西武鉄道新宿線は東村山駅前後の立体化工事が進められていて、その第一段階として6月29日の初電から下り線が高架に切替えられた。工事が始まってからは時々定点観測をしているが、28日は地平を走る最後の様子を記録しようと出かけてみた。

小平で拝島行き急行から本川越行き各停に乗換え、先頭にかぶりつく。新青梅街道をアンダークロスした先が高架への切替え地点となる。

府中街道を渡る。拝島線との交差部分は立体化されて道幅も広くなったので、平面交差で幅の狭いこの踏切が交通のネックになっている。

新宿線の下を潜る国分寺線の桁はまだつながっていない。

東村山に到着。下りは4番線で、左が上りの5・6番線。5番線は上りの副本線だが、下りの特急が発着する。

4番線の反対側は奥が2番線(国分寺線)、手前が3番線(西武園線)と分けられている。車止めの先に高架の下り線ホームへの階段とエスカレーターができている。


ホーム変更の案内。

4番線に進入する下り列車。

国分寺線から新宿線下りへは同じホームで乗換えられる。

5番線に入る下り特急。

頭が揃わないので特急が発車してからシャッターを切った。

改札を出て最初の踏切まで歩く。手前から新宿線上り、同下り、西武園線。その昔は西武園線の線路を貨物列車が通過していた。

さらに歩いて新宿線と西武園線の分岐する所の踏切。

シャッターを切るのが一瞬遅かった。工事が始まる前はこのあたりに西武園線と新宿線との渡り線があった。

明日から高架化というのを西武園線と国分寺線も含まれると勘違いしていた。よくよく見れば西武園線の高架にはまだ架線が張られていないし、国分寺線はまだ新宿線の下を潜る高架がつながっていない。

所沢寄りの高架切替地点。この踏切は何度か撮影に来たことがある。28日の撮影はこれまで。

日曜は同業者が多そうだから敬遠し、30日に新線の初乗りとした。駅間1kmそこそこの各停でも30000系は軽く100km/hを越える。阪急の各停といい勝負だ。

久米川を出て線路はまっすぐ、25‰の勾配でもなんなく加速する。ちょっとブレているな。

府中街道跨ぎ越す。

国分寺線を越える部分が最高所となる。

ホームの全容が見えてきた。

まだ使えるのは下りの2線のみ。左が4番線、右が5番線になる。

4番線に到着。

乗ってきた列車の後追い。

配線を見てみる。5番線から出て右に分岐した先は引上げ線で、上り線はまだレールが敷かれていない。

ホームは自然光で明るい。中程には冷房付きの待合室もある。

西口広場の真上あたり。もう少し左に振ると富士山が見えるはずだ。

西武新宿寄りのホーム先端から。到着の40000系の急行はここで特急を待避する。

特急は5番線に入る。10000系もそろそろ先が見えてきた。

急行(左)は10連でホームいっぱいだから、頭揃えは撮れない。

2000系も撮っておく。上り線が高架になるまで生き延びられるだろうか。

下に降りてみる。2番線、3番線とも車止めの先に高架ホームへの階段とエスカレーターが設置された。奥が国分寺線用の2番線で、そちら側のエスカレーターは上り専用。

3番線(西武園線)側のエスカレーターは下り専用になっている。

2番線に国分寺行きが到着。まだしばらくはこの状態が続く。

10時台の西武園線は1時間に4本。昼過ぎの数時間は3本になる。

再び下り列車に乗り、所沢寄りを見てみる。

西武園線が分岐する所。引上げ線はここまで続いている。

勾配を下る。

切替え地点。この踏切までは歩いて20分以上かかる。

上り列車から見た切替え地点。

5番線(上りホーム)から4番線(下り)を見る。まだ架線は撤去されていない。高架ホームへの連絡通路ができた部分が使用停止になっている。

赤線の部分が閉鎖された。手前の旧5番線は番線表示がなくなり、使用停止の状態。

旧4番線側は防護柵を取付けるポールが建てられていた。

まだこちら側で電車を待っている人もいる。まもなくロープが張られるのだろう。

上り列車から高架線を見る。正面が国分寺線を乗越す部分。

府中街道。

新青梅街道の手前で地平に戻る。

写真を基にお絵書きしてみた。点線はまだレールが敷かれていない。西武園線は到着の時に下り線を逆行することになり、これはダイヤが乱れた時の障害になりそうだ。赤丸の所にシングルスリップを入れて引上げ線に入れるようにすれば、下り線の支障は最小限に抑えられる。京急なら迷わずそうするだろう。朝ラッシュの国分寺線はホーム2面使用になるから、そこに西武園線を割込ませるのはかなり難しいと思う。1本置きに西武園線~国分寺線直通にすればなんとかなるだろうか。

小平で拝島行き急行から本川越行き各停に乗換え、先頭にかぶりつく。新青梅街道をアンダークロスした先が高架への切替え地点となる。

府中街道を渡る。拝島線との交差部分は立体化されて道幅も広くなったので、平面交差で幅の狭いこの踏切が交通のネックになっている。

新宿線の下を潜る国分寺線の桁はまだつながっていない。

東村山に到着。下りは4番線で、左が上りの5・6番線。5番線は上りの副本線だが、下りの特急が発着する。

4番線の反対側は奥が2番線(国分寺線)、手前が3番線(西武園線)と分けられている。車止めの先に高架の下り線ホームへの階段とエスカレーターができている。


ホーム変更の案内。

4番線に進入する下り列車。

国分寺線から新宿線下りへは同じホームで乗換えられる。

5番線に入る下り特急。

頭が揃わないので特急が発車してからシャッターを切った。

改札を出て最初の踏切まで歩く。手前から新宿線上り、同下り、西武園線。その昔は西武園線の線路を貨物列車が通過していた。

さらに歩いて新宿線と西武園線の分岐する所の踏切。

シャッターを切るのが一瞬遅かった。工事が始まる前はこのあたりに西武園線と新宿線との渡り線があった。

明日から高架化というのを西武園線と国分寺線も含まれると勘違いしていた。よくよく見れば西武園線の高架にはまだ架線が張られていないし、国分寺線はまだ新宿線の下を潜る高架がつながっていない。

所沢寄りの高架切替地点。この踏切は何度か撮影に来たことがある。28日の撮影はこれまで。

日曜は同業者が多そうだから敬遠し、30日に新線の初乗りとした。駅間1kmそこそこの各停でも30000系は軽く100km/hを越える。阪急の各停といい勝負だ。

久米川を出て線路はまっすぐ、25‰の勾配でもなんなく加速する。ちょっとブレているな。

府中街道跨ぎ越す。

国分寺線を越える部分が最高所となる。

ホームの全容が見えてきた。

まだ使えるのは下りの2線のみ。左が4番線、右が5番線になる。

4番線に到着。

乗ってきた列車の後追い。

配線を見てみる。5番線から出て右に分岐した先は引上げ線で、上り線はまだレールが敷かれていない。

ホームは自然光で明るい。中程には冷房付きの待合室もある。

西口広場の真上あたり。もう少し左に振ると富士山が見えるはずだ。

西武新宿寄りのホーム先端から。到着の40000系の急行はここで特急を待避する。

特急は5番線に入る。10000系もそろそろ先が見えてきた。

急行(左)は10連でホームいっぱいだから、頭揃えは撮れない。

2000系も撮っておく。上り線が高架になるまで生き延びられるだろうか。

下に降りてみる。2番線、3番線とも車止めの先に高架ホームへの階段とエスカレーターが設置された。奥が国分寺線用の2番線で、そちら側のエスカレーターは上り専用。

3番線(西武園線)側のエスカレーターは下り専用になっている。

2番線に国分寺行きが到着。まだしばらくはこの状態が続く。

10時台の西武園線は1時間に4本。昼過ぎの数時間は3本になる。

再び下り列車に乗り、所沢寄りを見てみる。

西武園線が分岐する所。引上げ線はここまで続いている。

勾配を下る。

切替え地点。この踏切までは歩いて20分以上かかる。

上り列車から見た切替え地点。

5番線(上りホーム)から4番線(下り)を見る。まだ架線は撤去されていない。高架ホームへの連絡通路ができた部分が使用停止になっている。

赤線の部分が閉鎖された。手前の旧5番線は番線表示がなくなり、使用停止の状態。

旧4番線側は防護柵を取付けるポールが建てられていた。

まだこちら側で電車を待っている人もいる。まもなくロープが張られるのだろう。

上り列車から高架線を見る。正面が国分寺線を乗越す部分。

府中街道。

新青梅街道の手前で地平に戻る。

写真を基にお絵書きしてみた。点線はまだレールが敷かれていない。西武園線は到着の時に下り線を逆行することになり、これはダイヤが乱れた時の障害になりそうだ。赤丸の所にシングルスリップを入れて引上げ線に入れるようにすれば、下り線の支障は最小限に抑えられる。京急なら迷わずそうするだろう。朝ラッシュの国分寺線はホーム2面使用になるから、そこに西武園線を割込ませるのはかなり難しいと思う。1本置きに西武園線~国分寺線直通にすればなんとかなるだろうか。