鉄道開業90周年を記念して昭和37(1962)年10月14日に開園した青梅鉄道公園。今年で61年目を迎えるわけですが、ここらでリニューアルということになり、8月31日限りで一時閉園となるということを聞き、先週の24日に行ってみました。

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最寄り駅は青梅線の青梅。駅舎はかつての青梅電気鉄道の本社だったとか。ここに降りたのは一昔以上前だな。

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駅を見下ろす跨線橋を渡り、そのまま坂道を上る。

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駅からの距離はそれほどでもないが、高低差はかなりあり、つづら折りの道をえんやこらさと登る。そういえば30代の頃、自転車で来たことがあるな。5段変速の自転車でも結構きつかった。

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坂道を登り切ればクモハ40が見えてくる。

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入口はいささか素っ気ない。入園料は小学生以上が一律100円と激安。

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中央線・青梅線の歴史を伝える学びの場をコンセプトにリニューアルを行うそうで、再開は2025年度となる。

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入園券はしばらくお別れの特別バージョンだった。

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中に入ってすぐ左のケースには、国鉄時代の代表的車両が並ぶ。ほとんどが既製品なのはいいとして、置き方が雑で脱線している車両が多いのは残念。

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これは車輪を高速回転させ、200km/h走行時の蛇行動を調べる装置。だいぶ昔に鉄道技研で見たことがある。リニューアル後はどうなるのかな。

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ちゃんと製造銘板も付いている。

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1/20の模型もいろいろある。これは形式がチキ5500となっているのだが、車号が55007と5桁なのはちょっとまずいのでは。

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車体と足回りは分離するにしても、つづら折りの坂道をどうやって運んだのか。というより、なんでわざわざこんな場所を選んだのだろうかと思う。

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パノラマレイアウトは昨今の施設とくらべればかなり小振り。初代は天賞堂が施工し、木製道床付きレールを使用したそうだ。これは何代目になるのだろう。

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上の画面の左側から見たところ。在来線4本、新幹線2本のエンドレスがある。車両はJR東日本以外にJR東海のドクターイエロー、キハ85系、西武鉄道2000系(4連タイプ)がいる。

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コントロールボード、外周線と新幹線はヤードなし。在来線の3本は入れ換えを行い、約10分間でほとんどの車両が走る。

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操作は完全なアナログのマニュアル式。ポイントの切換えはブラインドタッチで行っている。

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デモ運転がない時は入園者も運転できる。マスコンは2台あり、もう1台は抑速ブレーキなし。もちろん抑速ブレーキは作動しない。

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屋外展示は3箇所に分かれている。手前はD51、奥はクモハ40、その右はC11とE10。集煙装置が上から見られるのは、模型屋にはありがたい。

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D51はごく一般的なタイプ。

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クモハ40は子供の頃から身近な存在で、これを選んで乗っていた。

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標記が国鉄書体でないのは残念。

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C11はトップナンバー。

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E10は大井工場で定置試験台に置かれて動輪が回っていたのを見た記憶がある。

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その足回り。第3動輪がフランジなしと覚えていたのだが、実際には第4動輪もフランジなしだった。

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運転席はバック運転用だったのを正規の向きに改造したが、ブレーキ弁の位置はそのまま?なので右側運転台になっている(右奥がボイラー側)。これで前向きに座ったら、ブレーキの操作はやりにくいだろうと思う。

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ED16も1号機。中央線で馴染み深い電機だ。

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イギリス製の5500。確か鉄道開業80周年かで鉄道記念物に指定されたのではなかったかな。原宿の宮廷ホームで展示された。

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2120形(通称:B6)。陽が当たる側はちょっと痛んでいる。

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8620形のトップナンバー。子供の頃に八王子あたりで見て、形式の頭に「C」が付いていないのが不思議だった。

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9600形。個人的には馴染みのない機関車で、スタイルも好みではない。

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裏庭から1段低い所は後の増設部分で、画面右下に新幹線が置かれている。

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0系22形。どうやって階段を降ろしたのだろうか。

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床下機器はすべて撤去され、台枠の様子がよくわかる。

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開園の由来を記した石碑。これを見て約1時間ほどで引き上げた。一時閉園の前に見ておきたいという方は、あと3日間が勝負。
この日は18きっぷ使用なので、このまま素直には帰らない。