モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

JR東日本

鉄道強要講座(E531系とE233系、微妙に異なる顔付きなど)

シグ鉄さんのブログ、10月20日付けの「松戸で待つど」で、JRのE531系とE231系の顔付きについて書かれていて、私が「両者にはかなり決定的な違いがある」とコメントを入れた。言いっ放しでは無責任なので、実例を挙げて補足説明をしておきたい。

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よくも悪くも突っ込み所がいっぱいだった209系。一般型で前面1枚ガラスのデザインはこれが元祖といえる。

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左が209系の後継となるE231系、右はその進化形のE233系。E231系はまだ209系のデザインの延長線上にあると感じる。ちょっとわかりにくいがE231系は運転室扉の色をラインカラー(湘南色の場合は緑)と合わせている。

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E233系も通勤用と近郊用のバージョンがある。後者は2階建てのグリーン車を組み、普通車の一部はセミクロスシート、耐寒装備で客室扉は半自動機能付きという違いがある。番代区分は非常に複雑なので、ここでは触れない。通勤用は中央線用の0番代が2006年、近郊用が2007年に登場している。

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車体デザイン、車両性能などでE233系のベースと考えられるのが交直両用のE531系で、2005年に登場している。

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正面から見るとこんな感じだ。E233系との最も大きな違いはフロントガラスの形で、E531系は長方形(上部の丸みは無視する)、E233系は下すぼまりの逆台形になっている。細かいところでは前面の黒帯部分にEAST JAPANなんたらの文字がなく、側面も運転室扉にラインカラーが回っていない。

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これは中央線用の0番代。前面のラインカラーの処理はE531系に近いが、運転室扉はラインカラーが回っている。客室扉は半自動機能付きで、グリーン車組込みに合わせて普通車にもトイレを設けるなど、近郊用に近い装備になっている。

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地下鉄千代田線、小田急電鉄乗入れ用は2000番代に区分される。地下鉄線内の限界に合わせて車体幅が狭く、前面は非常口付き。側面幕板にはラインカラーが入らない。前照灯の位置と形態はE231系500番代に似ている。
 旧型国電の流儀ならば前面に限らずデザインや装備品が変更されれば、形式や使用線区を問わず右へ倣えとなるのだが、E531系は頑なに最初のデザインを踏襲している。交直両用は他に転用ができないから敢えて統一しなくてもよいという考えなのだろうか。







修行のあとの寄り道 その1・仙石線

3日目の行動はいろいろと考えた。阿武隈急行を乗り通すだけなら9時過ぎに仙台を出て、17時過ぎには新宿に着くが、その前にちょこっと仙石線に乗り、福島ではこれも途中までしか乗っていない福島交通飯坂線を乗り潰す。うまく遣り繰りすれば仙台市営地下鉄にも乗れるかも知れない。

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25日の仙台は小雨がしょぼついていた。ホテルから駅まではアーケードがあるので、傘がなくてもほとんど濡れずに歩けた。

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乗る列車は7:24発の快速石巻行き、仙石東北ラインとあるように東北本線経由で仙石線に入る。東北本線の塩釜~松島間、仙石線の松島海岸~高城町間は線路が接近している箇所があり、2015年、ここに連絡線を設けることで仙台から高城町以遠への所要時間短縮が可能になった。東北本線内は塩釜にしか止まらないので、仙台~高城町間は仙石線の45分程度に対して27分程度に短縮されている。

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電気方式が異なる東北本線と仙石線を直通するため、HB-E210系が新製された。トイレ付きのHB-E211とトイレなしのHB-E212の2両でユニットを組む。HBというようにバッテリーを備えた電気式ディーゼルカーなのだが、座った位置が前寄りだったので走り出してもモーター音はほとんど聞こえなかった(連結面寄りの台車がモーター付き)。

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塩釜を過ぎたら先頭にかぶりつく。通勤時間帯なので立ち客も多く、その隙間からカメラを構えた。渡り線に接近。

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一旦停止することなく、40km/hくらいで通過。

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右に仙石線の線路が見えてきた。

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カーブが終わった所で仙石線に合流する。

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7:45、高城町に到着。

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発車を見送る。

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7:52発の仙台・あおば通行きで戻る予定だったが、ちょっとした勘違いからこれを見送ることになった。仙石線用の205系は山手線の中間ユニットを転用したので、クハはすべてサハからの改造になる。この顔付きはなかなか悪くないと思う。

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こぢんまりした駅舎。周辺は宅地でコンビニは見当たらない。

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松島海岸へは一駅戻る。昼間の下り快速は概ね数分で上り列車に接続するダイヤになっている。

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E131系の運転開始はこの冬から。205系も先が見えてきた。

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駅名標。ここから石巻方面はデータイムに快速と普通が1時間に1本のローカル区間になる。

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出発信号機は2種類。

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8:10発の仙台・あおば通行きに乗る。東北本線への分岐点を通過。

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東北本線との合流地点。

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これは本塩釜のあたりで、観光船が見える。ここまで来たのは昭和50年頃で、鉄骨造り、単線の高架線があったのを覚えている。今はなんと東塩釜まで複線になり、コンクリートの高架線が続いている。

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福田町、本塩釜で少し降車客があったが、それ以外は乗ってくる一方だった。

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福田町~小鶴新田間に仙台車両センター宮城野派出所がある。205系は全部出払い、E131系が1本止まっていた。車内は中央線並みの混雑になり、苦竹で運転室仕切りに遮光幕が降ろされた。まだ仙台までにいくつか駅があるだろうにと思ったら、なんと陸前原ノ町は地下駅になっていた。仙石線は陸前原ノ町に車庫があり、そこから先は単線と思っていたから、私の頭は半世紀近く思考停止していたことになる。これからはもっと東北にも目を向けないといけないな。
8:56、仙台到着。9:05発の白石行きに乗るため地上ホームに急ぐ。1本前の8:38着なら改札脇の立食いそばで腹ごしらえができたはずだが、ここは乗継ぎが優先。仙石東北ラインに乗る前に菓子パンを1個かじっておいたから、なんとか飢え死にはしないですむだろう。




修行のあとの寄り道 その1・仙石線(の前編)

せっかく白河まで行ったのだから、そのまま帰ってくるのはつまらない。まず頭に浮かんだのは2019年に途中までしか行けなかった阿武隈急行の全線踏破だが、いろいろ考えて最終的にはいくつかのオマケが付いた。

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今回使ったきっぶは「東日本のんびり旅パス」。フリー乗車区間がJR東日本管内となる以外、使用条件は青春18きっぷと同じで、夏限定ではなくほぼ年内一杯の指定した日に使える。勘ぐった見方をすれば、18きっぷは自社で売っても全額が実入りにはならないが、これなら他社に関係なく売上げは全部自社の懐に入る。さらに18きっぷの3日間用より1000円安くしたのがミソ。えきねっと発券なので実際にきっぷを手にするまでに余計な手間を食うけど、事前に準備しておけば問題はない。

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23日の行程は昨年とほぼ同じ。宇都宮8:42着で同9:12発の黒磯行きに乗継ぐ。

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先頭車の先客は1人。発車時刻には立ち客もちらほら出る程度で、昨年よりだいぶ空いている。

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黒磯で10:22発の新白河行きを待つ。今回は新白河でF氏の車に便乗させてもらう手配がついたので乗継ぎの必要がなく、クロスシートの前から3両目あたりで待つ。列車は約7分遅れの到着だった。

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これは昨年のほぼ同時刻。先頭近くで、中程はかなりの人数だった。

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新白河の乗換えも余裕がある。

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23日の泊まりは昨年と同じ白河ビジネスホテル。今年は23日に須賀川で花火大会があったせいか、6月時点でこの日は7100円の部屋しか空きがなく、やむなくこれを予約した。しかし、7月なかばになったら6100円の部屋の空きが出たのでそちらに変更。これで1回分の食事代が浮いた。

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部屋は昨年と同じ造りだから勝手はわかっている。床置きのクーラーも風向を上向きにしたらそこそこ快適に冷えた。

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風呂ユニットはよくぞここまで切り詰めたというくらいに狭い。昨年の4900円なら、まぁこんなものかだけど、来年はいくらになるだろうか。

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夕食は近くのローソンで調達。竹輪は2本を明日の朝食用に回した。街中には食堂などもあるのだがすべて閉まったまま。土曜日は商売にならないから早じまいなのだろうか。

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寝る前に荷物の点検。車両のメンテに必要な工具はこのくらいあればなんとんなる。左のLEDライトは細かい部品(ギアの止めネジなど)を落とした時などに役立つ。

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これは撮影に行くときも持ち歩いている。バンドエイドとオロナイン軟膏はちょっとした怪我に重宝する。かゆみ止めは今回のために用意したので、普段の出番はない。

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ホテルの朝食は部屋まで持ってきてくれる。これに昨日の昼食用に買って食べきれなかった餡ドーナツに竹輪の残りとミルクプリンをプラスして、栄養バランスはさておき、腹はいっぱいになった。

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修行が終わった24日、東京に背を向けて仙台に向かう。白河15:54発の郡山行きは701系の4連だったが、郡山からの福島行き、福島からの仙台行きはどちらもE721系の4連でクロスシートに座る。福島から先の東北本線は少なくとも新幹線ができてから乗った記憶がない。仙台には19:07に到着、晩飯は仙台なんだから牛タンが定番だろうけど、私はなにがなんでも食べたいという気はなく、駅構内のさぼてんで特ヒレかつ膳を選択した。ご飯、味噌汁、キャベツはお代わり可能で1,738円はお値打ちといえる。写真は撮り忘れた。

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この日の泊まりはカプセルホテル、駅前人工温泉とぽす仙台西口というのが正式名で、わざわざ「人工」と断りを入れているのが律儀だなと思う。3階建てで間口は狭いが奥行きは長い。サウナだけの利用もできるが一般的な雑魚寝の仮眠室はないようだ。

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カプセルはプレミアムというクラスで1泊4,000円。ご覧のようにカプセル内にロッカーがあるし、左には引出し式のテーブルもあるから、その気になれば簡単な仕事はできる。浴場はそんなに広くはないが露天風呂もあり、狭いユニットバスとは雲泥の差がある。大統寺では長い時間あぐらを搔いて座っていたので、太股の前側の筋がパンパンに張ってしまい、サウナに入ったくらいでは回復しなかった。

*仙石線に乗る前によい子はおやすみの時刻になってしまった。続きは明日アップします。


車号眺めて頭の体操

ほぼ毎日乗っている電車、首都圏では線区毎に形式が統一されているから「金太郎飴みたいでおもしろみがない」なんて声も聞こえるが、「鉄」である以上は来た電車に漫然と乗るのではなく、その列車の運行番号、自分が乗った車両の号車番号と形式・車号くらいは確認しておきたい。さらにちょっと工夫すれば車号に関連した頭の体操もできるのだ。

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地元を走っているのはこの2系列。左が中央・総武各駅停車のE231系、右が中央線快速のE233系で、E233系は形式、ユニット毎の下2桁が編成番号と同じになっている。E231系はモハのユニット連番なのだが、これは先頭に出ている編成番号から簡単に計算することができる。

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Aが付くのは山手線から転用の500番代で、A501~A552の52本が在籍。編成番号とクハの車号が一致している。0番代を6M4T化したB編成も6本在籍するが、これは今回の話の対象外とする。

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千葉寄りの1号車はクハE231-522、モハは3ユニットだからその車号はクハの3倍となる。

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2号車のモハE231-564、ユニットを組むモハE230は同番号なので写真は省略。

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4号車のサハE231-622、これは山手線時代に4扉のサハが1両だったので、転用時に新製された。そのため車内はE233系仕様になっている。

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5号車のモハE231-565。

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7号車のサハE231-522、山手線時代は6扉車の陰に隠れて目立たない存在だった。

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8号車のモハE231-566。

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10号車のクハE230-522。ということで、編成中のモハユニットの車号を見れば割り算で編成番号がわかる。法数(乗数または除数)が1桁なら暗算ですぐに計算できるから、ホームに入ってくる時に編成番号を見れば、次のモハユニットが通過する時には答えが出ている。同様の計算は山手線のE235系でもできるが、10号車のサハE235(4600番代)は例外。
同じような例としてその昔は103系のモハユニットで足し算、引き算の練習をしていたた。103系はクモハ103の製造によりそれ以降はモハ103-326-モハ102-482というようにユニットの車号に156のずれが生じていた。となりの車両だから擦れ違いの瞬間に計算は間に合わないが、次のユニットで答えの確認ができた。







久々の撮り鉄

いきなり真夏に突入したみたいで外出を控えていたけど、昨日(20日)は少し雲が出て暑さも和らいだので、撮り鉄に出かけた。その前の撮影が12日だから、久々というのは少しオーバーかも知れない。

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光線の具合を考えて最初に腰を据えたのは恵比寿。新型車両への置換えが始まる東京臨海高速鉄道の70-000形(ナナマンガタ)をじっくり撮っておこうというのが狙いだ。まずはE233系で練習。となりの1・2番ホーム(湘南新宿ライン、埼京線)には若いのが1人陣取っているが、山手線ホームには誰もいない。

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12:00ちょうど頃、金太郎の貨物列車が通過。

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12:05、N'exが通過。この日はやや雲が多く、後ろ3両が陰っている。

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12:10頃、なにかおいしいヤツが来るらしく、となりホームは同業者が6人に増えた。全員、学生っポイからサボリだな。

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12:20、手前3両は薄日でその先は見事に潰れた。

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12:28、中央線快速用のE233系が来た。グリーン車が組込まれず、京葉線に転属かなどの噂が絶えないT71編成で、入場かと思ったら試運転になっている。サボリ組の狙いはこれで、通過したら一斉にいなくなった。その日の投稿サイトにこのシーンがアップされていたから、6人のうちの誰かが常連ということになる。

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12:38、やっと私が狙っているのが来た。埼京線~りんかい線の列車は列車番号から車種を判定できない。乗入れ距離からE233系と70-000形の比率は5:1くらいだろうか。1時間待って上下で数本というところだから歩留まりは悪い。このあと、山手線ホームにはいかにも暗くて人付合いも悪そうなのが来たので、ちょうどよい区切りと引き上げる。内回りに乗ったら大崎で先ほどのT71編成が折り返すところだった。

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品川では京急の八ツ山橋の仮設桁がだいぶ成長しているのを確認。田町を出たら後部運転台のかぶり付きで南行き線路が移設されている様子を見る。本来なら山手線の外回り先頭から撮るところだが、今日は秋葉原で買い物の予定もあるので、ちらっと見ておくだけにしておく。

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秋葉原で買い物をすませ、帰りがけに新宿駅の7・8番線に寄ってみる。運良く10分くらい待ったら70-000形が来た。2両目と5両目が元2パンタ車なので個別の形式写真を撮ろうとしたのだが、見事にピントを外された。経験上からある程度70-000形が入る時間がわかったので、次回はもう少し効率よく撮影できるだろう。

*数日前からFC2ブログが見られなくなった。アクセスはできるのだが「このページの表示は許可されていません」という画面が出る。スマホでは見られるので、原因は私のパソコンに溜まったゴミが悪さをしているようだ。



プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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