モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

三岐鉄道

寄り道しながら関西合運(三岐鉄道2)

貨物鉄道博物館を見終わり、これから本命の撮影スポットを目指すわけだが、その前に昼飯を調達しなければならない。事前に地図を見た限りでは線路の北側の員弁バイパスにはコンビニなどがありそうと見当をつけた。しかし、10分近く歩いてもそのバイパスに出そうな気配はない。雲も切れて日射しが強くなってきたから、これ以上歩いても無駄と判断して線路際に戻る。途中の踏切付近に保々でも見かけた同業者が数人固まっていた。ここなら両方向の列車を撮れるし線路際に彼岸花も咲いているが、田圃の中でまったく日陰がないので長居はきつそうと思い、もう少し先まで歩く。

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ミルクロードと呼ばれる140号線が三岐鉄道をオーバークロスする所まできた。振返れば藤原岳がほぼ正面に見える。築堤を半分くらい登り、最初は左の赤丸の所に椅子を置き、途中から右の位置でカメラを構えた。列車が来る前にシグ鉄さんに電話して現在地を確認。ついでに途中のコンビニで握り飯を買ってきてくださいとお願いする。

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斜面は撮り鉄が踏み固めたようで、椅子を置くことができる。最初は日陰で快適だったが、12時を過ぎた頃から陽が当たるようになった。

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11時頃、22列車が通過。この景色を撮りたかったのだ。正面の藤原岳はセメントの原料となる石灰石を採掘するため日々削られている。見たところ20年以上前に北勢線を撮影した時とそう変わっていないから、まだしばらく山がなくなってしまうことはないだろう。

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11:03頃、17列車が通過。801編成は終日運用に就いていた。なんだかよくわからないラッピングは住友電装。

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撮り逃がしのないよう、事前にネットで貨物列車の時刻を調べておいた。それによれば11・12・13時台にそれぞれ上下1本ずつの貨物が撮れるはずなのだ。

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11:17頃、これは501列車だろう。衣浦臨海鉄道の沿線にある火力発電所に炭酸カルシウムを運び、帰りは発電所で発生する石炭灰を運んでくる。牽引機は朝方の3712列車を牽いていたED5081と5082。時刻表ではこれより先に3714列車が来るはずなのだが、結局11時台に上りの貨物は来なかった。

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下り列車は道路の陰からいきなり現れるから、構えるのが難しい。11:45頃の19列車は5000系が来て慌てたが、なんとか収まった。保々で車両交換したのだろうか。この頃から同業者がぼつぼつと現れた。保々でもすぐ近くにいた、常連と思われる人にちょっと話をしてみると、11時台の上りの貨物はないらしい。まぁ公式資料じゃないから文句をいっても始まらないし、どのみち数時間はここにいるのだから、来たらシャッターを切ればいいだけのことだ。

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11:50頃、24列車で801編成が戻って来た。この頃になると撮り鉄がどんどん集まってきて、築堤の斜面に7・8人が並んだ。平日なのになんでこんなに集まるんだ。

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12:25頃、26列車が通過。これが遠くに見えた時にスマホの呼出し音が鳴る。シグ鉄さんからなのだが手が離せない。すぐにかけ直して場所を確認する。

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12:30頃、3713列車が通過。線路の向こう側にシグ鉄さんの車が到着した。

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12:40頃、手持ちの資料では502列車なのだが、炭カルではなくセメントだから3714列車なのだろうか。これが通過したら撮り鉄はいっせいに引き上げ、それにタイミングを合わせたようにシグ鉄さんが到着した。列車の後尾あたりの踏切を渡るのに苦労されたようだ。

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13:20頃通過の28列車は、線路脇から撮ってみる。車両中心ならこの方がよさそうだ。

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14:25頃の27列車は線路から少し離れてみた。この画角なら貨物列車も全部収まるだろう。右端の架線柱が左右に引っ張りがあり、これをどう処理するかが悩ましい。

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14:30頃、32列車。だいぶ光線が横に回ってきたのでここらが潮時。このあとは養老鉄道の多度まで、シグ鉄さんの車に乗せて頂く。

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途中で保々に寄り道して車庫にいる車両を確認する。手前は旧三岐色の101編成、奥は新101系の751編成。これの前パン先頭はぜひ撮りたい。

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黄色は805編成、赤電は803編成で、その昔の上石神井あたりを思い出す。

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踏切から。建屋の中では旧211系がスッピンになって改造中で、竣工は半年に1本くらいのペースのようだ。ひととおり確認がすんだら多度に向かう。


寄り道しながら関西合運(貨物鉄道博物館)

丹生川には10:00に到着。ここにはかつての貨物用側線を利用した貨物鉄道博物館がある。10時台に貨物列車はこないから、行き掛けの駄賃に見学していこう。平日なので閉館だが屋外に展示している車両は見放題、撮り放題なのだ。

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ホームの北側にタンク車が4両並んでいる。手前に柵はないし、光線も申し分ないからしっかり形式写真が撮れる。

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タム8000、タンクは純アルミのようだ。積み荷は過酸化水素だから、内部はしっかり消毒されているはず。

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タム6263、塩酸専用。よく見ると右端の連結器が切れている。昼間でカメラのモニターが見にくいというのは言い訳で、電車とは気合いの入れ方が違うのは否定しない。

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標記が入っていないから形式、用途は不明。詳しくは貨物鉄道博物館のHPを参照していただきたい。

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そのとなりもまだ標記が入っていない。少し短いようだ。

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協三製のスイッチャーDB101。10トンクラスということか。

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旧関西鉄道の貨車らしい。連結器やブレーキ関係はこれから取付けるのだろうか。

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これはまだ復元の途中と思われる。

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ホーム撮りがすんだので改札を出る。

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博物館の建物は倉庫の転用なのかも知れない。

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貨物ホームに並ぶ2Bテンダーと貨車。蒸機の煙突が切れてるじゃないか。

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塗装の下準備でナンバープレートは外されている。元東武鉄道のB4形39号機で、メーカーはシャープ・スチュワート。同類はお別れ運転を佐野線で撮影している。

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続く貨車は塗替えて間もないようだが、標記が入っていない。

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私鉄(蒲原鉄道だったか)の貨車でシュー式の軸受けだから国鉄線には入れない。

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シュー式の軸受け。ブレーキシューはこんなに減るまで使ったのか。

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これは国鉄のワフ21000形だろう。軸受けは2段リンクになっている。

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軸受けのアップ。右のリンク受けが切れてる。ほんと、いい加減な撮り方してるな。

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一番奥にも4両つながっている。

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加悦鉄道のワブ。ブレーキは片押しなのだ。

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福井鉄道でバラスト運搬に使われていたホサ1形。側板開閉用のウォームギアが模型的でおもしろい。

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12軸のシキ160。

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積車で130トンということは軸重10トン強という計算になる。
以上で貨車の見学を終わり、コンビニを探しながら撮影ポイントへと歩いた。





寄り道しながら関西合運(三岐鉄道1)

 第32回となる関西合運(正しくは 鉄道模型大集合 IN OSAKA)が9月27・28日に行われた。今回は2019年以来中止となっていた懇親会が復活するというので、初日に参加しなければ意味がない。そこで、26日発の夜行バスで大阪入り、27日は泊まって28日は近鉄でも覗いてみようと考えた。しかし、万博の煽りを食らって土曜のホテルはどこも満杯。私が定宿にしているカプセルサウナも27日はスタンダードタイプしか空きがなく、おまけに個室より高い4900円という値段になっていた。それではと予定を1日前倒しして個室カプセルが取れたと思ったら日付を勘違いしてしまい、26日は個室が取れなかった。しかし、何度かアクセスしていたらうまいことキャンセルが出て、26日の個室カプセルを取ることができた。 
 25日発になっても大阪行きのバスは混んでいるので名古屋行きに変更し、26日は三岐鉄道を撮影。夕方の「ひだ36号」で大阪まで移動することにした。三岐鉄道は5000系(元JR東海の211系)が営業運転を開始して在来車の廃車が始まっているし、電機は1両が秩父鉄道色になったりで今が旬の撮り時といえる。さらにJR東海のHC85系の初乗りをして、27日は午前中に近鉄を覗けばよい。そのかわり27日の懇親会が終わったら余韻に浸る間もなく、尻に帆かけて新幹線で帰京することになる。

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予約し直したバスは23:55発のドリームなごや3号。実はドリームなごや5号も同じ時刻に発車して名古屋着は30分ほど早い。わざわざ到着が遅い方にしたのは5号が4列座席だからで、主にJR東海バスが担当するドリームなごや号はほとんどが4列座席になっているから要注意。

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浜名湖SAで4:05から4:35まで休憩。座席は前寄りの3Bだから、エンジン音はトンネルを走る時に少し聞こえるかなという程度。

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SAにあった超多機能なコーヒー自販機。いろいろな銘柄でそれぞれにブラック、微糖、クリームの有無などを選べるらしい。これが2台並ぶのはなかなか壮観だった(と思って珍しげに写真撮っているのは私だけだった)。定刻の7:09に名古屋駅新幹線口着。乗継ぐ近鉄は7:31発の急行だから、名古屋名物のモーニングを味わっている暇はない。近鉄の改札口付近にあるファミマで取り敢えずのサンドイッチと飲み物を買った。しかし、この時に昼食の分も買っておけばよかったと後悔することになる。

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7:59、近鉄富田着。平日だから四日市方面への通勤客でそこそこ混んでいた。乗継ぐ三岐鉄道は8:13発なので、食料調達と思ってわざわざ改札口を出たものの、なんと見渡す範囲にコンビニはなかった。10数年前に来た時はもう少し賑やかだったように思うのだが、ここで愚痴をいっても始まらない。
8:13発の11列車は3連でも高校生の男女でかなり混んでいたが、3駅目の暁学園前でどどっと降りて1両でもオツリがくるくらいのスカスカになった。8:30、保々着。乗ってきた電車を見送り、次の北勢中央公園口に向かって歩く。

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徒歩10分弱で開けたカーブの内側に出る。画面左端に数人が構えていた。8:41頃に上り(近鉄富田行き)の105-106の14列車が通過。

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8:55頃、ED5081・5082牽引の3712列車が通過。貨車が意外と長くてケツが切れた。雲が多く、この時は少し陰ってしまった。

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列車を待つ間にこんなものも撮る。蔦が絡まったり、鼠などが登るのを防ぐためだが、東京近辺でもほとんど見なくなった。近鉄名古屋線ではよく見るのだが、乗っているとうまく撮れない。

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次に下り貨物のスジがあるので、朝明川の堤防近くまで移動する。ここも数人が待機していた。
104-103の13列車で、この編成は次の廃車予定となり9月末頃からお別れのヘッドマークが付くらしい。

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9:22頃の16列車は西武赤電色の803編成。河原は私有地なので柵を避けるとこんなアングルでしか撮れない。ちょっとシャッター切るのが早かった。

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後追いだけどこれが鉄板の構図。

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9:30頃通過の3711列車。先頭は1週間ほど前に秩父色になって出場したED454、次位は帯なし復刻色のED451。数日前からネットでも話題になっているゴールデンコンビだから、幸先のよい1カットになった。この時は平日なのに同業者が5・6人並んでいた。9:45発の電車で丹生川まで移動するので駅に戻る。

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ホームから車庫を眺める。5000系、旧三岐色の101編成、その奥に前パンの751編成がいるのだが、いずれもパンタが降りている。

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105-106に丹生川まで乗る。撮影のために人払いしたわけではない。三岐鉄道はスイカなどが非対応で、硬券のきっぷが発券されるのだが、写真を撮り忘れた。

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10:00頃、丹生川到着。右は貨物鉄道博物館で平日は休館だが展示車両は見学できる。さて、付近にコンビニはあるだろうか。












プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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