福島交通はかつて軌道線もあったが、現在は福島~飯坂温泉間の鉄道線のみ。バスと区別するため飯坂電車と案内されている。営業キロ9.2kmに12駅(両端駅を含む)があり、全線の運賃は430円(前回、220円と書いたのは子供運賃だったので訂正)と阿武隈急行より割高になっている。

電車が到着。見てのとおり、元東急の1000系で福島寄りが1100形(モハ)、飯坂温泉寄りが1200形(クハ)となる。データイムは全線を23分で走り、両端の折返しは2分で25分間隔となる。

運転台を覗いたり、車号を撮っているうちに発車。座席がぞろっと埋まる程度に乗っている。

次の曽根田はかつて車庫があった。目の前に山形新幹線の上りアプローチ線ができあがっている。JR線をオーバークロスしてからは左に道路がほぼ並行している。密集というほどではないが家並みは途切れない。

ほぼ中間の笹谷で交換。

桜水は車庫がある。温泉に入るつもりだから途中下車はしない。600V時代の最後の時にここまで来たと記憶しているが、よく調べたらこの先の平野~医王寺間で撮影している。

11:43、飯坂温泉に到着。改札口できっぷを見せ、駅から近い旅館を教えてもらう。

フリーきっぷでは指定された11軒の旅館のどれか1箇所を利用できる。改札の脇から見て矢印の湯乃家が一番近そうだ。

橋を渡ってすぐの湯乃家。昼間だからフロントはひっそりしているが、入浴待ちの客が数人いた。入浴は12~18時で3階に大浴場、9階に展望風呂がある。両方回る時間はないから迷わず9階に上がる。

清掃は終わっていて12時前に入れた。南側が開けていて見晴らしがよい。

駅が眼下に見える。誰もいないから裸でカメラを構えて撮りまくった。湯は熱めなのでゆっくり浸かるとのぼせてしまう。

風呂に入っていたのは20分そこそこ。冷房の効いたロビーで涼んでから駅に戻る。

乗るのは12:35発、まだ到着しないから駅員も出てこない。朝の7~9時台は15分ごとで3連も運転される。

来た時と同じ編成に乗る。あとで調べたらこの編成は本来3連で、学校が夏休みの時期には中間車を抜いているようだ。

再び桜水。左端に留置されている1314がこの編成の中間に入る。

JR線をオーバークロスするところ。

曽根田には7202-7101の2連が置かれているが、レールは本線とつながっていない。左にタラップが見えるから、車内も公開されているのだろうか。12:58、福島着。

乗継ぐ新白河行きは13:39発なので、その間にしっかり腹ごしらえをしておく必要がある。改札外に立食いそばは見当たらず、ホームに入ってもあるという保証はないので、駅ビル内の蕎麦屋に入る。

天丼にミニざるそばセットは980円。海老はやや大きめだけど、あとは茄子、サツマイモにピーマン。普通、天丼といったら海老のほかにイカかキスがついて野菜は2種なのだが、イカが異常に高値になっているという昨今の事情を反映しているのだろうか。まぁこの値段だし腹はいっぱいになったから、深く追求はしない。

これ以後はひたすら東京に向かって乗通すだけ。13:39発は新白河行きなので、郡山で乗継ぐ手間が省けるのはありがたい。

しかし、待っていたのは701系の4連だった。性能は文句ないけど車内は蛍光灯が少なくて暗い感じだし、窓ガラスも汚れていていかにもみすぼらしい。最後尾のクモハ701に席を取る。

郡山は14:27着の同51発で24分停車する。水郡線用のキハE130、これに乗って水郡線を乗潰したのは10年以上前だった。

磐越東線用のキハ110系に混じってGV-E197系もちらっと見える。

まだ発車しないので701系の運転台を撮影する。自分の姿が映り込まないよう、左手を精一杯伸ばしてカメラを構えた。気分転換にと移動した先頭のクハ700は冷房が効きすぎて寒いくらいだったので、2両目のクモハ701に座る。

新白河15:30着で黒磯行きは15:47発。平日だから乗継ぎ客は少ない。

黒磯16:10着で、E131系の宇都宮行きは16:16発。夏休みで高校生が乗っていないから空いている。宇都宮は6分の乗継ぎでE231系の15号車(最後尾)に乗る。赤羽から埼京線、新宿から中央線快速でいつものペースに戻り、19時半頃に帰宅。3日間ののんびり旅は終わった。飯坂温泉の入浴を省けば仙台でちょこっと地下鉄に乗ることもできたが、どうせなら富沢の車両基地内にある市電保存館も見てみたいので、来年に向けてプランを練っておこう。

電車が到着。見てのとおり、元東急の1000系で福島寄りが1100形(モハ)、飯坂温泉寄りが1200形(クハ)となる。データイムは全線を23分で走り、両端の折返しは2分で25分間隔となる。

運転台を覗いたり、車号を撮っているうちに発車。座席がぞろっと埋まる程度に乗っている。

次の曽根田はかつて車庫があった。目の前に山形新幹線の上りアプローチ線ができあがっている。JR線をオーバークロスしてからは左に道路がほぼ並行している。密集というほどではないが家並みは途切れない。

ほぼ中間の笹谷で交換。

桜水は車庫がある。温泉に入るつもりだから途中下車はしない。600V時代の最後の時にここまで来たと記憶しているが、よく調べたらこの先の平野~医王寺間で撮影している。

11:43、飯坂温泉に到着。改札口できっぷを見せ、駅から近い旅館を教えてもらう。

フリーきっぷでは指定された11軒の旅館のどれか1箇所を利用できる。改札の脇から見て矢印の湯乃家が一番近そうだ。

橋を渡ってすぐの湯乃家。昼間だからフロントはひっそりしているが、入浴待ちの客が数人いた。入浴は12~18時で3階に大浴場、9階に展望風呂がある。両方回る時間はないから迷わず9階に上がる。

清掃は終わっていて12時前に入れた。南側が開けていて見晴らしがよい。

駅が眼下に見える。誰もいないから裸でカメラを構えて撮りまくった。湯は熱めなのでゆっくり浸かるとのぼせてしまう。

風呂に入っていたのは20分そこそこ。冷房の効いたロビーで涼んでから駅に戻る。

乗るのは12:35発、まだ到着しないから駅員も出てこない。朝の7~9時台は15分ごとで3連も運転される。

来た時と同じ編成に乗る。あとで調べたらこの編成は本来3連で、学校が夏休みの時期には中間車を抜いているようだ。

再び桜水。左端に留置されている1314がこの編成の中間に入る。

JR線をオーバークロスするところ。

曽根田には7202-7101の2連が置かれているが、レールは本線とつながっていない。左にタラップが見えるから、車内も公開されているのだろうか。12:58、福島着。

乗継ぐ新白河行きは13:39発なので、その間にしっかり腹ごしらえをしておく必要がある。改札外に立食いそばは見当たらず、ホームに入ってもあるという保証はないので、駅ビル内の蕎麦屋に入る。

天丼にミニざるそばセットは980円。海老はやや大きめだけど、あとは茄子、サツマイモにピーマン。普通、天丼といったら海老のほかにイカかキスがついて野菜は2種なのだが、イカが異常に高値になっているという昨今の事情を反映しているのだろうか。まぁこの値段だし腹はいっぱいになったから、深く追求はしない。

これ以後はひたすら東京に向かって乗通すだけ。13:39発は新白河行きなので、郡山で乗継ぐ手間が省けるのはありがたい。

しかし、待っていたのは701系の4連だった。性能は文句ないけど車内は蛍光灯が少なくて暗い感じだし、窓ガラスも汚れていていかにもみすぼらしい。最後尾のクモハ701に席を取る。

郡山は14:27着の同51発で24分停車する。水郡線用のキハE130、これに乗って水郡線を乗潰したのは10年以上前だった。

磐越東線用のキハ110系に混じってGV-E197系もちらっと見える。

まだ発車しないので701系の運転台を撮影する。自分の姿が映り込まないよう、左手を精一杯伸ばしてカメラを構えた。気分転換にと移動した先頭のクハ700は冷房が効きすぎて寒いくらいだったので、2両目のクモハ701に座る。

新白河15:30着で黒磯行きは15:47発。平日だから乗継ぎ客は少ない。

黒磯16:10着で、E131系の宇都宮行きは16:16発。夏休みで高校生が乗っていないから空いている。宇都宮は6分の乗継ぎでE231系の15号車(最後尾)に乗る。赤羽から埼京線、新宿から中央線快速でいつものペースに戻り、19時半頃に帰宅。3日間ののんびり旅は終わった。飯坂温泉の入浴を省けば仙台でちょこっと地下鉄に乗ることもできたが、どうせなら富沢の車両基地内にある市電保存館も見てみたいので、来年に向けてプランを練っておこう。
























