今年は西武鉄道池袋線の前身である武蔵野鉄道が開通してから110年になり、これを記念した企画展が練馬区立石神井公園ふるさと文化館で開催されている。これを知ったのは先日、杉並区立郷土博物館を訪れたときのことで、館内に置かれている他の施設のパンフレットで気付いた。期日は4月12日から6月8日までだけど、5月はなにかと行事も多いので、行けるうちに行っておこう。

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24日、荻窪から〔荻15〕長久保行きのバスに乗り、三宝寺池で下車。このバスは本数が少なく、〔荻14〕石神井公園駅南口行きでJA東京あおば下車がお薦め。こちらはほぼ10分ごとに運行している。

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赤矢印がバスで、ちょっと戻った赤丸の所がふるさと文化館。左の池が三宝寺池、細長い池のさらに右が池袋線の石神井公園駅になる。

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ふるさと文化館全景。

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月曜休館で入館は無料。ただし、ゴールデンウィークの5月5日(月)は開館し、7日が休館となる。

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企画展は2階だが、1階にも車両の模型が置かれている。鉄コレだから特に珍しい物ではない。

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2階ではこれが人目を引く。西武鉄道協力なのだろう。模型はすべてNゲージで、マニア受けする車両は少ない。

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展示品は原則撮影可能だが、一部、撮影禁止マーク付きがあるので注意。

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鉄道そのものではなく、鉄道開業による地元の変遷に重点が置かれている。

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沿線案内。現在の新宿線は書かれていない。

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鉄道関係は社内報からの抜粋が多く、これはなかなか貴重な資料といえる。上石神井に設置された3線分岐、当初は37kgレールだった(昭和36年9月号)。
*以下、大きめに拡大できます。

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池袋線8両は運転開始、新車として551系が登場した(昭和36年9月号)。

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鷹の台に交換設備ができて、国分寺線の運転間隔を短縮(昭和36年10月号)。

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池袋線で10両運転開始。左下に151形改造のクモニ1登場とある(昭和38年10月号)。

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記念きっぷ。右上の400両突破記念は私も持っている。

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石神井公園駅は地元の有志が土地を提供したという記念碑の拓本。

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以下は常設展示。練馬といったら大根は外せない。

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昭和の時代の一般家庭の居間を再現。箪笥はかなり年代物だが、テレビは杉並区立郷土博物館のものより新しい。右に見えている子供用の机もかなり近代的だ。

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洗濯機もだいぶデザインが洗練されている。

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台所の流しもステンレス張り。その上に並ぶポット類はかなり時代が新しいものも混じっている。

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街並みも再現されている。中華そば屋のメニューはラーメンが50円だった。止まっているクルマは丸ハンドルで2人乗りのダイハツ・ミゼットMP。やりくりアパートで佐々十郎と大村崑が宣伝していたやつだ。
 以上、歴史的にはなかなか貴重な資料も展示されているが、車両関係を期待して行くと少々物足りなさを感じるかも知れない。

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せっかくだから池の周りを散策したかったが、13時から予定があるので早めに帰宅。高円寺の駅前広場はツツジが満開になっていた。