているのは予想外だった。ホームは半世紀前からずっと段差が付いたままで変わっていない。知らない人が降りたらまず間違いなくこけるだろう。
駅名標はこれでも綺麗な方といえる。
笠上黒生は上り線側(左)にもう1本行き止まりの側線があり、保線用車両が留置されていた。*後尾から撮影。
駅名標はかなり掠れている。もう1箇所のネーミングライツで「髪毛黒生」になっているのはそこそこ綺麗だった。
1列車の運転でもタブレット交換は行う。
乗った列車は外川での折り返し時間が3分しかないので、ひと駅手前の犬吠で降りる。
なかなか立派な駅舎で、2階には鉄道写真家 中井精也のミニギャラリー(有料)もある。
名産品や関連グッズなどを揃えて活気がある。中央線の沿線で有名な歯医者の宣伝はここまで進出しているのか。
次は本銚子で降りてみよう。少々くたびれた車内ではこの運賃表示器が最新の機器といえる。冷房はデハよりクハの方がよく効いているように感じた。
本銚子で降りた電車を見送る。このあたりは木立の中を走り、銚電で最も景色のよい場所と宣伝している。
待合室はタレントのヒロミがテレビ番組とタイアップしてリニューアルしたもの。
跨線橋はLEDのイルミネーションが絡みついている。クリスマスに点灯するのだろうか。橋を渡った右側はごく普通の住宅街が続いている。
駅名標はところどころに掠れがある。最近、我が家のプリンタがこんな風になってきた。修理に出さないといけないな。
こんなに見事な蜘蛛の巣は久しぶりに見た。この奥にスズメバチの巣のようなものが見えたので、近づくのはほどほどにしておく。
2度目は終点の外川まで乗る。奥に止まっているのはデハ801。
13:34着で41発だからひととおり写真を撮る時間はある。
ここでは線路が南北方向だから、銚子寄りの先頭は逆光になる。
伊予鉄から来たデハ801はまだ車籍があり、休憩所代わりになっていたらしい。
老朽化が進んで窓が開けられず冷房もないので、令和3年8月から車内には入れなくなっている。まず復活することはないだろう。
ポストを手前にして、車両の方向板と車号が見えるよう、モニターを見ながら数回撮り直した。
広角で撮るとこんな感じ。雲がほとんどなく暑い。
大漁旗が漁港らしさを演出している。
そろそろ発車時刻。デハ801はこれが見納めだろう。
もう1箇所、どこかで降りようかと思ったが、満足な走行写真を撮るには1時間待ちを覚悟しなければならないからその案は却下。銚子で5分の接続となる成田線回りの千葉行きに乗ることにする。最後に車内を撮ろうとしたら、早々に1人乗り込んで来た。
デハの連結面には2人分のクロスシートがある。銚電で改造したらしい。
運転台は基本的に京王時代と変わっていない。
千葉行きは14:05発で、ストレートに帰るには少し早い。往路に見て気になる場所にあるので、そこに寄り道をしてみよう。
元京王のクハ3501-デハ3001は逆光ながらも編成写真が撮れる。ここに止まっているということは夕方になれば動くのだろう。
デハの台車は元東武鉄道の2000系が使用していたFS340。
クハのKH53Aは5000系が使用していたものを1067mm用に改軌している。
以前は切符を買えば車庫内も見学できたが、今は金土日曜のみになっている。ちょうど昼休み近くになり、近くにいた職員から「ちょっとだけなら入ってもいいよ」と許可をいただいたので、手早く撮影する。南海ではオールMだったが、600V降圧と合わせてMc-Tcに改造されている。
デキ3とデハ1002はどちらも車籍があるが、モハ1002はどう見ても走れる状態ではない。
デハ2002-クハ2502が外川から戻って来た。元南海車はこれからも撮れるけど、この形式の撮影はこれが最後になるだろう。
クハは伊予鉄でサハから改造され、5000系擬きのお面になった。幅が狭いしストレート断面なので、今ひとつ見栄えがしない。ここから銚子まで乗る人もいるようだ。
さらに20分ほど待ち、外川行きに乗り込む。下校の中学生や外人観光客で座席はほぼ埋まっていたが、運良く前寄りに1人分を確保できた。変電所を増強したようで、冷房がそこそこに効いているのは予想外だった。ホームは半世紀前からずっと段差が付いたままで変わっていない。知らない人が降りたらまず間違いなくこけるだろう。
駅名標はこれでも綺麗な方といえる。
笠上黒生は上り線側(左)にもう1本行き止まりの側線があり、保線用車両が留置されていた。*後尾から撮影。
駅名標はかなり掠れている。もう1箇所のネーミングライツで「髪毛黒生」になっているのはそこそこ綺麗だった。
1列車の運転でもタブレット交換は行う。
乗った列車は外川での折り返し時間が3分しかないので、ひと駅手前の犬吠で降りる。
なかなか立派な駅舎で、2階には鉄道写真家 中井精也のミニギャラリー(有料)もある。
名産品や関連グッズなどを揃えて活気がある。中央線の沿線で有名な歯医者の宣伝はここまで進出しているのか。
次は本銚子で降りてみよう。少々くたびれた車内ではこの運賃表示器が最新の機器といえる。冷房はデハよりクハの方がよく効いているように感じた。
本銚子で降りた電車を見送る。このあたりは木立の中を走り、銚電で最も景色のよい場所と宣伝している。
待合室はタレントのヒロミがテレビ番組とタイアップしてリニューアルしたもの。
跨線橋はLEDのイルミネーションが絡みついている。クリスマスに点灯するのだろうか。橋を渡った右側はごく普通の住宅街が続いている。
駅名標はところどころに掠れがある。最近、我が家のプリンタがこんな風になってきた。修理に出さないといけないな。
こんなに見事な蜘蛛の巣は久しぶりに見た。この奥にスズメバチの巣のようなものが見えたので、近づくのはほどほどにしておく。
2度目は終点の外川まで乗る。奥に止まっているのはデハ801。
13:34着で41発だからひととおり写真を撮る時間はある。
ここでは線路が南北方向だから、銚子寄りの先頭は逆光になる。
伊予鉄から来たデハ801はまだ車籍があり、休憩所代わりになっていたらしい。
老朽化が進んで窓が開けられず冷房もないので、令和3年8月から車内には入れなくなっている。まず復活することはないだろう。
ポストを手前にして、車両の方向板と車号が見えるよう、モニターを見ながら数回撮り直した。
広角で撮るとこんな感じ。雲がほとんどなく暑い。
大漁旗が漁港らしさを演出している。
そろそろ発車時刻。デハ801はこれが見納めだろう。
もう1箇所、どこかで降りようかと思ったが、満足な走行写真を撮るには1時間待ちを覚悟しなければならないからその案は却下。銚子で5分の接続となる成田線回りの千葉行きに乗ることにする。最後に車内を撮ろうとしたら、早々に1人乗り込んで来た。
デハの連結面には2人分のクロスシートがある。銚電で改造したらしい。
運転台は基本的に京王時代と変わっていない。
千葉行きは14:05発で、ストレートに帰るには少し早い。往路に見て気になる場所にあるので、そこに寄り道をしてみよう。