佐久穂町の運転会も新幹線での日帰りは勿体ないので、前日に寄り道をしている。過去3回で行ったのは上田交通、長野電鉄、碓氷峠鉄道文化むらだから、長野県内で残る私鉄はアルピコ交通(松本電鉄)だけとなる。そこで考えたコースは、松本までが特急「あずさ」、松電を乗り潰したら特急「しなの」で長野に出る。宿泊は小諸なのでそこまではしなの鉄道に乗る。少々大回りになるけど、置換えが発表された383系の乗り納めもできるから、そこそこ無駄のないプランだと思う。

9日は8時ちょうどではなく新宿9時発の「あずさ9号」に乗車。先頭から2両目の11号車(モハE352-11)の10Dだった。E353系に乗るのは2度目になる。朝の混雑で新宿発が6分延となってそのまま遅れを回復できず、11:45頃に松本到着。

松本駅は1~5番線が篠ノ井線、ちょっと離れた6・7番が大糸線と松電のホームになっていて、このレイアウトは半世紀以上変わっていない。

一旦改札を出て、松電の1日乗車券を買う。有人窓口がなく自販機にも案内がないから、予備知識がないと買いそびれる。全線の往復と同額だから1回途中下車すればモトは取れる。

派手なラッピング編成が到着した。これが乗るやつか。

運転間隔は概ね40分前後。松本~新島々間14.4kmを30分で走るから表定速度は28.8km/hとなる。上田交通より少し長いが、朝を除き2列車で運転しているのは同じ。

車両は元東武20000系の20100形が4本入り、元京王の3000形は引退している。

車内はおとなしい感じ。もともとドアが連結面寄りだったからワンマン化には都合がよい。前方の見通しはあまりよくないのでカブリ付きは止めて座席に座る。松電に乗るのは2度目で、一度目はパノラマエクスプレスアルプスの乗車ツアーの時、折返し時間を利用して数駅乗っただけだから、全線乗車は今回が初めてになる。

運転台はすっきりしている。圧力計の左はドア開閉の切替スイッチで、無人駅では各車の中ドアから乗車、先頭車の前ドアから降車となる。速度計は80km/hまでしかなく、実際の最高速度は50km/hくらいだった。

全線で14駅だから平均駅間距離は1kmちょいになる。

12:39、新島々に到着。奥に止まっているのは20101-20102。

最近のローカル私鉄はどこもこんな雰囲気だ。

立派な駅舎だが新島々駅ではなくバスターミナルとなっているのが「鉄」としては残念。

休日はバスでいっぱいになるのだろう。

電車の改札には20人くらいが並んでいた。

12:48発で折返し、1駅目の渕東(えんどう)で降りてみる。

乗った電車の後追い。側面が逆光になるけど白が多いのでそれほど潰れなかった。

次の新島々行きは13:17。ひたすら待つしかない。

今年の1月に入線した4本目。これで車両の置換えは完了となる。2両でパンタは3個だが運転室寄りのパンタはどちらも霜取り用で、連結面の走行用パンタを上げているのはクハ。ややこしいことするなって。順光なのに雲がかかって側面が暗くなってしまった。松電の路線はほぼ東西に走っていて、片持ちの架線柱はすべて南側にある。通信用ケーブルの位置が高く車体にかからないのがせめてもの救いといえる。

パンタは降りているけどこちらがモハ。

13:29、戻って来たのに乗る。

乗ってびっくり、化粧板の色がまるっきり違う。117系みたいだけどかなり強烈だな。

改造は京王重機、アルナの銘板を残しているのはよし。

新村で降りる。車庫がありほとんどの列車が交換するというのは、上田交通の下之郷とよく似ている。

ホームの上屋は異常に低い。

ホームから車庫が見渡せる。手前のED301は車籍がないが綺麗になっている。建屋に入っているのは元京王の3003-3004で、今年の3月9日がラストランとなった。

奥にもう1本の20100形が昼寝中。車庫内も架線は可動ビームになっている。

ED301のアップ。柵が邪魔だけど仕方ない。

次の松本行きまで40分弱あるので、駅の外に出る。

車庫の外れに古い貨車の車体が置かれている。

1両は松本の文字や社章がうっすらと見える。

端梁にはバッファーの取付け穴。これが大好物の人もいたな。

20104だから2本目で帯は青。新島々の奥にいた1本目は何色なんだろう。

こちら側からはED301がいい位置で撮れる。断って入ろうと思っても人影が見えないし、作業をしているような音も聞こえない。ちょこっと入って撮れそうだけど、無用なトラブルを起こしたくないからここで我慢しておこう。

踏切の先に立派な構えの寺があったので、時間潰しに参拝する。

鐘撞堂、柱の装飾が凄い。

このあたりでは新を「にい」と読むらしい。新村(にいむら)の次の駅は北新・松本大学前(きたにいまつもとだいがくまえ)だし。

駅前に戻る。上田交通の下之郷にはコンビニがあったが、ここはなにもない。

ハニフの由来も書いてある。

14:21発の松本行きに乗る。

北新・松本大学前を出てしばらくは線路の向きが変わり、14時過ぎからは架線柱のない側が順光になる。まぁ、もう一度来る機会はないだろうけど。

9日は8時ちょうどではなく新宿9時発の「あずさ9号」に乗車。先頭から2両目の11号車(モハE352-11)の10Dだった。E353系に乗るのは2度目になる。朝の混雑で新宿発が6分延となってそのまま遅れを回復できず、11:45頃に松本到着。

松本駅は1~5番線が篠ノ井線、ちょっと離れた6・7番が大糸線と松電のホームになっていて、このレイアウトは半世紀以上変わっていない。

一旦改札を出て、松電の1日乗車券を買う。有人窓口がなく自販機にも案内がないから、予備知識がないと買いそびれる。全線の往復と同額だから1回途中下車すればモトは取れる。

派手なラッピング編成が到着した。これが乗るやつか。

運転間隔は概ね40分前後。松本~新島々間14.4kmを30分で走るから表定速度は28.8km/hとなる。上田交通より少し長いが、朝を除き2列車で運転しているのは同じ。

車両は元東武20000系の20100形が4本入り、元京王の3000形は引退している。

車内はおとなしい感じ。もともとドアが連結面寄りだったからワンマン化には都合がよい。前方の見通しはあまりよくないのでカブリ付きは止めて座席に座る。松電に乗るのは2度目で、一度目はパノラマエクスプレスアルプスの乗車ツアーの時、折返し時間を利用して数駅乗っただけだから、全線乗車は今回が初めてになる。

運転台はすっきりしている。圧力計の左はドア開閉の切替スイッチで、無人駅では各車の中ドアから乗車、先頭車の前ドアから降車となる。速度計は80km/hまでしかなく、実際の最高速度は50km/hくらいだった。

全線で14駅だから平均駅間距離は1kmちょいになる。

12:39、新島々に到着。奥に止まっているのは20101-20102。

最近のローカル私鉄はどこもこんな雰囲気だ。

立派な駅舎だが新島々駅ではなくバスターミナルとなっているのが「鉄」としては残念。

休日はバスでいっぱいになるのだろう。

電車の改札には20人くらいが並んでいた。

12:48発で折返し、1駅目の渕東(えんどう)で降りてみる。

乗った電車の後追い。側面が逆光になるけど白が多いのでそれほど潰れなかった。

次の新島々行きは13:17。ひたすら待つしかない。

今年の1月に入線した4本目。これで車両の置換えは完了となる。2両でパンタは3個だが運転室寄りのパンタはどちらも霜取り用で、連結面の走行用パンタを上げているのはクハ。ややこしいことするなって。順光なのに雲がかかって側面が暗くなってしまった。松電の路線はほぼ東西に走っていて、片持ちの架線柱はすべて南側にある。通信用ケーブルの位置が高く車体にかからないのがせめてもの救いといえる。

パンタは降りているけどこちらがモハ。

13:29、戻って来たのに乗る。

乗ってびっくり、化粧板の色がまるっきり違う。117系みたいだけどかなり強烈だな。

改造は京王重機、アルナの銘板を残しているのはよし。

新村で降りる。車庫がありほとんどの列車が交換するというのは、上田交通の下之郷とよく似ている。

ホームの上屋は異常に低い。

ホームから車庫が見渡せる。手前のED301は車籍がないが綺麗になっている。建屋に入っているのは元京王の3003-3004で、今年の3月9日がラストランとなった。

奥にもう1本の20100形が昼寝中。車庫内も架線は可動ビームになっている。

ED301のアップ。柵が邪魔だけど仕方ない。

次の松本行きまで40分弱あるので、駅の外に出る。

車庫の外れに古い貨車の車体が置かれている。

1両は松本の文字や社章がうっすらと見える。

端梁にはバッファーの取付け穴。これが大好物の人もいたな。

20104だから2本目で帯は青。新島々の奥にいた1本目は何色なんだろう。

こちら側からはED301がいい位置で撮れる。断って入ろうと思っても人影が見えないし、作業をしているような音も聞こえない。ちょこっと入って撮れそうだけど、無用なトラブルを起こしたくないからここで我慢しておこう。

踏切の先に立派な構えの寺があったので、時間潰しに参拝する。

鐘撞堂、柱の装飾が凄い。

このあたりでは新を「にい」と読むらしい。新村(にいむら)の次の駅は北新・松本大学前(きたにいまつもとだいがくまえ)だし。

駅前に戻る。上田交通の下之郷にはコンビニがあったが、ここはなにもない。

ハニフの由来も書いてある。

14:21発の松本行きに乗る。

北新・松本大学前を出てしばらくは線路の向きが変わり、14時過ぎからは架線柱のない側が順光になる。まぁ、もう一度来る機会はないだろうけど。








