モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

2025年04月

ブログのランキング

プロバイダがどこであれ、ブログは毎日のアクセス数が確認できる。私の場合は概ね1日に200台で、更新した翌日は300台、テーマによって400台くらいとなるが、500を越えることはまずない。ところが‥‥、

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4月27日、夕飯のあとにアクセスを確認したら1000を越えていて、このカウンターは28日の10時頃のもの。昨日(27日)はなんと2356に達していた。

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同じ時間でアクセス解析の画面。上の赤線がプレビュー、下の黄線はプレビューした人の実数を表す。つまり、同じ人が何度もプレビューしたのではなく、実数も増えていることがわかる。さらにデスクトップ(ノートも含むパソコン)とモバイルの分類では圧倒的にデスクトップが多い。ブログは年寄りに支えられているのがよくわかる。

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自分のブログがどのくらいの順位になっているのかはここを見ればわかる。まずカテゴリーから写真・カメラを選び、

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さらに範囲を鉄道に絞り込む。この分野の同業者は2176だからそこそこ多い方になる。ここで私のブログはいつも20~30位にランクされている。当然、トップクラスはアクセス数も多いが、休眠状態でもある程度の順位をキープしている例もあり、ランク付けの基準は単純なアクセス数だけではないようだ。

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で、28日のランキングではなんと2位になっていた。それほどおもしろそうなテーマでもないのになぜ?

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28日のアクセス数は1610、29日はいつもどおりの200台に戻っている。明智光秀の三日天下にも及ばない2日天下だった。




武蔵野鉄道開通110周年

今年は西武鉄道池袋線の前身である武蔵野鉄道が開通してから110年になり、これを記念した企画展が練馬区立石神井公園ふるさと文化館で開催されている。これを知ったのは先日、杉並区立郷土博物館を訪れたときのことで、館内に置かれている他の施設のパンフレットで気付いた。期日は4月12日から6月8日までだけど、5月はなにかと行事も多いので、行けるうちに行っておこう。

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24日、荻窪から〔荻15〕長久保行きのバスに乗り、三宝寺池で下車。このバスは本数が少なく、〔荻14〕石神井公園駅南口行きでJA東京あおば下車がお薦め。こちらはほぼ10分ごとに運行している。

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赤矢印がバスで、ちょっと戻った赤丸の所がふるさと文化館。左の池が三宝寺池、細長い池のさらに右が池袋線の石神井公園駅になる。

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ふるさと文化館全景。

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月曜休館で入館は無料。ただし、ゴールデンウィークの5月5日(月)は開館し、7日が休館となる。

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企画展は2階だが、1階にも車両の模型が置かれている。鉄コレだから特に珍しい物ではない。

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2階ではこれが人目を引く。西武鉄道協力なのだろう。模型はすべてNゲージで、マニア受けする車両は少ない。

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展示品は原則撮影可能だが、一部、撮影禁止マーク付きがあるので注意。

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鉄道そのものではなく、鉄道開業による地元の変遷に重点が置かれている。

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沿線案内。現在の新宿線は書かれていない。

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鉄道関係は社内報からの抜粋が多く、これはなかなか貴重な資料といえる。上石神井に設置された3線分岐、当初は37kgレールだった(昭和36年9月号)。
*以下、大きめに拡大できます。

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池袋線8両は運転開始、新車として551系が登場した(昭和36年9月号)。

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鷹の台に交換設備ができて、国分寺線の運転間隔を短縮(昭和36年10月号)。

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池袋線で10両運転開始。左下に151形改造のクモニ1登場とある(昭和38年10月号)。

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記念きっぷ。右上の400両突破記念は私も持っている。

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石神井公園駅は地元の有志が土地を提供したという記念碑の拓本。

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以下は常設展示。練馬といったら大根は外せない。

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昭和の時代の一般家庭の居間を再現。箪笥はかなり年代物だが、テレビは杉並区立郷土博物館のものより新しい。右に見えている子供用の机もかなり近代的だ。

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洗濯機もだいぶデザインが洗練されている。

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台所の流しもステンレス張り。その上に並ぶポット類はかなり時代が新しいものも混じっている。

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街並みも再現されている。中華そば屋のメニューはラーメンが50円だった。止まっているクルマは丸ハンドルで2人乗りのダイハツ・ミゼットMP。やりくりアパートで佐々十郎と大村崑が宣伝していたやつだ。
 以上、歴史的にはなかなか貴重な資料も展示されているが、車両関係を期待して行くと少々物足りなさを感じるかも知れない。

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せっかくだから池の周りを散策したかったが、13時から予定があるので早めに帰宅。高円寺の駅前広場はツツジが満開になっていた。


立会道路を歩く

三度目の正直となった蛇窪神社の参拝をすませ、このまま帰宅するにはまだ早い。そうだ、シグ鉄さんが前回のコメントに書かれていた立会道路を歩いてみよう。

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蛇窪神社のすぐ南を東西方向に走っているのが三間通り。道幅が三間(約5.4m)ということかとも思うが、少し北には四間通りもある。江東区の三ツ目通り、四ツ目通りと同じような意味合いなんだろう。

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東行きの一方通行だが、大井町駅行きの路線バスも走っている。

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その1本南側が立会道路で、三間通りとほぼ並行している。電線が地中化されているのですっきりしている。こちらは西行きの一方通行で、大井町駅行きの復路となる荏原営業所(第二京浜に面している)行きのバスが走る。道路名は地下に暗渠となった立会川が流れていることに由来しているが、立会通りではなく立会道路と名乗るのは何故なのだろうか。

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5分くらい歩くと西大井駅が見えてきた。新幹線が開業した頃、まだ下の在来線は貨物専用の品鶴線だった。

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改札口は東側にある。湘南新宿ラインと横須賀線が通るが、あくまで横須賀線の駅なので湘南新宿ラインの東海道線系統は通過する。

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駅前広場の花壇。奥を立会道路が横切っている。右手は品川区立西大井広場公園。

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公園の入口。噴水は止まっていた。

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立会道路(右側)に並行する遊歩道は数10m続いている。

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道ばたではツツジが咲き始めていた。

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桜は僅かに花が残っている。右手の建物はニコンの本社のはずだ。

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現状、ニコンユーザーではないけど、ニコンミュージアムは素通りできない。

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かなりのスペースがカメラとレンズで埋め尽くされている。

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このあたりは実物を見たり手に取った覚えがある。オリンパスがメインの私も一時期、F-601とピカイチのユーザーだった。

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南側の光学通りに面していて、メインの出入り口があるのが2階。立会道路は川筋だから光学通りとは建物1階分の高低差がある。余談だがNikonは英語圏ではナイコンと発音される。同様にジオラマも和製英語で、実際の発音はダイオラマなのだ。

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通りの名前の由来はいうまでもない。この通りも立会道路とほぼ並行して大井町に通じている。

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曰くありげな道標もある。

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建てられたのは元禄8年。300年以上前ということか。

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ニコン本社の回りを回って立会道路に戻る。振り返ったら建物の端にNikonの文字が見えた。

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8分ほど歩き、大井町駅の近くまで来た。大井蔵王権現神社はビルに囲まれている。

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三角形の敷地に建つ飲み屋。奥には焼け跡も見えて、このあたりだけ昭和で時間が止まっているように感じられる。

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駐車場の一角はまだ花見ができる。

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前方に大井町の駅ビルが見える。

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立会道路を振り返る。

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ここでやっと道路標を発見。

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こちらは光学通り。Nikonの広告は意図的に並べたのか。

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駅の南側に踏切と横断橋ががあるので、少し撮り鉄をする。

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E257系の踊り子。

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京浜東北線の南行。

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E261系のサフィール踊り子。この色は写真写りが悪い。

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京浜東北線北行。ここまで約4分、踏切は閉まったままだった。

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やっと遮断機が上がり、それっと渡り始める。閉まっている間に横断橋を渡る人はいなかった。

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東側に出ればイモン大井町店があるけど寄らなかった。これはその駐車場で、12分単位というのは初めて見た。

帰宅してから調べてみると、立会道路は立会川の水源である目黒区の碑文谷八幡から始まり、西小山、旗の台、荏原町を経由している。西小山から荏原町あたりは桜並木などの見所があるようなので、次回は水源までを辿ってみたい。



やっと参拝できた、蛇窪神社

 今年の干支である蛇を祀ることで知る人ぞ知る蛇窪神社、1月8日の初詣は3時間待ちの行列を見て退散、もう正月の狂乱はなかろうと出かけた2月12日も、軽く1時間以上待たされそうな行列を見てそのまま引返した。3月は引っ越しの後始末で出かける余裕がなく、4月に入って桜の見頃も過ぎた昨日(18日)、懲りずに三度目の挑戦(というほど大袈裟ではないが)となった。

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3回目だから目的地までは目を瞑っても行ける。図はほぼ右が北で、現在地とあるのが都営地下鉄浅草線の中延、A1出口を出たら第二京浜を渡り、蛇窪神社(ほぼ真ん中の赤丸)までは10分そこそこの距離になる。神社の南にある三間通とその南の立会道路は次回で取上げる。

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神社周辺の街路灯は蛇をイメージしている。

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このあたりは蛇窪という旧地名にちなんでスネークタウンと称している。

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もう行列はなく、ゆっくりと参拝できる。

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60日ごとの己巳(つちのとみ)の日にはへびくぼ市が開かれる。今年は4月30日、6月29日、8月28日、10月27日、12月26日になる。老神温泉、岩国市と合わせて白蛇日本三大聖地なのだそうだ。

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平日にしては人が多いのかな。

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本殿にお詣りする。

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本殿の右奥にある撫で白蛇。頭が手垢で黒くなっていた。

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蛇窪龍神社。蛇が歳を経ると龍になるらしい。

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説明板が半分隠れているが、この松は蛇松という。

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本殿の奥にある白蛇弁財天。左に銭洗いの水場がある。

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弁財天より白蛇の方が目立っている。

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足元にも白蛇。これで本殿の奥をぐるっと回ったことになる。

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本殿に向かって左に法密稲荷社。それぞれに曰くがあるが、詳しくは神社の公式HPを参照されたい。さほど広くない境内だから、急げば10分、ゆっくりでも小一時間で見て回れる。

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白蛇にちなんだ地元の銘菓。御菓子司の越路は案内図の右側、青三角の所にある。

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蛇窪神社がプロデュースというから、霊験あらたかなのだろう。以下は神社に関係ない話。

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第二京浜の上を斜めに横切る東急電鉄大井町線の中延駅。都営地下鉄とは改札の外に出て乗換えができる。ここは東急の線路を挟んだ両側に立ち食いそばがある。

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線路の西側(上の写真の奥)にあるのが大和屋。きしめんもあるのが売りなのか。

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反対側にあるのが六文そば。20mも離れていない所に2店あり、そこそこ商売が成り立っているのだから、このあたりはソバ好きが多いのだろう。



駆け込み、都電杉並線パネル展

杉並区立郷土博物館で開催中の都電杉並線パネル展、すでにブログでお馴染みのメンバーは見に行かれているけど、私は引っ越しでドタバタしていて気がついたら最終日がこの20日に迫っていた。こりゃいかん、朝飯すませたら早速行動開始だ。

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その気になれば歩いてでも行ける距離だけど、高円寺駅南口から永福町行きのバスを利用する。ご覧のようなミニバスが1時間に4本、京王バスと関東バスの相互運行になっている。

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車内を最後部の座席から撮影。11人分の座席がある。

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和田堀公園で下車。野球場に沿って歩き、大宮橋で善福寺川を渡ればすぐ。

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長屋門が入口になっている。本来の屋根は藁葺きだった。

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その内部(道路から見て左側)。機織り機と糸車などが置かれている。このあたり、昔は養蚕も盛んだった。

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博物館は2棟が廊下でつながっている。

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観覧料(入館料)は100円で年寄りの割引はない。まぁこの値段なら必要ないだろう。

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お目当てのパネル展は2階。

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撮影者の道村博さんは京王電鉄に勤務され、私は鉄道模型を通じて多少のお付き合いがあった。

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杉並車庫は現在もバスの車庫として使用されている。奥行きが長く、路面電車の車庫ではお馴染みのトラバーサーはなかった。

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廃止直前に撮られた写真が多いが、なぜか2500形が写っているのはこの1点だけだった。

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実は常設展2の「昭和のくらし」が興味深い。テレビの形から昭和30年代前半の想定だろうか。足踏み式のミシンは実家にもあった。

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この時代、柱時計は珍しくなかった。レコードプレーヤーは単独のものは少なく、スピーカーと一体で電蓄と呼ばれていた。電話も一般家庭に普及したのは東京オリンピック(昭和39年)の頃からだった。

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台所。昭和30年代前半くらいの設定だとすると、ガス台に乗っている鍋がちょっと新し過ぎるような気もする。

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右は氷の冷蔵庫。上段に氷を入れていた。カツオブシ削りは私も使ったことがある。

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ローラー式の絞り器がついた洗濯機。シャツなんかは厚みをなるべく均一にしないと、ボタンを割ってしまうことがあった。

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風呂場はちょっとピントが外れた。風呂桶は2層で上がり湯は右側の小さい方から汲み出した。

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ヘチマなんて今の若い人は知らないだろうな。

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これはネズミ捕りなのだろうか。中にエサを置き、上から入ると出られないという構造のようだ。角形で中のエサを取ると連動したバネ仕掛けで入口の扉が閉まるというタイプは見た覚えがある。

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屋外に置かれていたゴミ箱。ほとんどは木製で、コンクリート製は高級品?。

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古民家は移築したもので、原型の屋根は藁葺き。

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内部、天井は張っていない。冬は寒かっただろう。


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雨戸の内側は障子だけ。これで寒さを凌げたのか。カミサンの古い実家(一ノ関)もそうだったとか。
1時間ほどで見終わったが、100円にしてはそこそこの見応えがあった。

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善福寺川に沿った桜はピークを過ぎたが、八重桜が見頃になっている一画があった。

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前を通りかかったので大宮八幡を参拝。永福町まで歩こうかと思ったが、方南通りでタイミングよく中野駅行きのバスが来たのでそれに乗る。車内でスマホの地図を開き、ポインターの動きを見ているのはなかなかおもしろかった(なにせ初心者なので)。



プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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