モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

京王電鉄

八幡山の高架(の一部)が撤去された

京王電鉄では代田橋~千歳烏山間を高架化する工事が進められている。しかし、部分的に高架橋が姿を現している反面、せっかく先を見越して建設された高架が撤去された所もある。

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ここは京王線が環状8号線と交差する部分で、半世紀以上前の1970(昭和45)年7月に立体化された。画面右が八幡山駅になる。写真は2020年3月の撮影で、調布方面に向かって本線の南側(画面の手前)にも複線の高架がある。

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環八から芦花公園方面を見たところで、右の本線は地平に向かって下っているが、左の高架はそのままの高さを維持している。

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環八を越えて次の芦花公園に近い所。架線も張られているから、いつ電車が走ってきてもおかしくないように見える。

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しかし、あと一息で芦花公園という所で高架は途切れている。

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線路の北側から見たところ。

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少し引いてみると全体像がわかる。この高架は恐らく将来の高架・複々線化を先取りして、土地の手配が付いた部分から手を付けておいたものと思うが、その当時はまだ具体的な複々線化の計画はなく、せっかくの高架は宝の持ち腐れになっていた。

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芦花公園の跨線橋から。踏切の向こうのビル3棟が高架の進路を阻んでいる。

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低層のビルなので環八を越えてから高度を上げれば乗り越えられそうな気もする。

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というところで現在の八幡山を新宿寄りから見るとこうなっている。右が上り線で高架化当初はその右側にホームがあり、左端の下り通過線はなかった。上り副本線は下り線からも入れて、上下供用の待避線になっていた。この配線になってからも芦花公園寄りで上下の副本線間に渡り線があり、引上げ線からは上り副本線に入ることができた。

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2023年9月の撮影。引上げ線といっても八幡山で折返す列車はなかったから定期的に列車が入ることはなく、私が通勤で通るようになった昭和48年頃には廃車になって解体待ちの1700系が留置されていたこともあった。21世紀になってから朝夕に八幡山止まり(始発)の都営線直通列車が設定され、その折返しに使われるが長続きせず、2022年3月のダイヤ改正で使用停止となった。残念ながらレールが敷かれている頃にこのアングルでの写真は撮っていない。

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高架自体は芦花公園の手前まで残っていた。

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そしてつい最近の8月2日、定点観測をしてみると高架橋は撤去されていた。

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環八を渡った所で引上げ線の高架橋は途切れている。

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その先はご覧のとおりで、まだ重機用の鉄板が敷かれているから、撤去は割と最近だったのだろう(新たな基礎工事の準備ためか)。

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芦花公園の跨線橋から。踏切際のビル3棟に変化はなく、手前の看板は5年間でだいぶ色褪せている。

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計画では現在の線路の南側に新たな高架ができることになる。従来の高架が撤去された理由として、もともと引上げ線限定とした低規格だったので、現在の通過量に耐えられないからという説もあるが、それはちょっと?ではと思う。確かに引上げ線の橋脚は細めに見えるが、本線は後の耐震基準見直しで強化されたのではないだろうか。この先のことを考えれば50年以上間前のものを補強するより、新しく作った方がより安全で長持ちする、という理由なら納得できる。



京王線高架化工事の現況

 このところは暑くもなく寒くもなく、絶好のお出かけ日和ですが、今週に入ってからの昼間は真面目に原稿書きをしています。そのためブログにじっくり関わっている時間が取れず、写真中心のネタでつないでおきます。
 京王電鉄京王線は代田橋~千歳烏山間で高架化工事が進行中。完成はまだだいぶ先のようですが、一部では高架橋の脚が姿を現しています。数年前からの定点観測はいずれまとめるとして、取り敢えずは現況を簡単にまとめてみました。笹塚から仙川まで、先頭のかぶりつきからの撮影です。

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笹塚を出ると地平の代田橋に向かって下り勾配になるが、この途中の環7を越える手前あたりが高架化の始点になる。前方のホームは代田橋。

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代田橋は北側(画面右)に工事用地が確保され、線路を1本ずつ移して空いたスペースに高架の脚を建てる。ホームは島式になる。

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代田橋~明大前間で踏切は井の頭通り。高架は1線分南に寄せられ、北側に側道ができる。

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踏切の北側から4月29日に撮影。これが最初に姿を現した高架脚になる。

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明大前。左側にまず2線の高架ができ、最終的には副本線を備えた2面4線になる。

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下高井戸。駅部分は直上高架のような形になるらしい。

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桜上水寄り踏切の北側にある駅前市場は、高架化されても残るのだろうか。

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桜上水。次の上北沢あたりまでは、南側に複々線でもおつりが来そうなくらいの工事用地が確保されている。

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上北沢。高架になっても島式ホームは変わらず。

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すでに高架になっている八幡山は、大きな変化はなさそう。

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環8を越えた先は複々線を見越した高架ができていて、廃車直前の1700系が留置されていたのを覚えている。工事が始まってからレールが撤去されたが、このまま活用されるのだろうか。

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その高架線は芦花公園の手前で途切れている。行く手を阻む低層マンションはまだ立退き交渉が成立していないようだ。

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千歳烏山。ここも南側に広がり、2面4線で待避が可能になる。

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千歳烏山を過ぎ、仙川(河川)を渡った先あたりで地平に戻る。以上は9月24日に撮影。
高架工事の概要はこちらを参照。
プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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