モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

しなの鉄道

行き掛けの駄賃は松本電鉄と特急「しなの」(その2・完)

トレインフェスタも終わったが、順序としてその前の分を片付ける。

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14:35、松本に戻り改札の外に出てみる。お城口と呼ばれる1番線側で、表口にしては駅名の表示は控え目な感じだ。15:06発の特急「しなの13号」に乗る前に腹ごしらえをしておこう。

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時間を考えれば当然これになる。1番線の階段の脇でちょっと見落としそうな場所にあるが、2019年の金沢営業の帰りに寄っているから迷うことはない。

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コロッケそばは560円。八割そばと謳っていて、喉ごしが滑らかな感じだった。

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長野行きの「しなの13号」は4番線に到着、反対側の5番線には15:10発の新宿行き「あずさ42号」が停車している。乗り継ぐ客もある程度はいるのだろう。

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6連で自由席は後寄りの5・6号車になる。乗ったのは5号車のサハ383-109で、乗車率は30%くらい。長野まで乗り通す客はそんなに多くはないようだ。383系はデビューした時の報道公開で乗っているのでこれが2度目、自腹で乗るのは初めてになる。すでに新形式車への置き換えが発表されているから乗り納めの意味もあるが、できれば振り子が作動する区間でもう一度乗っておきたい。

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今時、これを備えている車両は珍しい。松本~長野間は本線ではないせいもあって線路は基本的に単線。坂北では上りの「しなの」と交換のための運転停車があった。

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姨捨付近からの眺めは日本の三大車窓のひとつになっている(と思う)。

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乗車券は東京から長野までで買えば松本で途中下車できると思っていたら、4月に制度改正があって松本~長野間も東京近郊区間に組み込まれたそうだ。やむなく松本で区切って買うことになった。

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16:56、長野到着。

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しなの鉄道のきっぷを買うため一度改札を出る。激安なナカジマ会館は昨年と同じ値段だった。松本で食べたばかりなので写真を撮るだけでにしておく。

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16:22発の軽井沢行き2662Mはオリジナル色のS1編成で、先頭のクモハ115-1004に乗る。下校の高校生でかなり混んできたが、座席は確保できた。

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途中の戸倉で途中下車、といっても改札外には出ない。駅名標が国鉄時代を感じさせる。

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ここは運輸区があり、現業の中心になっている。

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ホームの北側が留置線。手前の左端2両がパンタを上げ、本線の長野寄りに移動した。

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17:09、長野行き663Mが到着。10分停車して前部に2両増結する。

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青いのと赤いのの併結もあるんだ。次の小諸行き664Mは17:12発なので、連結シーンは見届けられなかった。ここは駅から山側に線路が延び、その先に工場(のような施設)があるらしいのを車窓から確認している。秋の運転会の時にはそこを探検してみようと思う。

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17:51、小諸着。駅前の小諸ロイヤルホテルにチェックイン。昨年の11月にも泊まったから勝手はわかっている。今回は赤丸のところの513号室。この建物はあとから4・5階部分を建て増ししたようで、坂にかかっているから同じ階でも真ん中あたりを境にして床に段差がある(写真は翌日に撮影)。

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ちょっと広めという部屋で一泊5,580円。

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荷物を置いたら雨が降らないうちに夕食の買い出しに行く。近所にツルヤという県下では有名なスーパーがあるのは前回で確認すみ。しかし、18時を少し回ったくらいなのに弁当の棚は見事になにも残っていなかった。となりの寿司コーナーでは699円の寿司が210円引きで、これをメインにおかずとデザート、明日の朝食の分のパンを仕入れて合計1,305円になった。

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19時を過ぎて雨が降ってきたけど、水たまりができるほどではない。

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翌朝(10日)、晴れというほどではないが、雨上がりのせいか見通しはよい。ホテルの窓越しにカメラを構える。

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115系も来た。

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薄日も出てきたので8:30過ぎにチェックアウト。しな鉄とJRの3車種並びが撮れた。

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羽黒下へは10:00発の132Dで間に合うのだが、1本前の9:22発中込行き130Dに乗る。9:18着の6726Mは昨日乗ったS1編成だった。

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6726Mと私が乗った130Dは同時発車で、東小諸(しな鉄には駅がない)到着前に抜かれた。

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乙女で下車し130Dを見送る。前回は9:40頃に「ろくもん」の回送が通過したので、今回はきっちり撮ってやろうと意気込んだのだが、見事に振られた。検査入場なのだろうか。

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土休日運転の「軽井沢リゾート1号」が通過。ほどなく到着した132Dに乗り込み羽黒下に向かった。




小諸に一泊、朝練でしなの鉄道を撮影

13時過ぎで鉄道文化むらを切上げ、横川駅前に戻って腹ごしらえ。そのあとはバスで軽井沢に出てしなの鉄道に乗換え。御代田で少し撮影してその日は小諸に泊まり。翌日(9日)は朝練で数時間ほどしなの鉄道を撮影してから羽黒下に向かう、という行程を計画していた。

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横川駅はこぢんまりとした造り。左にEF63の動輪が置かれている。

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駅舎の右となりにおぎのやの駅そばがある。

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1400円の釜めしは敬遠して、てんぷら(かき揚げ)そば550円で腹を満たす。値段相応の味で、ネギたっぷりなのはプラスポイントになる。

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線路に並行している道は中山道で、こんな道標もある。

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いかにも街道筋といった構えの食堂。

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荻野屋資料館は土休日のみの公開だった。

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軽井沢行きのJRバス乗り場。次のバスは14:05発だ。所要時間34分、運賃520円、スイカには対応していないから現金払いになる。

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14時頃、駐車場からバスが出てきた。2両止まっていてもう1両は青と白につばめマーク、当然そちらが来ると思っていたから嬉しい誤算。観光仕様だけど料金箱もあるから平日のアルバイトなのかも知れない。

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乗客は10数人、5・6年前に乗った時もこんなものだった。朝夕はもう少し乗るんだろうか。国道18号の新道(碓氷バイパス)を走る。目の前を横切る上信越道は文化むらからも見えていた。もう少し先でアーチ橋の根元部分を通る。

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ここが最高所の入山峠で、標高は1000mを少し越えている。さらに5分ほどで群馬と長野の県境を通過した。

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平日だから渋滞もなく、軽井沢には所定の14:39に到着。

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駅前には草軽の電機が鎮座している。しなの鉄道は15:07発だから、写真を撮る余裕は十分にある。

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順光の側から。屋根があるのはいいけど、もう少し余裕が欲しいところ。

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もともとは鉱山用で、先輪は草軽に来てから取り付けられた。

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独特な形の集電装置。一応菱形になっているからパンタグラフと呼んでも間違いではないだろう。

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運転台。運転士はどこに座っていたのか。立ったままでは頭がつかえるだろうし。

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台車カバーの隙間からモーターが見える。ギアはケース付きだった。運転台と反対側の先端(写真左)に抵抗器が置かれている。

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6月に来た時は時間がなくて素通りだったEC40もしっかり観察する。

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正面は撮りにくい。

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なんとかマスコンが撮れた。鏡板左上にメーカーのアルゲマイネの略称であるAEGのデザイン文字が見える。手ブレーキのハンドルが2個あるのは、車輪用とラックギア用なのだろうか。

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反対側は停車中の電車の窓を開けて撮ったけど、下回りが陰になってしまった。

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EF63も電車が止まっていると全景が撮れない。その電車も115系なんだから文句はいえないが。

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昭和38年といったら103系と同期なんだ。

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15:07発の小諸行き767Mに乗る。15時台以降は殆どの列車が軽井沢~小諸間の区間運転になる。

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御代田で下車。

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小諸寄りにくねくねした道を20分ほど歩く。駅に近い方は線路がやや低く、足回りが隠れてしまう。ここは跨線橋に続く道路からで、浅間山がバックに入るのだが、もう列車の側面には陽が回らないし、跨線橋の影も落ちている。ここでのベストタイムは昼頃からの数時間というところか。

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15:49、772Mが通過。乗ってきた列車の折り返しだ。上の画角で列車を右端いっぱいに入れた方がよかったかも知れないが、次を待っていると陽が暮れてしまう。

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16:08、769Mは駅に近い方に戻って待構える。中途半端な場所ででまとまりが悪し、左端に電柱の影が落ちた。次の上りは16:30頃で走りはまともに撮れそうもないから駅に戻る。

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駅の軽井沢寄りに跨線橋があり、線路の北側に出てみる。こちらは住宅だけで商店はない。八十二銀行は結構大きな建物だった。

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ホームにかかる木が紅葉していて、夕陽を受けてなかなかいい雰囲気になっている。ここに電車を絡めて撮ろうと待機していたのだが。

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16:31、お~い、そこの雲、ちょっと待たんかコラァ。といっても自然には勝てない。

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16:33、もう葉っぱに陽は当たらんし、シャッター切るのも少し早かった。今日の撮影はこれまで。16:54発の2667Mで小諸に向かう。

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今夜の宿はここ。建物はそこそこ古くて、いささか名前負けしている感がある。しかし、改札を出で1分という立地で1泊4800円だから文句はいわない。客室は4階と5階、私が泊まった502号室は一番上の出窓のような部分の左側になる。

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部屋はかなり広い。寒さに備えてファンヒーターもあるが、これは使う必要がなかった。

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風呂上がりの夜食。近くにあるツルヤというかなり大きいスーパーで仕入れた。コーヒーはフロントにサーバーがあって無料。ツルヤは20:30閉店で朝は9:30開店だから朝食の調達には使えない。

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9日の朝、最低気温1度という天気予報にびびったが、外に出ても東京よりちょっと寒いかなというくらいだった。しかし、空模様は最悪。雨は降っていないがまともに写真を撮れる状況ではない。取り敢えず小諸7:47発の列車に乗るのは止めて、部屋でゆっくり朝食とする。8時頃には東の方に晴れ間が見えてきたので、8:16発の列車で撮影地に向かう。

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小海線で2駅目の乙女で下車。ホームの幅が狭いので、駅名票を真正面から撮ろうとすると線路に落ちてしまう。

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乗ってきた列車の後追い。左側にしなの鉄道の線路が並行している。

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駅の全景。私は乙女湖公園に通じる階段から撮影している。奥の道路から降りた所に簡易改札がある。

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駅名は公園内にある乙女湖に由来しているが、駅から乙女湖は見えない。

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線路を跨ぐ道路から撮影。小諸から並走してきた小海線は右にカーブして佐久平、中込方面に向かう。

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8:26発の小諸行きは3連だった。

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8:35頃、長野行きの2629Mが通過。

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8:43頃、軽井沢行きの2622Mが通過。青いのはL/Cシート車で3本在籍している。

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次は9:16頃の2631Mなので、暇潰しに上の道路に出て歩き回っていたら、115系の唸りが聞こえてきて上り列車が通過。えっ、こんなの時刻表に載っていないじゃないか。よく見ると乗客がいるから回送ではない。団臨なのだろうか。

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小海線も撮っておく。先ほどの小諸行きの折返しだ。

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9:16頃、長野行き2631Mが通過。

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9:24頃、軽井沢行き6726Mはしなの鉄道オリジナル塗色の115系。トミックスの模型と同じだな。廃車になる前に浅間山をバックにしたカットも撮っておきたい。

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残る1本は9:55頃に通過なので、乙女湖への階段で日向ぼっこをしながらモニターを確認していたら、背後から再び115系の唸りが聞こえてきた。慌ててホームに降り、カメラの電源を入れる間なく、観光列車「ろくもん」の回送がすっ飛んで行った。これは前回も何度か出会っているが、時刻表に載っていないので出たとこ勝負になる。

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9:55頃、妙高高原行き6601M、軽井沢リゾート1号が通過。土休日運転で車両は2622Mの折り返しになる。これで朝練は終了、10:06発の小海行きで羽黒下に向かった。




行き掛けの駄賃は、しなの鉄道と長野電鉄(その3)

8日は朝飯前に上田電鉄でも撮るかと思っていたけど、千曲川のアングルは一度撮れば十分。それより、坂城には7:42に貨物列車が到着するから、これを狙ってみることにした。上田6:58発の1617Mで坂城には7:09に到着。お目当ての到着するまでには少し時間があるから、コンビニで買ったパンで朝食をすませる。

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ホームを歩いていて気がついたこと。しなの鉄道のレールマップなのだが。

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屋代で長野電鉄に接続となっている。昨日、一昨日での廃止ではないんだけど。

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坂城の構内配線はこうなっている。C線とD線の間の黄色の部分に石油の取卸し設備がある。左の箱の部分が入換え用DLの検修庫。

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7:44(時刻はカメラの表示)、85列車がA線に入ってきた。ちょっと肌寒いくらいだが、光線状態は申し分ない。

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7:45、もう少し前まで行ってもよさそうなのだが、この位置で停止。

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7:53、切離し作業が終わり、誘導員を乗せて機関車が前進する。

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ポイントの先で停止。人力でポイントをB線側に転換する。

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ここで一旦停止。

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光線がいいところで形式写真を1枚。

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7:56、DLが動き出した。

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一番左のポイントの先まで行って折返す。

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7:59、目の前をゆっくりと通過。DB25という形式は2軸で自重25tであることを意味している。メーカーは北陸重機だった。

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EH200の脇を掠め、あと10m・・・。

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連結。

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ブレーキ管はつながないから、すぐに引出す。

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8:01、満タンだから1両で60t。一度動き出せば、あとは貨車に押されているようなものだ。

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9両目が通過して、あれ、まだ後ろに残りがいるじゃないか。

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D線に入れるので、一番奥まで引上げる。

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推進で押込む。取卸し線には作業員が待機している。

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8:08、D線に据付け、早速作業が開始される。

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DLはA線に戻ってもうひと仕事。

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2度目はちょっと遠いなぁ。

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8:13、残りは8両だった。

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お役目、ご苦労様です。

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今度は2番目のポイントの先で停止。

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C線に押込む。

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8:18、バルブの位置を合わせて停車。

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8:19、DLは解放され、

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8:21、所定の位置に戻り、朝の仕事は終わり。

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綺麗でキリのいい車号のがいたので、形式写真を撮っておく。

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8:24、EH200がA線に出てきた。

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625Mと並走する。

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8:26、この位置で待機。石油の抜取りが終わったタキを再び連結し、11:23発の85列車(昨日撮影した列車)となる。

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1両の抜取りにどのくらいの時間がかかるのかまでは観察できなかった。8:45発の2726Mで小諸に向かった。


行き掛けの駄賃は、しなの鉄道と長野電鉄(その2)

長野に着いたら長野電鉄に乗換え。1992年頃に取材で来たことはあるけど、地下ホームから乗り降りした記憶はない。

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小布施までのきっぷと特急券を買う。

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2面3線の地下ホームは神戸電鉄の新開地を思わせる。12:44発の特急は元JR253系のスノーモンキーで、私にとっては初乗車になる。

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3連の先頭(1号車)は指定席、自由席の2・3号車は座席が集団見合いタイプで固定されているから、後ろ向きとなる席はほとんど埋まっていない。

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13:00、須坂着。ここで元小田急Hi-SEの特急「ゆけむり」と交換する。その向こうの側線にもHi-SEがいて2本並びになっているのだが、停車時間が短くてそのシーンは撮れなかった。

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13:00、ゆけむりが発車。

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13:01、スノーモンキーが発車。

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次の信州中野行きは13:22発なので、それまでに構内を撮影する。

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Hi-SEはこのあとすぐに入換えて1番線に移動した。

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2・3番ホームの端にあるモニュメント。長電の前身である河東鉄道の1形蒸機で、長電創立100周年となる2020年5月に設置されたとある。

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かつての主力だった営団3000系。2連3本が在籍しているが、営業運転には使用されていない。

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右端の2両は冷房化されていないから部品取り用なのだろうか。残念ながら改札を出て確認しに行く暇はない。

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元東京地下鉄03系の3000系。元東急の8500系は抑速ブレーキがないから、信州中野~湯田中間のローカルはこの3000系が一手引受けとなる。

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車庫内のポイントはすべて手動で切換える。左端の編成は元中間車から改造のT6編成で、向かって右の運行番号表示窓がない。

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須坂を出ると線路の両側はりんご畑が続く。小布施は特急も止まり、小布施栗が有名だが、今回の目的は後方に見えている「ながでん電車の広場」なのはいうまでもない。

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無人駅なので出入りは自由。1990年5月に開設され、当初の展示車両はED502、デハニ201、モハ604、モハ1003だった。2012年7月に車両の入替えがあり、現在はりんごカラーになった2000系D編成が展示されている。

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ドアは1箇所が開けっ放しなので、車内へは自由に出入りできる。車体の大きさ、座席配置は名鉄5000系に準じているが、椅子は回転式なので本家よりやや高級感がある。

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座席は向かい合わせで固定され、冬はこの隙間にスキーを立てかけていたそうだ。

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運転台。電機品は三菱電機なので、マスコンはウエスチングハウスの流れを汲む。狭軌のWNカルダンで75kWのモーターを採用したのは、この2000系が日本初となる。

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電車の広場の案内。

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2000系の説明もある。

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連結面の標記。

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日車・名古屋の銘板。最終増備となるD編成はA~C編成と異なり空気バネ台車なのだが、スペースの制約で写真は撮れなかった。
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駅舎の写真を撮り、13:55発の長野行きに乗る。

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一気に長野まで戻らず、朝陽で降りる。長野からここまでが複線で、市街地といえるのもこのあたりまでになる。

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事前に航空写真で確認したところ、須坂寄りにちょっと家並みが途切れた空間がある。ご覧のように架線柱は片持ちでカーブの外側。申し分ない条件なのだが、よりによってこんなとこに車置かんでもいいだろうが。

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待つこと10分ほどで、先ほど乗ったスノーモンキーが湯田中から戻って来た。ちょっと雲がかかってきたのが残念。

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さらに10分足らずでゆけむりが通過。雲が切れないし、腹も減ったから次の14:46発で長野に戻る。

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地域ネタになるけど、長野でこの名前を知らないのはモグリ。実は私の父がここ(東京支店だけど)に勤務していた。

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長野駅に戻ったら陽が射してきた。ここで駅そばを食べるが、それは別稿で。

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16時発の「しなの」は383系の6+2編成だったので、頭同士の連結面を撮っておく。

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15:45発の2660Mに乗る。アニメのラッピングらしいが側面は撮れなかった。

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光線状態がよさそうな安茂里で降り、下りホームに移動する。

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16:04、しなのが通過。バックが少しうるさいが、光線状態は申し分ない。

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16:11、甲府行きは211系3000番代(ロングシート)。

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16:26発の2662Mは、軽井沢から乗ったS7編成。

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16:42、長野行きの1657M。このあと16:49発の664Mに篠ノ井まで乗る。

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篠ノ井に降りたらEF64が入換え中で、学生らしい「鉄」が2人、カメラを構えていた。構内に貨車の姿はなく、機関車はホームの外れまで移動して停止した。

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17:09、基本6連のしなのが通過。

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17:26、大月行きはセミクロスの1000番代。このあと、17:31発の2666Mに乗る。

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まだ明るいので、後追いだけど光線がよい千曲で降りた。17:58、観光列車「ろくもん」の回送が通過。先ほど屋代に止まっていて、車庫のある戸倉に戻るのだろう。

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18:01、デュアルシートの100番代4連は、「しなのサンセット2号」の送込み回送。

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18:06、4連の668M。夕方の4連が撮れるのは陽が長いこの時期だからこそ。

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18:14発の2669Mは湘南色のS3編成。

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逆光でもなんでも撮る。小一時間で思わぬ成果があり、18:26発の670Mで上田に向かう。

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18:54、「しなのサンセット2号」が到着。長野から上田まで無停車29分で走る。先ほどの670Mは9分間停車し、この列車の接続を受ける。

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折返し19:05発の「しなのサンセット1号」、さらにその折返しの「しなのサンセット4号」と稼ぎまくる。

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車両の表示は特別快速、改札の案内は有料快速となっている。これで本日(7日)の撮影は終了。予定どおりホテルにチェックインした。



行き掛けの駄賃は、しなの鉄道と長野電鉄(その1)

佐久穂町の運転会、新幹線で日帰りでは勿体ないので、前日(7日)はしなの鉄道と長野電鉄に寄り道した。

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事前に用意した乗車券類。高円寺から軽井沢までの乗車券と新幹線の特急券は高円寺の多機能券売機で買えた。問題は右上2枚の乗車券で、券売機では中央線回りしか選択できない。前回はそれに気付かず佐久平の改札で弾かれ、経路変更の処置をしてもらった。八王子~拝島~立川なんていう実際にそんな乗り方しないだろうという経路が3とおり出てくるのに、ごく一般的な北陸新幹線経由が選べないなんて、ソフトの開発者は何を考えているんだ。小諸~羽黒下も「窓口で対応してもらえ」という表示が出る。他社とのまたがりもない単純な乗車券が買えないなら、多機能券売機なんて看板は下ろしてもらいたい。

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上野8:47発の「はくたか」で9:43に軽井沢着。しなの鉄道の窓口でこのきっぷを買う。長野まで乗って帰りは上田までだが、モトは取れる。

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しな鉄のホームからは保存されているEF63が見える。その奥に最初のアプト式電機の10000形(EC40)もいるはずだが、接続時間が短いからそこまで確認している暇はない。電車はL/C座席を備えたSR1系の100番代。

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9:59発の長野行き2635Mは初代長野色のS7編成(クモハ115-1018-モハ114-1023-クハ115-1017)だった。

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この椅子は長野工場のリニューアルタイプで肘掛けの支持アームの形に特徴がある。

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ドアの下にこんな注意書きがあった。だいぶドアヒーターが強化されているのだろう。

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御代田付近。陽は射しているが雲が多く、浅間山は見えない。

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大屋のホームにあった、観光案内板だったと思われる遺構。本体は鉄鋳物のがっちりした造りだから、このまま放置しても5年や10年では朽ち果てないだろう。

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10:53上田着。発車は11:05なので一旦改札を出て、今夜泊まるホテルに模型を入れたキャリーカートを預けた。これで身軽になり撮影に専念できる。写真は8日の朝に撮影。

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11:17、上田から3駅目の坂城に到着。ここは石油の備蓄設備があり、根岸からの貨物列車が篠ノ井経由で運転されている。1日2往復が定期で、左に止まっている87列車は乗ってきた2635Mの後を追い、6分後の11:23に発車する。

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ホームの先の踏切までは数分で歩ける。

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右の建物の先に駐車場があり、ここから撮れそうと思ったのだが、高低差があってダメ。逆光気味で苦しい構図だが、踏切の脇から撮るしかない。

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87列車と入替わって11:32、篠ノ井からの86列車が到着。待ち時間が少なく、効率よく撮れるのはありがたい。もう少し引いてパンタが山から抜けるところでシャッターを切ればよかった。

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後ろ姿を撮って駅に戻る。

P6079107
こじんまりとした駅舎。

P6079108
ここのもうひとつの見所がこれ。169系が3両も保存されているのだ。

P6079111
鉄道会社が運営する博物館でも、同系列を3両まとめて保存している例はないと思う。

P6079113
定期的に内部を公開しているようだ。次の公開は7月13日となっている。通勤快速はしな鉄にあったのかな。

P6079115
検査標記。屋代工は長電テクニカルサービスのこと。

P6079117
車号は数字が国鉄書体とは少し違うような気がする。

P6079118
クモハは行き先が大垣になっている。国鉄時代でも東海道ローカルに使ったことはないと思うのだが。

P6079129
ホームから見るとこんな感じ。状態は良い方だが、陽が当たるこちら側は塗装がだいぶボコボコになっている。

P6079132
169系を見ているうちに入換え作業が行われていて、EH200は待避線に入って一休み。

P6079135
タンカーは上田寄りに引上げてから、推進で取卸し線に押込む。

P6079141
燃料抜取りのバルブはタキの長さに合わせて10両分が設置されている。

P6079143
入換え作業が終わったDLは、側線の外れで一休み。

P6079150
EH200は下り列車の先頭となる位置に移動して待機する。

P6079147
坂城町のマスコットキャラクターはねずみなのだ。ひととおり見終わったところで、11:57発の2637Mで長野に向かう。軽井沢でEF63のとなりにいたSR1系100番代で、快速列車ではないから座席はロングシート状態だった。座り心地はよいけど背もたれが高いので、車窓からの眺めはあまりよくない。半分居眠りしながら12:30に長野到着。







プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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