JR東海は一昨年から名古屋地区に315系を投入し、中央線は211系だけではなく313系もほぼ一掃されたらしい。315系の増備は今も進行中で、今年になってからは余剰となった313系の2連、3連が静岡車両区に転属している。315系も4連が同区に配置され、6月1日から営業運転を開始、211系は今年度末に全廃と発表された。となれば静岡地区で211系を撮影できるのは5月中が勝負。せっかく静岡まで出向くのだから、このチャンスは有効に活用したい。
というわけで設営が終わった17日は東静岡から静岡を通り越し、その先の安倍川に向かった。ここは線路がほぼ南北に走っているので、下り列車の側面に陽が当たる。17:53の浜松行きは後ろ3両が元セントラルライナーの8000番代。
18:05の島田行きは211系の6連。
18:12の浜松行きも211系の6連。側面に影が落ちてきたがまだ撮れる。
18:12、373系のホームライナーが通過。
18:24、豊橋行き。これも後ろ3両が8000番代。
313系8000番代との連結部。もちろん幌はつながっている。
18:36、浜松行き。もう太陽は隠れたし、5本連続で211系を堪能したから、本日の撮影はここまでとする。どうでもいいことだが、いままでの211系は編成番号の頭がLLだったのに対しこの編成はSS。その違いはSS編成が小断面トンネル対応の折りたたみ高さが低いパンタグラフを装備していたからで、クモハの車号は5600番代に区分される。現在はシングルアーム式に取り換えられたので、実質的な違いはない。
18日は朝から快晴。7時にホテルを出で朝食をすませ、草薙に向かう。ここはバックに新幹線が走るが中線があって適度に引きが取れるし、8~9時頃は編成写真を撮るのに絶好の光線状態になる。乗ってきた静岡7:50発の列車は前3両が313系8000番代で、この地区での初乗りになった。
8:04発は313系2500番代の6連。ここで313系の番代区分を学習しておこう。基本の0番代は転換クロクシート(一部は固定)、1000番代は車端部のみロングシート、2000番代はロングシート、3000番代はボックス式クロスシート、5000番代はドア間がすべて転換式となり、セミアクティブダンパと車体間ダンパを備えたハイグレードバージョン、8000番代は元セントラルライナー用となる。さらに100番代は3連が500番代、2連が300番代という区別がある。この法則に従い、3連の元セントラルライナーは電動車が8500番代になっている。
静岡地区ではロングシートが災いして評判がいまひとつの313系だが、性能は申し分ないしロングシートも掛け心地がよく、車両としての完成度は高い。さらに新幹線の技術が活かされているのか、JR東海管内は線路状態もよく、地元の中央線では直線区間でも感じる不規則な横揺れもほとんど感じない。
8:15の熱海行きは211系の6連。トイレがないことを除けば座席も厚みがあって掛け心地はよいし、悪い車ではないと思う。
8:30発は313系。この間に特急「ふじかわ」が通過したが、屋根の下で一休みしていて撮り逃がした。
8:42発も211系の6連。
8:45、20分ほど前の静岡行きが回送で戻って来た。前2両は1300番代、後2両は3000番代。転入してきた転換クロス車は車両区に固まって留置されていたが、営業運転に就いているのは初めて見た。
8:51発は313系。以前のような211系と313系の併結はあまり見かけない。211系の置換え前提で運用を分けているのだろうか。
8:59、313系8000番代を綺麗に撮れたところで朝練は終了。6連ではトイレが編成の中程に来るよう、熱海寄りに連結されるのが原則のようだ。19日の帰りは運良く8000番代の列車に当たり、熱海までの1時間少々は得した気分だった。約1時間で貨物列車が下りは3本通過したのに、上りは1本も来なかったのが残念。
夕方も再び安倍川で一仕事。昨日より1本前の4連が撮れた。211系の2連はクモハが6000番代で本来は御殿場線用に新製されたのだが、東海道本線でよく見かける。土曜だからホームライナーの運転はなく、このあとも車両はほぼ昨日と同じだったので割愛する。
草薙には終焉間近の113系を撮るため、2007年3月2日にも訪れている。当時はまだブルトレも走っていた。
211系は先頭の行き先表示が普通のまま。パンタグラフのシングルアーム式への取換えが進められている時期だった。
313系は新製間もなくでピッカピカ。ピーク時には9連もあった。
113系は8連もあった。
17年前との違いは、新幹線の防護壁が変わったくらいか。
6月1日から運転開始の315系は4連なので、そのままでは6連の置換えには使えない。313系2連との併結が実現するのだろうか。
というわけで設営が終わった17日は東静岡から静岡を通り越し、その先の安倍川に向かった。ここは線路がほぼ南北に走っているので、下り列車の側面に陽が当たる。17:53の浜松行きは後ろ3両が元セントラルライナーの8000番代。
18:05の島田行きは211系の6連。
18:12の浜松行きも211系の6連。側面に影が落ちてきたがまだ撮れる。
18:12、373系のホームライナーが通過。
18:24、豊橋行き。これも後ろ3両が8000番代。
313系8000番代との連結部。もちろん幌はつながっている。
18:36、浜松行き。もう太陽は隠れたし、5本連続で211系を堪能したから、本日の撮影はここまでとする。どうでもいいことだが、いままでの211系は編成番号の頭がLLだったのに対しこの編成はSS。その違いはSS編成が小断面トンネル対応の折りたたみ高さが低いパンタグラフを装備していたからで、クモハの車号は5600番代に区分される。現在はシングルアーム式に取り換えられたので、実質的な違いはない。
18日は朝から快晴。7時にホテルを出で朝食をすませ、草薙に向かう。ここはバックに新幹線が走るが中線があって適度に引きが取れるし、8~9時頃は編成写真を撮るのに絶好の光線状態になる。乗ってきた静岡7:50発の列車は前3両が313系8000番代で、この地区での初乗りになった。
8:04発は313系2500番代の6連。ここで313系の番代区分を学習しておこう。基本の0番代は転換クロクシート(一部は固定)、1000番代は車端部のみロングシート、2000番代はロングシート、3000番代はボックス式クロスシート、5000番代はドア間がすべて転換式となり、セミアクティブダンパと車体間ダンパを備えたハイグレードバージョン、8000番代は元セントラルライナー用となる。さらに100番代は3連が500番代、2連が300番代という区別がある。この法則に従い、3連の元セントラルライナーは電動車が8500番代になっている。
静岡地区ではロングシートが災いして評判がいまひとつの313系だが、性能は申し分ないしロングシートも掛け心地がよく、車両としての完成度は高い。さらに新幹線の技術が活かされているのか、JR東海管内は線路状態もよく、地元の中央線では直線区間でも感じる不規則な横揺れもほとんど感じない。
8:15の熱海行きは211系の6連。トイレがないことを除けば座席も厚みがあって掛け心地はよいし、悪い車ではないと思う。
8:30発は313系。この間に特急「ふじかわ」が通過したが、屋根の下で一休みしていて撮り逃がした。
8:42発も211系の6連。
8:45、20分ほど前の静岡行きが回送で戻って来た。前2両は1300番代、後2両は3000番代。転入してきた転換クロス車は車両区に固まって留置されていたが、営業運転に就いているのは初めて見た。
8:51発は313系。以前のような211系と313系の併結はあまり見かけない。211系の置換え前提で運用を分けているのだろうか。
8:59、313系8000番代を綺麗に撮れたところで朝練は終了。6連ではトイレが編成の中程に来るよう、熱海寄りに連結されるのが原則のようだ。19日の帰りは運良く8000番代の列車に当たり、熱海までの1時間少々は得した気分だった。約1時間で貨物列車が下りは3本通過したのに、上りは1本も来なかったのが残念。
夕方も再び安倍川で一仕事。昨日より1本前の4連が撮れた。211系の2連はクモハが6000番代で本来は御殿場線用に新製されたのだが、東海道本線でよく見かける。土曜だからホームライナーの運転はなく、このあとも車両はほぼ昨日と同じだったので割愛する。
草薙には終焉間近の113系を撮るため、2007年3月2日にも訪れている。当時はまだブルトレも走っていた。
211系は先頭の行き先表示が普通のまま。パンタグラフのシングルアーム式への取換えが進められている時期だった。
313系は新製間もなくでピッカピカ。ピーク時には9連もあった。
113系は8連もあった。
17年前との違いは、新幹線の防護壁が変わったくらいか。
6月1日から運転開始の315系は4連なので、そのままでは6連の置換えには使えない。313系2連との併結が実現するのだろうか。