シグ鉄さんのブログのコメントが発端で、近鉄の特急車のドア位置について考察してみます。特急車のドア(出入口)は片側1箇所が基本で、さらに運転室の後ろは必ずドアを置くという縛りがあるようです。ただし、しまかぜ、ひのとりなどの前面展望を考慮した車両はこの限りではありません。
かつての主力だった12200系。クとサ(右端と3両目)は2ドアになっている。これはドア間隔を1両分以内として、乗客がホームのどの位置にいても、ドアまで半車以上歩かせないという考えに基づくものと思われる。サが2ドアになっているのは、McーTc編成のクを基準にしているからだろう。
最初から4連で登場した12400系は、サ(右から3両目)も1ドアになった。
12410系も同様で、右端のクだけが2ドア。3連で登場した経緯からトイレ・洗面所はモ(右から2両目と4両目)に設置されている。
30000系は両端のモにトイレ・洗面所がある。右端のモ30250が2ドアになっているのは、12200系の流れを汲んでいるのだろうか。
22000系も2連で片側3箇所を基本とするが、4連では右から2両目のドア位置が、本来の先頭車(左端)とは逆になっている。
21000系アーバンライナー。左から2両目のモ21500が2ドアになっている。
23000系伊勢志摩ライナーは、右から3両目のモ23300が2ドア。
南大阪線の16000系は大きな荷物を持った登山客などを考慮して、各車2ドアで登場したが、リニューアルでモ(左)は連結面寄りのドアを埋めて客室とした。大井川鐵道に譲渡した3本はリニューアルが行われていない。
26000系さくらライナー。リニューアルで先頭車の最前部にドアが増設された。オリジナルは最前部まで座席があり、運転室扉は非常口としての使用を考慮して幅が広めになっている。
以上、よく観察できるよう、写真は大きめにしてあります。
かつての主力だった12200系。クとサ(右端と3両目)は2ドアになっている。これはドア間隔を1両分以内として、乗客がホームのどの位置にいても、ドアまで半車以上歩かせないという考えに基づくものと思われる。サが2ドアになっているのは、McーTc編成のクを基準にしているからだろう。
最初から4連で登場した12400系は、サ(右から3両目)も1ドアになった。
12410系も同様で、右端のクだけが2ドア。3連で登場した経緯からトイレ・洗面所はモ(右から2両目と4両目)に設置されている。
30000系は両端のモにトイレ・洗面所がある。右端のモ30250が2ドアになっているのは、12200系の流れを汲んでいるのだろうか。
22000系も2連で片側3箇所を基本とするが、4連では右から2両目のドア位置が、本来の先頭車(左端)とは逆になっている。
21000系アーバンライナー。左から2両目のモ21500が2ドアになっている。
23000系伊勢志摩ライナーは、右から3両目のモ23300が2ドア。
南大阪線の16000系は大きな荷物を持った登山客などを考慮して、各車2ドアで登場したが、リニューアルでモ(左)は連結面寄りのドアを埋めて客室とした。大井川鐵道に譲渡した3本はリニューアルが行われていない。
26000系さくらライナー。リニューアルで先頭車の最前部にドアが増設された。オリジナルは最前部まで座席があり、運転室扉は非常口としての使用を考慮して幅が広めになっている。
以上、よく観察できるよう、写真は大きめにしてあります。