モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

2026年05月

広島駅に乗り入れた広電を見る(その1)

広島電鉄(以下、広電)の市内線は2025年8月3日からJR広島駅に乗り入れるようになった。JRの駅構内への乗り入れは富山駅の富山地鉄市内線に次いで2例目となる。すぐにでも見に行きたかったがなかなか都合が付かず、かといってクソ暑い夏や寒くて日が短い冬の時期は避けたい。グダグタしているうちに1年が過ぎ、それなら循環線の運転が始まり、梅雨の前の一番爽やかで日も長い5月がよかろう。6月の初めはちょっと仕事が入るから、行くなら今しかない。ということで27~29日に広島行きと決定。実際には3日間広島べったりではなく、28日は広島から大阪まで移動し、29日は大阪周辺で動き回ることにした。

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ということで往路は26日、東京駅八重洲口21:10発のグランドリームEXP広島1号に乗車。写真は27日の6時半頃、山陽道の福山SAで、ポツポツと雨が降り始めていた。

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バスはJR西日本の中国ジェイアールバスによる単独運行なので、運転士が2名乗り込んでいる。場所がら、お守りが吉備津神社だ。途中、伊勢湾岸道での集中工事を避けて迂回があり、福山時点で20分くらい遅れていた。深夜の1時頃、スマホで位置を確認したら鳴海付近と表示されたから、名二環を経由したらしい。

*追記
集中工事は伊勢湾岸道が上り線のみだったが、新名神の亀山~草津間が上下とも終日にわたって車線規制だった。このため新名神を避けて名神経由になったと思われる。

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広島東ICの直前で、かなり雨が激しくなってきた。

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広島高速道から一般道に降りると朝の渋滞に嵌った。広島駅新幹線口に着いたのは約30分遅れの8:05くらいだった。朝飯はどうするって、そんなこといっている場合じゃない。バスの中でパンを1個腹に収めたから、半日くらいは電池切れにならないだろう。

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階段を上がって南北自由通路を突っ切れば、広電の乗り場が見えてきた。

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雨のせいか電車は少し遅れ気味のようで、ホームに長い列ができていた。

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ホームは4線あり、概ね行き先で分けられている。配線はシグ鉄さんのHPを参照。BCDが1本のホームで、Cは先端部の切り欠き式のようになっている。

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C線から発着する6号線の江波行き。

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2号線の宮島口行きで、1日に数本しかない快速だ。市内区間の銀山町、胡町、立町を通過する。

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B線はC線が食い込むので連接車5両分の長さがない。はみ出しはドアのない側だから問題なしということか。

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例外的にD線から発着となる江波行き。小一時間ほどいて直接制御の車はこの1両だけだった。

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おっ、グリーンムーバーが来た。

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これ、全部乗り切れるのか。

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形式は数字だけでなく「モハ」が付くんだ。知らなかったなぁ。同族はもう1本見たけど、日中も動いていたのはこの5008号だけだった。

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満員で発車していった。

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在来の連接車もやってきた。これは「グリーンライナー」と呼ばれる。

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A線とD線のカーブ部分の架線はおもしろい構造になっている。

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9時を過ぎたので2号線に乗って宮島口に向かう。以前は案内所があって一日乗車券が買えたが、新しい駅にはそれらしき施設が見当たらず、車掌から買う。1乗車240円だから3回乗ればモトが取れる。

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稲荷町で循環線への乗り換え案内。

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乗ったのは5100形。補助金が出ているんだぞとしっかり明記されている。5000形、5200形も同じだけど、台車付きの箱に乗るとポイント通過時の横揺れがひどい。まぁ、単車なんだから仕方ないか。

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宮島口に到着。ここもすっかり変わっている。前に来たのは2000年だったかな。

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ホームは4面4線でA線からF線まである。

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振り返ると引き上げ線が山側に2本、海側に1本。右奥に見えるのは競艇場前の臨時駅。

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復路は3800形で土橋まで乗る。

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座っていても前方の見通しはよい。レールの継ぎ目でだいぶ上下方向にふわふわするけど、横方向は桁違いに安定感がある。カード類は平面部分が交通系、ハンドスキャナみたいのがクレカとスマホ、右上が広電専用のカードで、これだけは乗る時もタッチするが、どこのドアからでも降りられる。

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ここで運賃は全線240円均一になっていることに気付いた。以前は鉄道線は距離制で市内線とは別計算だったから、通しで乗っても240円というのはかなり太っ腹だ。変わったのは割と最近のはずでJRを意識してのことなのだろう。ちなみにJRの広島~宮島口間は420円になる。

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商工センター前で降り、荒手車庫を見てみる。「貴様はすでに死んでいる」状態のグリーンムーバーはかなり以前からこの状態で並んでいるらしい。

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こちらにも2本いる。手前の5103も休車状態のようだ。

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元西鉄の3000形もちらっと見えた。1本だけ残っているがほとんど動いていないらしい。来るときは3100形も見えたのだが、洗いがすんで庫内に入ったのか見当たらなかった。

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土橋で江波行きに乗り換える。ちょうどグリーンムーバーの宮島口行きが来た。これが最後の撮影チャンスとなるかも知れない。

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800形に乗って江波に到着。単車の150形とハノーバーの200形は建屋の奥にいるようで見えない。

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高床車のステップには補助の踏み台が後付けされている。阪堺にも同じような補助ステップがあった。

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折り返して横川駅に到着。13時を過ぎたのでエネルギーを補給する。

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駅前の歩道にこんなプレートがあった。

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最近の広電チャンネルで見たけど、こんな取り組みも行われている。

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ここから7号線で広島港まで行くつもりだが、日中は途中の広電本社前までの運転になる。広島駅からの1号線に乗り継ぐことになるが、1日乗車券だから降りたついでに車庫を覗いてみよう。1000形の運転台(5100形、5200形も同じ)はゲーム機の操作ボードみたいだ。

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市役所前あたりで元大阪市電の750形と擦れ違った。このあと、広電本社前で予期せぬ収穫があった。その2に続く。





帰京しています

27~29日と留守にしていた。久々に大阪より西への遠征となる。27・28日は天気に恵まれなかったが、それでも写真は3日間で600枚以上撮った。当分ブログのネタには困らないが、ちょっと仕事が入っているのでそちらを優先させなくてはならない。取り敢えずどこに行ったかを写真でご覧いただこう。

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27日はここ。これが一番の目的だ。

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28日は山陽本線を普通列車で大阪まで移動。

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29日も路面電車三昧。もちろん狙いはここだけではない。


遅ればせながら、江ノ電700形に乗る

4月にデビューした江ノ電700形。もうすでにブログ互助会のみなさま何人かが初乗りしているから二番煎じ、三番煎じどころか出枯らしになっているけど、私はやっと昨日(25日)、初乗りを果たしてきた。実は先月、シグ鉄さまから小田急の株主優待乗車券をいただいていて、これの期限が5月31日に迫っている。ところが今週は27~29日と本州の西へ遠征する予定があり、帰ってきてからだと週末にかかってしまう。空模様も考えると行けるのは25日しかない。

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ということで9時過ぎに家を出て新宿駅の南口に降りると、小田急の改札前に異常な人だかり。8:30頃に千代田線で停電があり、小田急も同じ送電系統の新宿~経堂間が停電となり全線で運転見合わせとのこと。もちろんJRで藤沢まで行けるけど、今日は株主優待乗車券を消化するのだから、運転再開を待つしかない。幸い9:20頃から運転再開との案内があってホームに降り、次発となった小田原行きの快速急行に乗る。相模大野で江ノ島線に乗り換えるのだが、当面、江ノ島線の快速急行は運転取り止めとなり、各停で藤沢に向かう。

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藤沢到着は11:00頃。新宿から90分ほどかかった。小田急の改札口は2階に上がってJRと同じ平面になり、そのまま南口に出れば江ノ電の乗り場にも水平移動できる。旧改札口付近にあった箱根そばがどこに移動したのかは確認できなかった。

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改札口の脇にはこんな掲示も出ていた。

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江ノ電の藤沢駅は特に混雑しているようには見えない。券売機で1日乗車券(のりおりくん)を買う。

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この2枚があれば、これ以後の交通費を心配しなくてよい。

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ホームには500形の4連が入線していた。平日にしてはそこそこ混んでいるなという感じだ。鵠沼では1500形の4連と交換。意図的に同じ形式で4連を組むようにしているのだろうか。

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江ノ島で降りる。確かに外人が多い。

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14分間隔になり、交換での停車時間が長くなっているようだ。3本目は2000形。

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と思ったら鎌倉寄りは300形。異形式の併結はこの1本だけだった。

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併用区間に入る所で狙ってみる。江ノ電もなかの店はちょっと寂れた感じになっている。

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反対側にはこんなスペースができていた。

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通過時刻も表示されている。

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現役だけど土木遺産になっている。カーブ半径28mはわずかながら箱根登山よりきつい。

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マンホールの蓋も凝っているな。

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4本目で700形が来た。デビュー記念のヘッドマーク取り付けは26日までなので、ギリギリ間に合った。

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1500形もこの塗色になると遠目には1000形との区別が付けにくい。

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腰越まで併用軌道を歩く。レトロな写真館は3月31日限りで閉店になっている。

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5本目は1101+1001の吊掛コンビ。

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鎌倉寄りの1001-1051は標準色。

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月曜は閉まっている店が多く、おかげでこんなシャッターアートが見られる。

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300形が戻ってきた。

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6本目は20形の4連。中国系らしいオネエサンが電車にカメラを向けているけど、テーマパークの珍しいアトラクションという感覚なんだろうか。

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700形も戻ってきた。この程度の被りは江ノ電らしい風景と割り切ろう。しかし、この前面は典型的な昆虫顔だな。〇〇カミキリというところか。

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500形。奇をてらったところがなくて、個人的には気に入っている。

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これも江ノ島名物。かなり年輩の人も多い。平日だから堅気の若いのは仕事してるわけか。

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腰越から乗って七里ヶ浜で降り、鎌倉方面に歩く。ここは保線資材を積み込む場所の外れで、ロープがちょっとうるさい。

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20形、よく見るとパンタが4個とも上がっている。

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700形。

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さらに歩いて海岸線から離れる直前。先客が1人いた。こちらの方がすっきり撮れる。

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吊掛コンビ。

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1500形。700形もここで撮ればよかったな。

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路肩軌道のSカーブで狙ってみる。ここは動画の方がおもしろそうだ。ここにもキャリーカートを転がしながら電車にカメラを向けているオネエサンがいた。

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階段は奥の方にも続いている。時間があれば立ち入ってみたい。

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稲村ケ崎。これで鎌倉に先行し、次に来る700形に乗ってみよう。

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長谷。ここはどちら方向にも乗り降りが多い。大仏さまのおかげか。

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鎌倉はえらいことになっていた。というかこれがもう日常なのだろう。だったら700形の2次車は3ドア、跳ね上げシートになるかも知れない。

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1本見送り、次の700形が到着する寸前の状態。改札口寄りはもっと混んでいるのだろう。列の前から3人目で、1人掛けクロスの前向きに座れた。途中で入れ替わりはあっても江ノ島までは150%くらいの混み具合だった。有名になった鎌倉高校前以外でも外人観光客が電車にカメラを向けているのが目立つ。

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江ノ島で車内を移動できるくらいに空いてきたので、運転室の後ろにかぶりつく。

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モニターには車側カメラによるホームの状態が映し出される。

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フロントガラスのピラーはかなり目立つ。2000形や500形のような1枚ガラスにはできないのかな。

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鵠沼で300形と交換。

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最後にもう一度700形を撮ろうと柳小路で降り、藤沢に向かって歩く。

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あまりいい場所がなく、こんなところで手を打つ。

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石上から一駅を吊掛コンビに乗って藤沢に到着。小田急のダイヤはほぼ回復していて、タイミングよく快速急行に乗れた。最後にこの日の江ノ電の稼働状況を確認してみよう。運用に入っていなかったのは10形(レトロ)、1000形1002、1200形1201、2000形2002、2003の5本。まだ700形増備による廃車が出ていないから、1本が検査入場しても4連2本が予備となってかなり余裕がある。今後は700形も月検査などに入ることがあるだろうから、運が悪いとすっぽかしを食らう恐れがある。




1988年3月、関西の鉄道乗り歩き(その3)

タイトルは「その3」だけど、実際の行程はこれが第1日目となるようだ。最初に写っているのは近江鉄道で、彦根までは夜行バスを利用したような記憶がある。

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彦根駅構内でED144とED141が並ぶ。貨物営業は1988年3月12日限りで廃止になっているが、ED144の後ろにタキが連結されているから、ギリギリ営業中の頃と推定できる。

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台車、ブレーキは片押しなんだ。

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ナンバープレートと改造銘板。ED141は昭和30年に老朽機器の改装工事が行われている。GEの銘板は残っていない。

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ワフはすでに使われていないようだった。

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ED31、バラスト散布用のホキ、右端にはED31に続いてED14も2両見える。

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左奥には元東武のED4001。

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モハ132。車体は自社製で足回りは解体を請け負った旧型国電のものに取り換えている。

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ED314、台車はDT10のように見えるが、軸バネ受けのリブが2本だし、全体の高さも少し低い。ホィールベースは2438mmとなっているのはインチ寸法なのだろう。かなりの年代物であることは間違いなさそうだ。近江鉄道の撮影は構内だけで乗ってはいない。

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スキャンしたナンバー順だと近江の次がこれ。大阪駅で205系には梅小路SL館のヘッドマークが付いている。

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*追加
左にいる201系は全体に黄色カブリがあるので黄緑っぽく見えてしまった。新しく購入した画像処理ソフトではここまで修正できた。これでもう少し明るさを抑えればスカイブルー(青22号)に見えると思う。

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もう1枚は福知山線用の113系。2連化で登場したクモハ114で、後の手抜き改造とは異なり本来の先頭部を新製して取り付けている。朝のラッシュ時にこれを4本併結したオールMの8連を見たことがある。

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次からが叡電なのだが、彦根から大阪に来てもう一度京都に戻るのは不自然だ。恐らくスキャンの時に順序が入替わってしまったのだろうと思う。宝ヶ池でデオ200形201。叡電は前年から在来車の代替新造が始まり、デオ200形も2両が機器の一部流用でデオ720形になっている。201もこの年の7月に廃車となった。

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まだ駅近くに遊園地があったので駅名は八瀬遊園。車両はこの角度からではデオ710形かデオ720形かは判別できない。

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修学院車庫、洗浄線にいるのはデオ300形。

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元阪神のデナ500形を車体更新したデオ600形。

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*補正後
大阪駅の205系と同様に補正してみた。まだ空に少し黄色が残るが、だいぶまともな色合いになっている。

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電動貨車のデト1000形。

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車号が確認できないがデオ712だと思う。デナ21形の機器流用がデナ710形、同様にデオ200形→デオ720形、デオ300形→デオ730形となる。

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車庫内のアップで右手前に複合分岐がある。

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カルダン駆動、エアサス台車でピカイチの存在だったデオ300形。この年の12月に廃車となる。

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まだ離れ島的な位置付けだった出町柳。京阪と接続するのは1989年10月になる。

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嵐電へは阪急で移動したのだろう。帷子ノ辻でモボ101形102。

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北野白梅町の近くで、モボ500形503。当時の最新形式で後扉が車体中央寄りになり、塗色も緑がライトグリーンになった。
まだ日の入りまでには時間がありそうだが、1日目の撮影はこれで終わっている。


臼田小満祭に参加

運転会の翌日(17日)は佐久穂町から小海線で2駅目の臼田で小満(こまん)祭が行われ、小池さんは毎年お兄さんと2人でライブスチームを運転している。しかし2人では手が足りなくて大変ということなので、ならば私が手伝いに押しかけ、ついでに少しは遊ばせてもらおうと考えた。臼田は佐久市になるが手頃なホテルがなく、中込に1泊となった次第。

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当日、中込8:51発の列車で臼田に向かう。日曜なのにかなり混んでいて、臼田でどっと降りた。平日の朝だってこんなに人が集まることはないだろう。ところで小満祭の由来はなんなのか。帰京してから調べてみた。小満(しょうまん)は二十四節気でいう立夏の次、天地に生命が満ち始める時期を指し、およそ5月21~6月5日くらいまでとされている。臼田小満祭は地元の稲荷神社のお祭りとして5月の第三日曜に行われ、東信地区ではかなりは規模の大きい行事だという。

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これは帰りがけ、16時頃の撮影になる。会場のほぼ中心となる臼田中央の四差路で道路は佐久甲州街道。露店がずらっと並び、人の数も半端じゃない。田舎町の縁日くらいに考えていたら大間違いだった。

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そこから7~8分歩いた所でレールが見えてきた。これが小池ラインの終点で、出発点は左端に見えている建物の前あたりになる。線路延長は100m以上ありそうだ。

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ここが乗り場。左にいるEC40に乗って2往復ほど走り、線路状態を確認する。1個所、レベル調整をする箇所があった。EC40の出番は試運転だけ、本線とのポイントも不具合があって外された。

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駅名標もある。

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本務機はD50。

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見た目にはわからないが前方に向かって上り勾配になっているので、ED42の補機が付く。

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昼休みにも線路の点検。よく晴れて暑いけど湿度が少ないので、汗びっしょりになることはない。

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私の仕事は乗客の誘導、整理。列車と一緒に歩き、バック運転になる復路は前方の確認を行う。客車は2両で定員10人。1往復が7~8分で、戻ってくる頃にはちょうど10人近くの列ができている。トンネルはシートを掛けただけだが、ここを通過すると車輪のきしり音がはっきり聞こえる。

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終点が見えてきた。このあたりはほぼ水平なので、電機は荷重にならないくらいに力行している。

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何度か機関士も務めた。乗っている箱はボギー台車なのだが、1人ではほとんどバネが効かず、継ぎ目のゴツンゴツンが尻に響いてくる。15時で運転終了。脱線が2度ほどあったが、大きなトラブルはなかった。レールの撤去をほんの少し手伝い、会場を後にする。

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これはもうひとつの5インチゲージ。電動の2列車運転で運転士は真ん中に乗り、客車にバッテリーを積んでいる。

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この2両はどちらもダミー、EC40擬きはボギー台車になっている。

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帰り道に祭りの元締め?になっている稲荷神社に寄ってみた。千曲川にかかる臼田橋の袂にあり、鳥居がずらっと並んでいる。

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少し膝ががくがくし始めたけど、野次馬根性で上ってみる。

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これが本殿か。

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臼田16:43発の列車で佐久平に向かうのだが、狭い待合室は人で溢れていて、臨時の職員も張り付いている。2両編成で乗り切れるかと心配したけど、余裕で座れた。

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東京へはバスで戻る。佐久平は17:30の定時発車で佐久インターから高速に入るのだが、軽井沢付近でかなりの渋滞があるので、これを避けて一般道を走るというアナウンスがあった。うすいバイパスは上り(横川から軽井沢)は何度か乗っているけど下りは初めて。これもいい経験と考えよう。

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松井田妙義ICで高速に乗る。約40分の遅れだ。その後はほぼ順調に走り練馬駅は50分延の到着。路線バスに乗り継いて21時過ぎに帰宅。この日の歩数は2万6000歩ほどになった。翌日も特に筋肉痛などは出なかったが、よく陽に当たったので鼻が真っ赤になっていた。


プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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