16日は鉄道模型芸術祭を見たあと、池袋から地下鉄丸ノ内線で淡路町へ。そこから靖国通りを東へ数分歩けば須田町交差点に出ます。

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交差点から神田駅方向を見れば、いやがおうでも視界に入ってくるのがカワイモデルの看板。頭に「模型の」とついているから、怪しげなオネェサンの斡旋所と間違える人はいないだろう。真面目な話に戻せば、戦前から営業している鉄道模型店の草分け的存在で、鉄道模型社、つぼみ堂とともに模型界の御三家とされていた時代もあった。
そのカワイモデルも時代の流れには抗えず、3月末で閉店となるようだということは、以下のブログから知った。

https://ameblo.jp/tacchan-tetsuraku/entry-12844301842.html


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もうここ数十年は買い物をしたことはなく、時々その前を通り過ぎるくらいだったので、改めて店の前に立ってみる。閉店を知らせる掲示はないが、ショーウィンドーは空っぽで、もう営業しているようには見えない。

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今はビルになっているが、かつては中央に入口があり、左側にレイアウト、右のショーウィンドーの一番下には1/30、35mmゲージのED16が置いてあった。明かりが点いているからまだ閉店はしていないようで、中に1人、客らしき姿も見えた。最後だから入ってみようかと思ったが、今さら買う物もないので止めておいた。それにしてもよく見れば看板の電話番号の局番がまだ3桁だ。

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店が入っているビルは自前だから、閉店してもカワイの名前は残る。

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カワイの特徴はパーツ類をバラ売りしていたことで、車輪も車軸、絶縁、非絶縁とそれぞれに25円、35円などと5円の端数が付く値段のものも多かった。私が初めて作ったHOの電車の床下は、大部分がカワイの製品で占められている。

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8連の抵抗器は151系用、ランボード兼用のパンタ台(実用新案申請中)、避雷器もカワイ製だ。ソフトメタルの鋳造が売り物だったが、精度の高いダイカスト製品が出てくると見劣りするようになり、床下機器風のウエイトと揶揄されるようになった。

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須田町(万世橋)ではカワイモデルより遙かに有名な「肉の万世」も3月いっぱいで閉店となる。万かつサンドは食べたことがあるけど、店に入ったことはない。こちらは秋葉原の高架下に新しい店ができるようだ。