週末の24・25日は阿波おどりで賑わう地元を離れ、表題のようにお寺で模型を走らせてきた。

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18きっぷで普通列車を乗り継ぎ、白河に着いたのは10:55。東京ほどではないが、晴れていればそこそこ暑い。

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駅前からの道はほとんど人通りがなく、10分ほどで会場の大統寺に到着。

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すでに線路は敷かれ、ヤードの場所取りの真っ最中。特に指定はないから置いたもん勝ちなのだ。挨拶もそこそこに、私も電車を並べる。

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武蔵野急行電鉄4000系が線路の状態確認も兼ねて内回り線の一番列車を務めた。反時計回りで脱線した箇所があり、継ぎ目のジョイナーが片方ずれていたので嵌め直す。

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相変わらずコントローラー回りのコードが凄い。ポイントの切り換えはスイッチだけに頼らず、必ず目で見て進路を確認する。

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私以外はほとんどが車で来ているので、車両はたっぷり持ち込んでいる。高齢になると車両を線路に乗せるのが大変で、リレーラーが欠かせない。今回はぼっちぼちさまも参加したので、ブログの互助会メンバーが揃った。

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編成を組んだら早速撮影会が始まる。

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13時、JRの新白河駅長をお招きしての開通式が行われた。テープカットと同時に583系(外回り線)と新幹線200系(内回り線)が発車。私が両方の運転士を兼務することになった。この頃から雲行きが怪しくなり、1時間ほど激しい雨が降り続いた。

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OER3001さまはOゲージの小田急2320形を展示。灯化類をすべて点灯させるため電源まで持参されている。

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ぬか屋さまの東武鉄道8000系。交博の展示用に作ったものだから、車齢は60年近い。

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ぼっちぼちさまの最新作は福島交通5000形。ちょっとピンが甘いかな。

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まだヤードが空いているなと、OER3001さまが小田急5000形10連を並べる。

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1日目終了間際のヤードはこんな状態だった。

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2日目、5インチゲージは前日に直線で脱線が多発して客車を1両減車していた。バラストは結構隙間ができるので、見た目は水平が出ているようでも、車両の重みで沈み込む所がある。乗って走れば傾きを体で感じるから、そこの箇所にバラストをかき寄せ、軽く踏んづけて固める。まぁよかろうとなり客車2両に大人4人を乗せて試運転。1.5人換算くらいの人もいたからバラスト固めには役立った。しかし、牽引定数いっぱいだからだいぶ加速は落ちる。恐らく子供2人のときの倍くらい電流を喰っているはずだ。

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1日目のように雨が降らなかったのは幸い。しかし陽が当たれば結構暑いし、剥き出しの足は何カ所か蚊に献血してしまった。

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運転の勝手もわかり、動画を撮る余裕も出てくる。

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お釈迦様の涅槃像ではない。こうすると走る模型がより実感的に見えるのだ。

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ED71形重連の貨物。私もキットを持っているが完成の見通しはたっていない。

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交流直接駆動のED44。これは恐らくフルスクラッチだろう。残念ながらギアが滑っているようで、本線には出られなかった。

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日立電鉄モハ3000形。1両であまり目立たなかったが、きっちり作り込まれている。

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プラレールのモーターを取り換え、かなりのスローで安定して走る。こういう予想外の作品を見られるのが運転会の楽しいところだ。

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2日目の昼頃になると、前夜の呑み疲れもあって運転より模型談義にウエイトが移る。

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14時で運転終了となり、片付けに取りかかる。

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だいぶ畳が見えてきた。いろいろ手順があるから、船頭が多ければよいというわけでもない。

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きぬやまスカンクさんの車に積み込む。会場では人手が多いが、自宅に帰って所定の場所に収納するのは大変だと思う。

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15時過ぎ、テーブルにコーヒーとお茶菓子が並び、住職からねぎらいの言葉があった。私は白河駅15:26発の列車に乗るので、お先に失礼した。2日間たっぷり修行して功徳を積んだ(はず)だから、極楽浄土に数歩は近づいたことだろう。