南海電気鉄道の羽車マークについて、ぬか屋さんから「よく似ているのがある」と画像を送っていただいた。

東欧のスロバキア、ブラチシラバ中央駅の屋根に乗っているそうで、城の屋根についているシャチホコのような役割なのだろう。車輪(というよりプーリーみたいだが)の両側に翼がついているのは速さの象徴というところなのか。

これは昭和47年までの南海電車に付いていた社章で、車輪と翼を組み合わせる発想は同じだ。南海の前身である阪堺鉄道が開業間もない頃、ドイツから輸入した客車の特別室のカーテンに羽車のマークがついていて、速さのイメージにぴったりとして会社のマークに採用された。当初は車輪が右向きで、南海鉄道になってから左向きに改められたとされている。

車両からは消えた羽車も、なんば駅のホームへの出入り口となる赤丸の部分に現存している。

日本建築でいえば欄間部分になる。車輪が正面向きなのはスロバキアと同じだ。毎日ここを通る人は慣れっこになっているから、わざわざ立ち止まって写真を撮っているのは私だけだった。

これも関西では有名なローカルブランド。以前は関西食品だったが、今はハグルマが社名になっている。その昔、社長が南海の社長と親交があった縁で、名前とマークの使用が認められているという。かつては石津川に工場があったことから、今も南海の駅ではよくこの広告を見かける。

東欧のスロバキア、ブラチシラバ中央駅の屋根に乗っているそうで、城の屋根についているシャチホコのような役割なのだろう。車輪(というよりプーリーみたいだが)の両側に翼がついているのは速さの象徴というところなのか。

これは昭和47年までの南海電車に付いていた社章で、車輪と翼を組み合わせる発想は同じだ。南海の前身である阪堺鉄道が開業間もない頃、ドイツから輸入した客車の特別室のカーテンに羽車のマークがついていて、速さのイメージにぴったりとして会社のマークに採用された。当初は車輪が右向きで、南海鉄道になってから左向きに改められたとされている。

車両からは消えた羽車も、なんば駅のホームへの出入り口となる赤丸の部分に現存している。

日本建築でいえば欄間部分になる。車輪が正面向きなのはスロバキアと同じだ。毎日ここを通る人は慣れっこになっているから、わざわざ立ち止まって写真を撮っているのは私だけだった。

これも関西では有名なローカルブランド。以前は関西食品だったが、今はハグルマが社名になっている。その昔、社長が南海の社長と親交があった縁で、名前とマークの使用が認められているという。かつては石津川に工場があったことから、今も南海の駅ではよくこの広告を見かける。



























