モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

2024年09月

関西合運に参加

 恒例の関西合運は9月28・29日に行われ、私が参加したのは29日。実際には26日の夜行バスで東京を発ち、27・28日はあちこち乗り歩きをしていた。

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今回の荷物はこんな状態。駅の自動改札は余裕で通り抜けられる。

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往路はバスタ新宿23:00発のグランドリーム9号に乗車。グランドリームといったらハイデッカー車と思っていたら、いつの間にか殆どが2階建てになっている。引退した三菱のエアロキングに代わる外国製の車両なので、この機会に初乗りをしておこう。
座席は4Bでとなりの4Aは空席だった。前の方だからエンジン音はトンネルに入ると聞こえる程度で、三菱製より多少静かなように感じる。サスペンションはやや固めの感じ、これはゴツゴツしているのではなく、フワフワ感が少ないという意味になる。加速は非常にスムーズで、ギアチェンジの時もエンジンの回転数の変動が非常に小さい。発車後の案内放送で「外国製車両なので冷房の温度調節がむずかしい」といっていた。設定は24℃ということだがかなり寒かった。コロナ以後、毛布のサービスが中止されているのが痛い。

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29日は8時にカブセルサウナをチェックアウト。淀屋橋で地下鉄御堂筋線から京阪に乗り換える。特急が出た直後で次は快速急行だが車両は8000系で、先頭の最前列に陣取る。京橋を出てカーブを抜ければ一気に加速、野江を通過する頃には110km/hに達していた。

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枚方市に到着。乗降を確認する運転士の姿が決まっている。エレベーターで時間を食い、発車間際の私市行きに駆け込む。一息ついて回りを見渡したら十三のオッチャンとそのお仲間が乗り合わせていた。

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お馴染みのスポーツレクリェーションセンター。

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会場全景。JORC関西は一番奥の舞台上、というのもいつもどおり。

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JORC関西の展示コーナー。右奥に16番の複線エンドレスを敷き、高効率ギアに換装した蒸機のデモ運転を行っている。

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空いているヤードにEF65とコンテナ貨車を並べる。

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早速運転開始。ゆっくり周回して異常がないことを確認したら、少しずつスピードを上げてみる。ヤードへの推進入庫も問題なかった。

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半径3.1mの大カーブ(といっても実物換算なら139mの急カーブだが)なのでゆったりしているが、エンドレスの向こうに行くと遙か遠くを走るという感じになる。

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機関車先頭のシーンも撮っておく。

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他のクラブも挨拶方々ひととおり回ってみる。これは鉄道模型交友会だったかな。コンテナ貨車はOJのようだ。

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日本トロリーモデルクラブはOゲージのエンドレスもある。

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こちらは16番。もう福井のF2000形が登場している。

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15時前から撤収が始まり、15時半頃にはこんな状態。私はここで失礼して帰路につく。JORC関西の皆様、ありがとうございました。

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京阪には一駅乗ってJRに乗り換え。学研都市線、おおさか東線経由で新大阪に出る。放出の乗換えは同じホームの反対側で数分の接続、34分で新大阪に着いた。混んでいる環状線や地下鉄御堂筋線を避けるという意味では正解だと思う。

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日曜なので新大阪始発の「のぞみ」が増発されているのはありがたい。荷物はなんとか足元に収まる。これはシートピッチが広い新幹線だからで、京阪特急やJRの新快速だったらお手上げだ。ということで接続もよく、私市から約4時間半で我が家に到着した。




読売ランドのモノレール

やっとクーラーに24時間の休暇を与えられるようになったけど、まだこのままずっと涼しくなるわけではないらしい。週末は関西合運に参加するので、本日(26日)の夜行バスで関西に向かう。従ってこのブログは29日の夜まで放置される。

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ということで昔の写真はこれ。一目見て「あ、あれだ」とわかる人は少ないと思う。まぁ、タイトルでバレているけど。撮影は1965(昭和40年)4月、大学2年の時で、私の所属する学部の新入生歓迎オリエンテーションが読売ランドで行われた。私は新聞会にいたので、取材として同行したのだと思う。まだ京王電鉄の相模原線は開業していなくて、小田急の読売ランド前が最寄り駅だった。モノレールは園内を一周していで、たまたま近くを走っていたのをスナップしたもので乗った記憶はない。日立のアルウェーグ式で車体はかなり小さい。先頭寄りが2軸の動力台車で、中間は1軸の連接台車と思われる。
 それから約10年後、夏のプール、冬のアイススケートで読売ランドに行ったことがあるが、モノレールが走っていたかは確認していない。
*調べたところ、1978年11月30日限りで営業廃止になっている。


コンテナ貨車を塗装する

コキ擬きのコンテナ貨車8両のうち4両は5月に塗装したが、残りの4両は夏の暑さで手が付けられず、もう少し涼しくなってからと先延ばしにしているうちにカレンダーは9月になっていた。今月の29日には関西合運が控えているからのんびり構えてはいられない。多少暑かろうが晴れている日が勝負と、14・15日に4両を仕上げることにした。

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前日のうちに部品の外れなどがないかを点検し、まずはラッカープライマーを吹く。電源を入れるとノズルからの吹出しが弱い。また故障かと慌てたが、空気が吹出す先端部にゴミが詰まっていたようで、0.4mmの真鍮線で突ついたら元通りになった。

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1日目でひととおり青を吹き、夜になって点検してみると、余分な接着材を取った時の傷だとか、下地の仕上げ不良で柚肌になっている箇所が見つかった。今さらパテ盛りして整形する時間はないから、特に目立つ所だけペーパーかけしておく。

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連結器は灰色、後部標識は銀色に塗る。15日に塗り終わり、数日放置して塗膜が落ち着いたら台車を取付ける。

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後部標識には赤のカラーラベルを貼付ける。

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標識掛けにはゴム系接着材で固定。ガチガチには固まらないけど、逆さにしても落ちなければよい。端梁のエアホースは両端になる車両だけに取付けている。

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もう1両の後尾車。自連付きはこの2両だけで、中間はすべてドローバーにした。

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5月に塗った4両もステップに白を入れた。車号などの標記は追って手配しよう。数字はいいとしてカタカナは同じ文字だけを使うので、特注した方がよさそうだ。

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重量を計ってみる。両端の車両は330g台。

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中間車は床板に1mm厚の塩ビ板を貼っているので少し重く、350g台。

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箱に入れて運ぶことをシミュレーションしてみる。下段に収める中間車4両は、デッキの手摺りに前後方向の力がかからないよう、スチロールの当て板を噛ます。

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箱の内側に貼ったクッション。前後方向の力はクッションからコンテナに伝わり、手摺りは隙間に浮いた状態になる。

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プチプチでくるんで逆さまに入れる。

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下段に4両を収め、中蓋を落とした状態。

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上段は箱にクッションを貼れないから、車両側で対応する。

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両端車は連結器の長さ分だけクッションが厚い。

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上段にも4両が収まった。

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蓋をしたらEF65の箱を乗せ、結束ベルトで引っくくる。これで総重量は7.2kgくらい。あと数日で関西往復の耐久テストだ。


18きっぷ5回目は東海道線と御殿場線

期限が迫ってきた18きっぷの5回目は、天気予報を見ながら7日(土)に決定。行き先は2日に下見をしてきた総武本線の「ものさく」も候補に上がったが、単純な往復では18きっぷのモトが取れないのと、厳しい残暑の中、日影のない所での危険性を考えてボツ。東海道本線の熱海以西は6月から315系の運転が始まっているから、これの初乗りと残り少なくなった211系の乗り納め、撮り納めを兼ね、無理をせずに行ける所まで行って見ることにした。

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新宿8:19発の国府津行きに乗り、9:46に国府津着。急ぐ旅ではないから沼津までは久しぶりに御殿場線回りとしよう。到着が4番線(写真左)で御殿場線は3番線から発着する。313系は2+2の4連だがよく見ると後2両は切離してドアが閉まり、前2両が9:50発の御殿場行きになっている。固定クロスの3000番代で車内は立ち客もいるほどの混み具合なので、1本見送ることにする。

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御殿場行きが発車すると後ろの空車が2両分進んで止まり、10:16発の沼津行きとなる。

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神領から転属してきたワンマン仕様、転換クロスの1300番代で、先頭になるクハ312-1304の進行右側に席を確保した。

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9:59頃、E257系の特急「踊り子」が通過。中央線のお下がりが東海道線に回されるなんて、国鉄時代には考えられなかったことだ。

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先ほどの御殿場行きほどではないが、ほぼ満席状態で定刻に発車。下曽我では運動部の部活らしい中学生の一団などが乗り込み、通路にも立ち客が出る。この時間帯が混むのは土曜日だからだろう。松田ではホームに「これ、全部乗れるのか」というくらいの列ができていて、どどっと乗り込んできた。東山北で中学生の一段はほとんど降り、それ以後、山北、駿河小山では目立った乗降がなかった。

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谷峨でも交換があった。ここは東名道から見える駅で、車窓からの景色はこうなる。左奥に見えるクレーンは新東名の工事現場で、発車したあと、谷を跨ぐアーチ橋が両側から延びているところがちらっと見えた。

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御殿場に到着する寸前、線路脇にD52 72が見えた。塗装中のようでテンダーは錆止めの下塗りが終わっている。

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11:09、御殿場着。で発車は11:27、なんと18分も止まるのだ。この前の御殿場止まりに接続する沼津行きが10:57に発車しているので、運転間隔の調整ということか。改札を出てD52を見てくるくらいの余裕はあるが、席を確保しておくためにはじっと我慢するしかない。

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留置線には313系8000番代も停車している。ということは国府津まで来ることもあるのか。

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11:25頃、国府津行きが到着し、ほどなくこちらも発車。

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長泉なめりは割と最近にできた駅。沼津までに岩波と下土狩で交換があり、12時頃に沼津到着。

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乗ってきた車両の編成写真を撮り、12:17発の浜松行きに乗継ぐ。315系の浜松寄りに313系の2連が付いた6連なので、後から3両目のモハ315-3508(だったと思う)に乗る。ロングシートだが座り心地はよい。

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どこかいい場所はないかとロケハンしながら、結局は5月にも来た安倍川で降り、上りホームからカメラを構える。午後の下りを順光で撮れるのはここしかないのだ。この列車も浜松行きで313系+315系の6連。

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半逆光だけど315系も撮っておく。熱海寄りに連結されるのが原則のようだから、まともに撮るなら午前中に狙わないとだめだ。

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この前の改正(だったと思う)から熱海~浜松間の大運転と興津~島田間の小運転がそれぞれ1時間あたり3本になっている。熱海から浜松まで乗継ぎなしで行けるから、静岡県横断は便利になった。その代わり、日中の小運転は3連になったようだが、それほど混雑はしていない。

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小運転同士の擦れ違い。

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大運転は4連もある。313系2連と211系2連の併結で、211系では異端の6000番代がしぶとく残っている。

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211系3連+313系8000番代の6連。この組合わせが見られるのはあと僅かだ。

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1時間半ほど撮影し、14:36発の熱海行きで帰路につく。313系300番代2本の4連だった。腹も減ってきたから静岡で降りようかと思ったが、そのまま乗り通す。沼津は15:39-49と10分止まり、三島行きを先発させる。

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熱海到着は16:10頃、となりに見慣れない車両が止まっている。ネットで調べたところ、この日に湯河原に疎開しているE217系の交代があり、湯河原の上り側にある側線に入れるため、熱海まで来て折り返したようだ。接続は16:21発の上野東京ラインで、出発前に売店で焼き菓子を買って空腹の足しにする。まぁ、乗りっぱなしだから腹が減って死にそうということはない。小田原で湘南新宿ラインに乗り換える。あとは居眠り半分で渋谷、新宿で乗換え、一度も改札を出ないで高円寺に戻った。

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スタートが遅くて少し慌ただしかったが、しっかり5回を使い切った。


プリンタの修理

8月の末、我が家のプリンタ(キヤノン製)がご機嫌斜めになってしまった。

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予約した高速バスのWEB乗車票を印刷したら数行置きにかすれが出て、氏名や席番など肝心な部分が読めない。メンテナンスのメニューからインクヘッドのクリーニングをやっても改善せず。さらにインクヘッドの位置調整(手動)をやってみても、「調整に失敗しました」というメッセージが出る。これはもうメーカーに持込んで修理してもらうしかない。
キヤノンのサービスセンターは銀座にあり、2020年11月にも利用しているから勝手はわかっている。その時は修理代が一律11,000円(部品交換なしの場合)で、もう少し上乗せすれば新品にグレードアップできるというプランに乗せられ、現在の機種(TS8230)を購入した。HPを確認すると修理代は16,500円になっているし、この機種の修理対応期限は2025年3月までだから、いまさらそんなに金はかけたくない(といってもこのままでは困る)。もっと安く修理してくれるところはないかとネットで検索したら東京ビジネスマシンという会社がヒットした。キヤノンの特約店で修理代は5,000円、部品交換した場合はプラス6,000円とかなり安い。場所は両国駅から清澄通りを越えてすぐの線路沿いで、9月2日に銚子に行く時、偶然、車窓から「プリンタ修理」と看板が出ているビルを見ている。9日に電話して10日の午前中に持込み、11日の昼前に修理完了の電話があり、午後に引取ってきた。

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黒のインクヘッドが詰まって部品交換となったので、修理代は税込み12,100円。これでもキヤノンに持込むより安いからよしとしよう。インクはメーカー純正ではなく、写真下のプレジールという製品を使っていたのだが、このメーカーの黒(染料)が一番目詰まりのトラブルが多いそうだ。純正品だって詰まる時は詰まると思うが、「少なくとも黒だけは使わない方がよい」というアドバイスに従い、別のメーカーの製品に換えてみた。

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プリンタにセットした状態。プレジールを選んだ理由は、2020年時点でインクの残量表示に対応しているのがこのメーカーだけだったからで、現在は他のサードパーティーの製品でも残量表示には対応しているようだ。

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プレジールの製品はオレンジ色のパッケージが目印。メーカーは純正品以外でトラブルになっても知らんからねというけど、見方を変えれば互換インクでも4年くらいは大丈夫ということになる。箱に3年保証とあるのもそのあたりを考えてのことなのだろう。

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今回買ったのはジットというメーカーの製品。日本製と純正カートリッジ再生品というのが売りのようだ。もう300円くらいで純正品が買えるけど、プリンタの寿命を考えればそこまですることもなかろうと思う。

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早速印刷してみる。くっきりはっきりで一安心。もうすぐ、年賀状でしっかり働いてもらうからな。



プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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