モハメイドペーパーの      何が出てくるか 2.2

かなり「鉄」分が多めの内容になっています。 バックナンバーはこちらから http://jorc.livedoor.blog/   http://jorctk.cocolog-nifty.com/

2024年02月

二階建てバスの世代交代

本日は4年に一度の2月29日。なにはなくとも日付を確保しておきます。
で、ブログの中身はバスの話。JR系の高速バスで一定の勢力を保っている二階建てバスですが、本日限りで国産車が引退となり、現役はすべて外国製となります。

*追加画像あり

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これがJR路線では見納めとなる三菱ふそう製のエアロキング。JR東海バスの所属で2022年9月28日(発駅基準)に乗車した。すでに2010年で製造打切りとなっていて、この時点で営業用に使用しているのはJR東海バスだけだった。他社と違い、2階の最前列が1人掛け2列のビジネスシートに変更されている。

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これはJRバス関東所属車で、2014年5月24日に乗車している。

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同じ年の9月19日に乗車。5月に乗ったのと同じ車両だ。

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この時は2階の最前列に座って大阪まで乗り通した。前に止まっているのはハイデッカータイプ。

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ハイデッカーと並ぶと高さの違いがよくわかる。

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白塗装でプレミアムドリーム仕様の車両もあった。2016年2月10日に乗車。

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2023年4月21日、バスタ新宿。これが私としては最後の撮影になる。2022年9月に乗ったのと同じ車号だ。

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出入り口がない方の側面。前日の撮影で車号は一番違い。

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今のところ国産の後継車はないが、2016年から外国製の車両が戦列に加わっている。外観の特徴はフロントガラスの1階部分がほぼ垂直で、2階にはワイパーがない。

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反対側のサイドビュー。

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後ろ姿。ボディーはベルギーのバンホール(VanHool)製で、赤丸の部分にそのエンブレムがある。シャシーはスウェーデンのスカニア製で直列6気筒12,742cc、302kW(410ps)のエンジンを備える。全長11.98m、自重19.13t、定員58人+車椅子1人。

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JRバスだけではなく、京王バスでも導入されている。

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地元の関東バスでも見かけた。
個人的には天井が低い二階建てバスはあまり好きではないが、外国製は未体験なので、一度は乗っておきたい。

*追加

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オープントップに改造され、京急で再デビューした車両もある。2017年11月2日撮影。

パシフィコ横浜でCP+

毎年恒例のカメラショーがCP+という名前に変わってもう何年になるのか。今もってこの名前には馴染めません。最近は特に興味を惹く新製品もないけど、恒例行事として見に行ってきました。

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期間は22~24日で、唯一晴天になった24日に出陣。会場のバシフィコ横浜までは新宿から地下鉄副都心線~東横線~みなとみらい線というルート。入場口は建物の一番左になる。

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ネットで申込めば入場料は無料。こいつを首から下げ、入口でQRコードを確認して関門を通過する。

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会場の案内図。細長い所を何回か往復しないと全部を見きれない。

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これは無料で貰える。参加するメーカーが減ったのか、数年前までに比べるとかなり薄くなった。

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メインではないが、これが一番おもしろかった。

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こういう表現は素直に受け入れられない。AB型だからかな。

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セコニックという名前は懐かしい。8mm撮影機を作っていた時代もあるが露出計が本業で、昔のカメラマンは必ずスタジオデラックスを使っていた。

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ティアック(TEAC)といったらテープデッキ屋で、私もこのメーカーのカセットデッキを使ったことがある。

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レンズでお世話になっているパナソニック。最近は一眼レフスタイルのカメラばかりなのでつまらなくなった。

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オリンパスでなくなったからではないけど、今のところ特に欲しいというカメラやレンズはない。このほかに出展しているカメラメーカーはニコン、キヤノン、フジフイルム、ソニーくらいで(シグマもカメラを出しているが)、ペンタックスを吸収したリコーは何故か参加していない。

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三脚のスリック。以前は取扱いを説明する名物オジサンがいたけど、もう退職されたのだろう。

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外国ブランドのレンズを作るコシナ。

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フォクトレンダーのウルトロンと聞けば、昔使ったビテッサLの記憶が蘇る(自己陶酔なので、そんなの知らんという人は無視してください)。

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何故かプラレールのコーナーもあった。

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外ではこれが協賛。

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腹も減ってきたけど、芋だけでは昼飯にならないからパス。

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帰りは京急に乗るつもりなので、桜木町に向かって歩く。

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日本丸が係留されている。

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船体の整備のため公開は休止。

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よく見る帆の補修をしいるらしい。

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さらに引いてみる。なんと、作業している人の足場は1本のワイヤーだけ。命綱はつけているんだろうけど。

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桜木町駅前は数年前に閉店した川村屋が復活していた。ひと駅JRに乗り、横浜で京急に乗換え。ホーム下のえきめんやで昼食とした。

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京急は神奈川新町で電車を眺める。デュアルシートの1890代が急行に入っていたが、発車シーンの後追いは上り急行の到着で撮れなかった。30分ほど待っても最新の1701と1501のハイフン編成は現れず、特急で品川に向かう。

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品川の元JRの電留線だった跡地には、こんな構築物ができあがっていた。足場にしてはガッチリしているが、本来の高架橋ではないようだ。

辛子色のEF65

昨年秋に運用落ちとなったEF652127、廃車前提なのに最近はあちこちの撮影会に引っ張り出されて注目度が高まっています。

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狙ったわけではないけど、私も1枚撮っている。2017年6月20日、米タン狙いでたまたまその日の牽引機がこれだった。ごく当たり前のJR貨物の更新機だが、前面の貫通扉が芥子色になっていることから「からし」と呼ばれ、この頃から注目度が高まっていた。
JR貨物の更新機は電気方式に関係なくブルーと白っぽいクリームの塗り分けとなり、運転室扉を交流機は赤2号、交直流機は赤13号に塗って出自を明らかにしていた。しかし、直流機は青15号とならずに芥子色としたのは、車体色と被るのを避けたのだろう。さらに広島工場施工車は前面の貫通扉も辛子色に塗られ、一部のマニアから注目を集めることになった。

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広島工場で更新されたEF65は1両だけではないから、貫通扉も辛子色のEF65は複数存在した。これは2003年10月7日に甲子園口で撮影したEF651093 。左に折り返し線の停止標識が入ってしまうので、数枚撮っただけで場所を変えた。この時は貫通扉の色に気付かなかった。
履歴を調べてみると、1093号機、1127号機(2127の原番号)ともJR西日本で2001年6月に廃車となり、前者は同年7月、後者は同年8月にJR貨物で車籍復活している。

羽根木公園で梅を見る

本日(20日)の東京は最高気温が23.7度と5月上旬なみのバカ陽気。しかし、明日以降は真冬の寒さに戻り、天気予報は雨マークが続いています。そんな貴重な晴れ間に家に籠もって模型の工作なんかをしているのは野暮の極み。模型のことはしばし忘れて、今が盛りの梅を見に出かけました。

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新宿から小田急に乗るが、これは2月8日の撮影で、本日は1枚も車両を撮影していない。

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下北沢の2駅先、梅ヶ丘で下車。丘と付いているけど地形的にはとなりの世田谷代田から一気に下った位置にある。高校に通っていた頃は小田急で数少ない島式ホームだった。

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コンコースにはこんな横断幕が出ている。

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その「梅まつり」のメイン会場となるのが、駅のすぐ北側にある羽根木公園なのだ。

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北口を出て赤堤通りを渡り、奥に見える木立が羽根木公園。

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北側は運動施設で、梅林は赤丸で囲んだ西側のエリアになる。

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平日でもこの人出。

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年輩の夫婦とか、オバサンのグループが多いのはどこでも同じ。

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かなり本格的な装備で撮影する女性も増えている。

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園内は結構起伏が多い。

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紅梅、白梅の比率は3:7くらいか。

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アップで撮ってみる。

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これは半逆光。

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空がもう少し青く抜けるとよいのだが。

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木によってはまだ蕾も多い。

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何やら曰くがありそうな木。

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「こちふかば・・・」で有名な飛梅の分身で、太宰府天満宮から寄贈されたもの。

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中村汀女の句碑もある。

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公園に近い世田谷の代田に住んでいたそうだ。

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花の蜜を吸う蜂。すぐに飛び立つので意外に撮りにくい。鶯は姿も声も確認できなかった。

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ズームレンズは後ボケがあまり綺麗ではないから、背景は少し離れている方がよい。

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これは八重かな。

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公園の東側。右奥が見晴台になるが、回りに家が建て込んで、あまり見晴らしはよくない。

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子供の遊び場もある。

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1時間ほど散策して駅に戻る。国士舘大学もだいぶイメージが変わった。私が通学している頃の国士舘の高校生といったら・・・。

西武鉄道、高架になる東村山の配線を想像してみる

西武鉄道新宿線の東村山は高架化工事が進行中。1月30日現在でだいぶ形になってきています。

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下り(本川越方面行き)列車の先頭から様子。東村山に到着する寸前で、下り線は国分寺線を跨ぐため、かなり高い高架になっている。

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駅部分の高架はほとんどできあがっているようで、架線柱も建てられている。

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西口(下り線側)から所沢方向を見たところ。

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東口の広場から。ホームの上屋もほぼできあがっている。

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西武新宿寄りの踏切から国分寺線を乗り越す部分を見る。左端の架線柱の奥あたりで国分寺線が下り線の下を潜る。

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上り列車の先頭から。信号機の奥が交差部分になる。

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国分寺線の西側から。左(駅方向)に向かって下り線は高度を下げ、国分寺線は下り線と同じ高さになるまで上り勾配が続く。

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所沢寄りの高架開始部分。以前、撮影に来た場所で、駅からは10数分歩く。

ということで気になるのは高架駅の配線。西武鉄道のHPにあるのは2面4線の断面図だけで、新宿線が外側で国分寺線と西武園線が内側なるということしかわからない。もともとは3面6線だったからかなり集約されるわけで、どういう配線になるかを想像してみた。

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2面4線で最も単純な配線はこうなる。ただし、新宿線が外側という条件に当てはまらないから、この案はボツ。
*図はすべて上が西側(下り線)で、ポイントの向きは無視している。

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国分寺線が下り線をアンダークロスして内側に入るという条件を活かすとこうなるだろう。国分寺線と西武園線が1本のホームに止まるのは現状どおりとした。朝ラッシュ時、国分寺線の一部は上り線(図の下から2本目)からの発着となる。
しかし、HPでは内側2線がそれぞれ新宿線下り・国分寺線・西武園線、新宿線上り・国分寺線・西武園線となっているので、この配線では上から2番目が新宿線の副本線として使えない。

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こうすれば内側2線を新宿線の副本線として使える。国分寺線と西武園線は同じホームでの縦列停車を止め、別ホームからの発着となる。新宿線~西武園線の直通運転もできるが、西武園線と新宿線下りは平面交差になってしまう。運転本数が少ないからなんとかなるという判断なのだろうか。
プロフィール

モハメイドペーパー

1946(昭和21)年1月生まれ、男、AB型。中央線(JR)の沿線に生息しているので、鉄道は複線で電化され、電車が頻繁に走るものと認識している。鉄道関係のライターが本職となり、現在も細々ながら現役。趣味はカメラいじりと模型製作。

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