能勢電鉄といったら昔はポール電車がトコトコ走っていましたが、今は阪急宝塚線の支線のようになっています。もともとは信仰の対象である妙見山への参拝を目的とした鉄道で、終点の妙見口からはケーブルカーとリフトを乗継ぎ、妙見山の頂上付近まで行くことができます。そのケーブルとリフトも運営している能勢電鉄から去る6月23日、1年後にこれを含めて妙見の森に展開しているすべての事業から撤退するという発表がありました。
ということで、まだコロナが流行る前の2018年9月に撮影した画像を引っ張り出してみた。終点の妙見口駅。ここは大阪府豊能郡豊能町で、大阪府で一番北の駅になる。
ケーブルカーの乗り場まではこんな道を20分ほど歩く。
ちゃんと道標もあるから迷うことはない。
ここは兵庫県川西市になる。
国道を右に入れば、乗り場(黒川)はすぐ。路線は真っ直ぐで、ほぼ全線が見渡せる。
ケーブルカーでは珍しい標準軌だが、車両は全長10mくらいと小さい。1925年に山上線、山下線が開業し、1944年に不要不急の施設として廃止。1960(昭和35)年4月に山下線が復活した。車両はその時に新製されたもので、2014年にリニューアルが行われた。
リニューアルは外観を少しいじったくらいで、車内は座席のモケットを貼り替えている。
木の化粧板を貼ったのがよくわかる。愛称は「ときめき」と「ほほえみ」。
山上駅、といってもまだ頂上ではなく、リフトの乗り場までは10分くらい歩く。
日本一の里山、なんだそうで、人工の遊戯施設はないから財布にもやさしい。
ふれあい広場にはバーベキューテラスなどもあり、2021年11月まではシグナス森林鉄道も運転されていた。
リフトは最初の開業の山上線部分で、ふれあい広場~妙見山を結んでいる。
妙見山の乗り場。ここの標高は660mくらいだから、関東なら高尾山とほぼ同じ。妙見さんで親しまれいる真如寺はここからすぐだが、参拝はしなかった。
訪れた時はそこそこ賑わっているようだったが、コロナで落ちた客足が回復せず、老朽化した施設を
更新してもモトが取れないというのが撤退の理由。廃止時期は早まることもありそうなので、お名残乗車はお早めに。
ということで、まだコロナが流行る前の2018年9月に撮影した画像を引っ張り出してみた。終点の妙見口駅。ここは大阪府豊能郡豊能町で、大阪府で一番北の駅になる。
ケーブルカーの乗り場まではこんな道を20分ほど歩く。
ちゃんと道標もあるから迷うことはない。
ここは兵庫県川西市になる。
国道を右に入れば、乗り場(黒川)はすぐ。路線は真っ直ぐで、ほぼ全線が見渡せる。
ケーブルカーでは珍しい標準軌だが、車両は全長10mくらいと小さい。1925年に山上線、山下線が開業し、1944年に不要不急の施設として廃止。1960(昭和35)年4月に山下線が復活した。車両はその時に新製されたもので、2014年にリニューアルが行われた。
リニューアルは外観を少しいじったくらいで、車内は座席のモケットを貼り替えている。
木の化粧板を貼ったのがよくわかる。愛称は「ときめき」と「ほほえみ」。
山上駅、といってもまだ頂上ではなく、リフトの乗り場までは10分くらい歩く。
日本一の里山、なんだそうで、人工の遊戯施設はないから財布にもやさしい。
ふれあい広場にはバーベキューテラスなどもあり、2021年11月まではシグナス森林鉄道も運転されていた。
リフトは最初の開業の山上線部分で、ふれあい広場~妙見山を結んでいる。
妙見山の乗り場。ここの標高は660mくらいだから、関東なら高尾山とほぼ同じ。妙見さんで親しまれいる真如寺はここからすぐだが、参拝はしなかった。
訪れた時はそこそこ賑わっているようだったが、コロナで落ちた客足が回復せず、老朽化した施設を
更新してもモトが取れないというのが撤退の理由。廃止時期は早まることもありそうなので、お名残乗車はお早めに。