コキ(もどき)の後部標識、一応形にはなったものの、やはり縁取りがないのは個人的におもしろくない。では具体的にどうするかというと、方法は2とおりほど考えられる。ひとつは適当な厚みの帯板を巻くこと。しかしこれはぴったりと寸法を合わせ、継ぎ目がわからないように仕上げるのは難しい。もうひとつは内径8mmのパイプを切って嵌め込むこと。これは所定の寸法のパイプが見つかれば、ほぼ成功すること間違いない。我が家の資材庫(がらくた箱)には最大で7mm径の真鍮パイプしかなかったので、雨が止んだ昨日(4日)、材料を探しに新宿のハンズに行ってみた。

P4048189
内径8mmのパイプは真鍮(1200円代)とアルミ(523円)があった。ハンダ付けする必要もなさそうだから、当然、安い方のアルミを買う。

P4048184
板厚0.5mmとはいえ切り口を見ると結構厚みが目立つ。

P4048183
本物も縁は丸くなっているから、ヤスリで角を落とす。

P4048188
試しに糸鋸で1mm幅くらいに切ってみた。標識板は完全な円ではないので、当たる部分を少しずつヤスり、僅かにきついくらいのところでぐいっと押し込む(写真左)。うまく嵌まり込んだが、縁と本体が同一平面になってしまったのはまずいし、糸鋸で切るのは精度を出しにくいので、賢い方法とはいえない。

P4048190
ここでいつもの電動丸鋸の出番。アルミは焼き付きやすいので、スライダックで電圧を70Vくらいに落とし、まずは扱い易いよう6cmくらいの長さに切る。うまく切れたので本番は幅1.4mmくらいに調節。材料を転がしながら送るとスムーズに切れる、と思ったら切り落とされる瞬間にすっ飛び、歯の隙間から本体の中に落ちた。拾い出してみるとご覧のとおり。切れる瞬間に歪んでしまうようだ。この幅だと中に詰め物をしないとダメだな。

P4048195
もう一度がらくた箱を探したら8mm径のアクリル棒が見つかったので、これを心棒にする。アクリルが溶けないよう、鋸の回転数はさらに落としても、これだけ切り粉が固まった。

P4048196
力の加減もわかり、無事に4個を切り出した。

P4048198
縁と本体は段差が付くよう、0.5mm厚のワッシャを下に敷いて押し込んだ。

P4048199
そのままでも抜けそうではないが、念のため裏からロックタイトを流しておく。

P4048203
実車に取り付けてみる。なかなかいいじゃないか。

P4058217
ひと晩寝てから改めて眺めると、上から見た時に厚みが目立つ。本物は単純な円板だからこんなに厚くはない。で、裏側から1.4mmを1.0mmくらいにまでヤスり、角も落とした。左が加工前、右が加工後。だいぶよくなったと思うのだが、運転会に持っていってもこれに気付いてくれる人は何人いるだろうか。