新聞によりますと・・・、このフレーズ、覚えている人いるかな。それはさておき、もう先々週くらいのニュースになるけど、日本で初の超低床路面電車である熊本市交通局の9700形に廃車が発生したことが明らかになった。

超低床車は日本で初めての導入になることが評価されて1998年の鉄道友の会ローレル賞を受賞し、同年9月に交通局車庫で授賞式が行われた。この前日は大阪の関西合運に参加し、懇親会もすませて大阪から熊本行きの夜行バスに乗った。

受賞記念のヘッドマーク取付けはこちら側だけだった。

式典のあとは健軍町まで乗って解散になったようだ。ここは繁華街の通町筋。

市電にはあまり乗らず、熊本電鉄の北熊本に行っている。部品取り用のデハ5100形で、屋根上にやたらとパンタが乗っている。このあと御代志まで乗ったような気もするが、写真は残っていない。

となりの貨車にもパンタ、だいぶ予備を持っているようだけど、そんなによく壊れるのか。

小倉では駅ビルに出入りするモノレールを撮影。

次のコマは広島だけど翌日で、どこで一泊したかは記憶にない。

この頃、2000形が昼間に走るのは珍しかった。競艇貸切となっているけど、ボートレース協会が運賃分を負担し、一般の人も乗れたらしい。

広島駅前。後方が猿猴橋町で、方向幕は到着前に宮島になっている。

105系と113系?。タイフォンを見ると113系のようだが、この時代に113系がいたかは疑問。

瀬野に行ってスカイレールに乗っている。後方がJRの瀬野駅。座席が8人分の小さなゴンドラだけど、昼間はガラガラだった。

瀬野駅前のみどり口をでるとすぐに急勾配になる。

勾配を強調した構図はむずかしい。こまでが1本のフィルムに写っていた。

これは別の日で、元がポジだから色の抜けがよい。

スカイレールも1999年のローレル賞を受賞している。しかしこれは車両というよりシステム全体への評価であり、ローレル賞がふさわしいのかは意見の分かれるところだった。

いつの間にか忘れられた存在となり、2024年4月30日限りで廃止となった。
熊本市の9700形は導入してから27年目で廃車。この7年間は故障の修理ができず休車状態だったから、実質的には20年間しか稼働していない。このタイプは駆動方式が複雑で、現場はだいぶ手を焼いていたようだ。しかし、国や県からの補助金で購入しているからおいそれと廃車にもできず、27年目でやっとその縛りが解けたので待ってましたと2本を廃車にした、というのは少し考えすぎかも知れない。
実際には2024年にアルナ車両製の2400形が入って順調に動いているから、9700形を廃車にしても運行に支障は出ないということだと思う。2400形は両端の駆動台車部分が高床になるけど、駆動方式は一般的な平行カルダンだし、車内も大部分がロングシートだからラッシュにも対応しやすい。もちろんパテント代もいらないから新製費もだいぶ抑えられるはずで、交通局としてはいいことずくめといえるだろう。
同じ方式の車両を運行している他社も前例ができたとして廃車やアルナの新タイプへの置換えが進むかも知れない。今すぐではないが、宇都宮ライトレールの10年後が気になるところではある。
スカイレールは新しい都市交通システムとして開発されたのだが、スカイレール以外での採用がなく、開発したメーカーとしてはアテが外れてお荷物になっていたのだろう。技術が継承されないので施設や車両の更新もできず、電気バスに置換えとなった。同様の事例が名古屋のガイドウェイバスで、これも2026年度を目処に自動運転のBRTへの置換えが計画されている。

超低床車は日本で初めての導入になることが評価されて1998年の鉄道友の会ローレル賞を受賞し、同年9月に交通局車庫で授賞式が行われた。この前日は大阪の関西合運に参加し、懇親会もすませて大阪から熊本行きの夜行バスに乗った。

受賞記念のヘッドマーク取付けはこちら側だけだった。

式典のあとは健軍町まで乗って解散になったようだ。ここは繁華街の通町筋。

市電にはあまり乗らず、熊本電鉄の北熊本に行っている。部品取り用のデハ5100形で、屋根上にやたらとパンタが乗っている。このあと御代志まで乗ったような気もするが、写真は残っていない。

となりの貨車にもパンタ、だいぶ予備を持っているようだけど、そんなによく壊れるのか。

小倉では駅ビルに出入りするモノレールを撮影。

次のコマは広島だけど翌日で、どこで一泊したかは記憶にない。

この頃、2000形が昼間に走るのは珍しかった。競艇貸切となっているけど、ボートレース協会が運賃分を負担し、一般の人も乗れたらしい。

広島駅前。後方が猿猴橋町で、方向幕は到着前に宮島になっている。

105系と113系?。タイフォンを見ると113系のようだが、この時代に113系がいたかは疑問。

瀬野に行ってスカイレールに乗っている。後方がJRの瀬野駅。座席が8人分の小さなゴンドラだけど、昼間はガラガラだった。

瀬野駅前のみどり口をでるとすぐに急勾配になる。

勾配を強調した構図はむずかしい。こまでが1本のフィルムに写っていた。

これは別の日で、元がポジだから色の抜けがよい。

スカイレールも1999年のローレル賞を受賞している。しかしこれは車両というよりシステム全体への評価であり、ローレル賞がふさわしいのかは意見の分かれるところだった。

いつの間にか忘れられた存在となり、2024年4月30日限りで廃止となった。
熊本市の9700形は導入してから27年目で廃車。この7年間は故障の修理ができず休車状態だったから、実質的には20年間しか稼働していない。このタイプは駆動方式が複雑で、現場はだいぶ手を焼いていたようだ。しかし、国や県からの補助金で購入しているからおいそれと廃車にもできず、27年目でやっとその縛りが解けたので待ってましたと2本を廃車にした、というのは少し考えすぎかも知れない。
実際には2024年にアルナ車両製の2400形が入って順調に動いているから、9700形を廃車にしても運行に支障は出ないということだと思う。2400形は両端の駆動台車部分が高床になるけど、駆動方式は一般的な平行カルダンだし、車内も大部分がロングシートだからラッシュにも対応しやすい。もちろんパテント代もいらないから新製費もだいぶ抑えられるはずで、交通局としてはいいことずくめといえるだろう。
同じ方式の車両を運行している他社も前例ができたとして廃車やアルナの新タイプへの置換えが進むかも知れない。今すぐではないが、宇都宮ライトレールの10年後が気になるところではある。
スカイレールは新しい都市交通システムとして開発されたのだが、スカイレール以外での採用がなく、開発したメーカーとしてはアテが外れてお荷物になっていたのだろう。技術が継承されないので施設や車両の更新もできず、電気バスに置換えとなった。同様の事例が名古屋のガイドウェイバスで、これも2026年度を目処に自動運転のBRTへの置換えが計画されている。








