真っ昼間から吞める場所としてオジサン達に有名な立石。両隣の四ツ木と青砥は高架になっていますが、ここはまだ京成電車が地平を走っています。ごちゃごちゃした街並みは防災上からも問題ありなので、この区間の連続立体化工事が進められていますが、土地収用に時間がかかり、完成はままだかなり先のようです。

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最初の訪問は2021年10月11日。駅の跨線橋から青砥方面を見たところで、左側(下り線側)に工事用地が確保されている。

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橋上駅の改札脇には越後そばがあった。

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改札への階段は両側にあった。駅前広場といえるスペースはない。

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青砥寄り踏切の下り線側から。上り線側にアーケードの商店街がある。

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駅通り商店街に並行する立石仲見世はかなりディープな雰囲気。左側は奥戸街道まで続くが、右は20mくらいで行き止まりになる。

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青砥寄りから見た駅舎。階段が線路に平行ではなく、上すぼまりになっているのが珍しい。

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青砥寄りはかなり広いスペースが確保されている。1線ずつ仮線に移し、空いた上り線側から高架
脚を建てる。

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青砥から高架を下ったきた3000形。

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四ツ木寄りから見た駅舎。左側の下り線ホームを島式にして、下り線を移設。現在の下り線が上り線になる。

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四ツ木との中間あたりは仮線が敷かれ、架線を張ればすぐにも電車が走れそうに見えた。

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これ以降は2024年1月19日の撮影。下りホームに降りて最初の1枚は残り1本のみになった3400形。これはついているかな。

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昨年10月に橋上の改札口は廃止になった。左側の階段は途中まで撤去されている。

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改札口は上り、下りの専用となり、入ったら反対側のホームには行けない。これは上り線用。

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上り線側の商店街は踏切から数10mが再開発に備えて閉店となり、板囲いができている。

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怪しげな空気が漂う仲見世は健在。

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上り線側には高架脚の一部ができあがっている。

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踏切から青砥寄りを見る。3年前と比べて目だった変化はない。

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この位置からは仮線が敷かれているのがわかる。

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上の写真の踏切から青砥寄りを見たところ。

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四ツ木寄りからのホーム。高架脚が目に付く。

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四ツ木寄りの仮線も3年前と変わらず、まだ架線は張られていない。

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四ツ木寄りはまだ工事着手の様子が見られない。
当初の計画で2013年の完成予定が、用地買収の遅れで10年延長され、2024年になった現在もまだ仮線への切り換えすら進んでいない。東京都などの工事計画にも完成予定の記載がなく、状況は一進一退というところなのだろうか。